アルゼンチン移住

大自然と独特の文化が堪能できる南米大陸の国

南米大陸に位置する連邦共和制国家のアルゼンチン。西と南にチリ、北にボリビア、パラグアイ、北東にブラジル、ウルグアイと国境を接し、東と南は大西洋に面しています。ラテンアメリカの中ではブラジルに次いで2番目に領土が大きく、世界全体でも第8位の国土面積を誇り、世界最大の滝「イグアス」など規格外の自然が魅力です。

在住日本人は約11,600人

アルゼンチンで暮らす日本人は約11,600人。世界で20番目に日本人が多く暮らしている国ですが、そのうちの95.6％以上にあたる約11,100人は永住者で、永住権を持つ日本人移住者の割合は世界でも極めて高い国と言えるでしょう。また、全移住者のうち最も多い年代は60代以上のシルバー世代で、全体の約61％を占めています。

アルゼンチンの気候

アルゼンチンの気候は地域によって大きく異なり、亜熱帯気候、温帯気候、乾燥帯気候、寒帯気候の4つに大別されます。北部は非常に蒸し暑い夏と穏やかで乾いた冬があり、南部の夏は心地良い暖かさですが、冬になると寒さが厳しく、特に山岳地帯では豪雪に見舞われます。このように南北で大きな差があるため、南米大陸における観測史上最高気温と最低気温は共にアルゼンチンで観測されています。

ブエノスアイレスの気温と降水量

ブエノスアイリスの年間気温と降水量は以下の通りです。

コルドバの気温と降水量

コルドバの年間気温と降水量は以下の通りです。

アルゼンチンの治安

まずは、グラフをご覧下さい。国連の統計局によるアルゼンチン国内の犯罪データです。イメージを掴みやすくするために日本のデータも併記します。

※単位は10万人あたりの人数
データ参照元：国際連合世界統計年鑑　NR=報告・データなし

強盗事件が多いアルゼンチン。特に大都市のブエノスアイレスでは、ケチャップ強盗や窃盗集団によるスリが毎日のように起きています。観光地とされている周辺は警察が目を光らせているので比較的安全ですが、一本裏通りに入るだけで雰囲気はガラリと変わります。なかでも気を付けたいのが、ビシャと呼ばれるスラム街。トラブルに巻き込まれても警察は介入してくれない無法地帯で、ドラッグ中毒者も多いため絶対に近寄らないようにしましょう。