【カナダ移住体験談:年明けの花火】

花火というと、日本では夏休みにあちこちで行われる花火大会を想像しますが、カナダでは花火は夏に限らず、大きなイベントの時にあちこちの街で行われます。

カナダで花火が必ず打ち上げられるのが、7月1日のカナダデーと、そしてカウントダウンの後の年明け。

私たちの住んでいるところでは、テレビの接続の関係か、カウントダウンは東側のナイアガラ、もしくはニューヨークのカウントダウンのみなので、テレビを見ていると3時間早く、21時にカウントダウンをみることになります。

そして、実際の0時のカウントダウンには、なんと、そのナイアガラもしくはニューヨークのカウントダウンが再放送されるものをみることになります。そんなこともあり、カナダに来てからは、クリスマスは盛大にお祝いするものの、年明けはカウントダウンだけ一応起きて過ごし、お正月というものも特別なく新年を迎えます。

カナダデーの花火はほとんどの街で行われますが、カウントダウンの花火はバンクーバーやトロント、ナイアガラなど、割と大きな街のみで行われているようです。私達の住んでいる街はそこまで大きくないので、街で行われる花火はないのですが、カウントダウンと共に毎年花火をあげてくれる人が近所にいるので、その花火を楽しんでいます。

お正月は、日本ではクリスマスが終わると一気に街中はお正月の雰囲気に変わります。しかし、カナダは、クリスマスが終わっても街の中はクリスマスのまま。年があけてお正月を迎えても街の中はまだしばらくクリスマスのままで、1月中いっぱいあたりまでは街中でもクリスマスツリーを見かけます。
クリスマスソングだけは、クリスマスが終わるとなくなるお店が多いような気がします。

日本のように、年内に大掃除を済ませて、新年を新しい気持ちで迎える、というのに対し、カナダはクリスマスホリデーから始まり、この季節はのんびりとリラックスして過ごす、という文化のようです。

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