タイ移住データ
データ
人口(人) | 面積(㎢) | 年間平均気温(℃) |
---|---|---|
68,150,000 | 513,120 | 29.0(バンコク) |
年間降水量(mm) | 主要言語 | 日本との時差 |
1,498(バンコク) | タイ語 | マイナス2時間 |
データ
長期滞在向けビザ | ビザなし滞在 |
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リタイアメントビザなど | 30日以内 |
データ
日系企業数 | 日本食飲食店数 | 日本人学校(補習校含む) |
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1,7806位/50 | 2,1307位/50 | 510位/50 |
データ
GDP(10億USドル) | 1人あたりのGDP(USドル) | 2017年失業率(%) |
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407.11 | 5,901.75 | 0.75 |
※順位は海外移住.com掲載国50ヶ国の順位から算出しています。
アジア屈指の近未来都市は表情豊かな仏教国
日本人が快適に過ごせる国
仏教王国としての信仰を守り、また国の頂点に君臨する国王を尊い存在として崇拝するタイでは、多くの規律のもとで人々が明るく穏やかな生活を送っています。急速な発展を遂げ、未来都市と表現されることもある首都のバンコクでは、BTS(高架鉄道)やMRT(地下鉄)など交通の便も充実しており、移動手段の良さは日本と遜色ありません。また、伊勢丹や紀伊国屋など、日系企業が進出しており、日本食のレストランや居酒屋、日本の食品を扱うスーパーもあるため、親しみやすい環境で不便の感じない生活を送ることができます。
夜中まで活気のあるパタヤ、ツーリストで溢れるリーゾト地のプーケット、歴史的寺院が点在しているチェンマイ、どことなく懐かしい雰囲気が漂うチェンライなど、都市によって異なる景観と佇まいが魅力のタイは、世界中の人々から移住先として大きな注目を集めています。
70,300人以上の在住日本人
日本企業の駐在員と家族、現地採用者、学生、シニア世代など、年齢も職業も異なる日本人が70,300人以上暮らしているタイ。在住者は首都のバンコクに集中していますが、日系企業の多いシラチャ、シニア世代からの支持が高いチェンマイなど、幅広いエリアで日本人が生活しています。
海外における在住日本人の人口密度が世界で最も高く、さらに日本からの観光客も非常に多いため、様々なシーンで日本の看板を見かけることができ、そのジャンルも多種多様。クリーニングや歯科、鍼灸や和菓子店まで、街には日本人向けのサービスが溢れ、語学に不安のある人でも暮らすことのできる国です。
在留邦人に関するデータ
こんな人にオススメ!
日本のような利便性を求めるなら
タイの首都・バンコクは急激な発展を遂げ、交通の便が充実しています。複雑な路線バスや、渋滞にハマることの多いタクシー、料金交渉が面倒なトゥクトゥクなどを利用しなくても、気軽に移動できる点が最大のメリットと言えるでしょう。
また、在留邦人の数だけではなく、現地での日本ブームも後押しして、日本製品や日本食の購入に困ることはないので、リーズナブルな価格で日本のような利便性を求めたい方にオススメできる都市です。
避寒地としても大人気
年間を通じて同じ移住先で暮らすのではなく、一定の期間だけ特定の国や地域に滞在する方法も考えてみてはいかがでしょうか?タイは、11月~3月が乾季と言われており、なかでも12月~2月は全く雨が降らない年もあるほど晴天に恵まれています。日本が厳しい冬を迎える期間だけ、限定的にタイでロングステイを行う場合は、観光ビザで簡単に住むことができます。また、その他の国に移住したい人でも、タイは日本人が暮らしやすい国なので、本格的な移住を始める前の練習としても適している国だと言えます。
ただし、タイ北部のチェンライやチェンマイでは、乾季になると朝晩を中心に冷え込む日があります。各月の気温などを参考に、服装や持ち物の準備をしましょう。
リーズナブルに毎日をエンジョイ!
タイでは何をするにもリーズナブルで、エステやゴルフなど日本では「贅沢」だと捉えがちなことでも、考えられないような料金で楽しむことができます。しかし、せっかくタイで暮らすのなら、体験して欲しいことがタイ伝統の古式マッサージ。「世界で最も気持ち良いマッサージ」と称され、日本でも浸透しつつあるリラクゼーションです。
昔から現地の人にも受け入れられているタイ古式マッサ―ジは、どのエリアにも店舗があり、通りによっては、何軒も連なっていることさえあります。気になる料金は安いところで1時間100バーツ(約320円)~。近年は物価の上昇に伴って、マッサージの料金も値上げ傾向にありますが、それでもまだまだリーズナブル。ためらいなく通える料金なので、リフレッシュの意味合いも込めて、身体のコリや日頃の疲れを解消しましょう。
マッサージではチップを忘れずに
基本的にはチップの習慣がないタイですが、ホテルやレストラン、マッサージなどではチップを渡した方が良いと言われています。強制ではないので、どんな時でも渡さなくてはならないものではありませんが、特にマッサージ師は給料が安く設定されており、チップ前提でサービスを行っています。
心付けなので相場は決まっておらず、在住者や現地の人の間でも見解は分かれていますが、庶民的なマッサージ屋の場合は1時間につき20バーツ(約64円)~50バーツ(約160円)、高級なマッサージ屋では1時間につき50バーツ~100バーツ(約320円)を渡す人が多いようです。なお、チップは施術や会計が終わり、店を出るタイミングで施術をしてくれたマッサージ師に手渡します。
こんなところに要注意!
誘惑の多い夜の繁華街には気をつけて
世界中から観光客が集まっているタイでは、ツーリストポリスと呼ばれる警察官が繁華街に駐在しており、治安は以前と比べて劇的に改善されました。しかし、窃盗などの軽犯罪だけではなく、麻薬に関する犯罪も多く、夜の繁華街を中心に広まっています。最高刑は死刑となるため、安易な気持ちで薬物に手を出さず、また、他人から荷物を預かることのないようにしましょう。
タイで慎みたい行動
タイの国民は国を象徴する人物として国王や王室を尊敬しています。冗談のつもりであっても、侮辱する言動と判断された場合は、外国人と言えども不敬罪になることがあります。同様に僧侶の存在も尊いとされており、公共の場所では僧侶の優先席が用意されています。特に女性は、僧侶に触れてはいけない決まりがあるので(修行が無になると考えられています)、敬虔な仏教徒であるタイ人のしきたりを尊重しましょう。
寺院での服装に気を付ける
タイの観光の目玉としても知られる数々の寺院。タイに移り住んでからも、目にする機会や日本から来る友人をアテンドする機会があると思います。しかし、気を付けたいのが寺院での服装。タイ人にとって信仰はとても高貴なもので、寺院は神聖な場所だと考えられています。
肌の露出が多い服装を禁止している寺院が多く、時には寺院への入場を断られることさえあります。信仰心に敬意を払う意味でも、寺院を訪れる際は肌が隠れるような服装で向かいましょう。
タイと日本を比べてみよう!
日本 | タイ | ||
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人口(人) | 126,750,000 | 68,150,000 | 日本のほうが1.9倍多い |
面積(㎢) | 378,000 | 513,120 | タイのほうが1.4倍広い |
平均気温(℃) | 16.1(東京) | 29.00 | タイのほうが12.9℃高い |
年間降水量(㎜) | 1,467(東京) | 1,498 | タイのほうが31㎜多い |
GDP(10億USドル) | 4,934.54 | 407.11 | 日本のほうが12.1倍多い |
1人あたりのGDP(ドル) | 38882.64 | 5,901.75 | 日本のほうが6.6倍多い |
失業率(%) | 2.89 | 0.75 | 日本のほうが2.1%多い |