ドイツ移住データ
データ
人口(人) | 面積(㎢) | 年間平均気温(℃) |
---|---|---|
80,680,000 | 357,000 | 9.6(ベルリン) |
年間降水量(mm) | 主要言語 | 日本との時差 |
571(ベルリン) | ドイツ語 | マイナス8時間、サマータイム中はマイナス7時間 |
データ
長期滞在向けビザ | ビザなし滞在 |
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就労ビザなど | 観光目的での滞在の場合、あらゆる180日の期間内で最大90日間(シェンゲン協定加盟国) |
データ
日系企業数 | 日本食飲食店数 | 日本人学校(補習校含む) |
---|---|---|
1,8104位/50 | 46022位/50 | 192位/50 |
データ
GDP(10億USドル) | 1人あたりのGDP(USドル) | 2017年失業率(%) |
---|---|---|
3,479.23 | 42,176.85 | 4.17 |
※順位は海外移住.com掲載国50ヶ国の順位から算出しています。
中世の面影を残す美しくて安全な国
調和の取れた国で暮らす!
食べ物も美味しく環境にもやさしいドイツ。
ドイツで暮らすメリットは沢山あるものの、多くの移住者を魅了し続けているポイントは、なんと言っても美しい街並みでしょう。
ヨーロッパでは歴史を重んじる傾向が強いため、ドイツでも中世の面影を残しながら、近代的な発展を遂げています。
もともと古城の多いドイツは、他国以上に景観が美しく、壮大な自然や建物と見事なまでに調和が取れています。
無作為にビルが並ぶ風景よりも幻想的で、そんな街並みの中で本場のビールや美味しいワインを嗜めば、穏やかな気持ちになること間違いナシ!
また、鉄道やLCCも充実しているので、気軽にヨーロッパ旅行を楽しむこともできます。
ドイツ人は日本人と共通点が多いと言われがちで、たしかに勤勉であることなど似ている点も多々見られますが、プライベートを重視する傾向が強く、日本のように長い残業を強いられることがありません。
オンとオフの区別をハッキリさせることで、心に余裕が生まれやすくなるでしょう。
在留日本人は約44,000人
ドイツで暮らす日本人の数は約44,000人。世界で8番目に日本人が多く、その数も上昇傾向にあります。
なかでも日本人が多い都市は、ノルトライン・ヴェストファーレン州のデュッセルドルフです。
ドイツの首都はベルリンですが、日本企業がヨーロッパ内で最も多いデュッセルドルフでは、人口の約1%を日本人が占めるほど、日本人が集中しています。
そのため、日本人向けの企業やサービスが多く、日本語を目にすることもできます。
また、ミュンヘンやフランクフルトにも日本人は多く、留学でドイツを訪れている学生も目立ちます。
ヨーロッパの中でも治安が良く、また景観だけではなくインフラにも優れたドイツ。
家賃も手頃なので、ロングステイには抜群の環境と言えるでしょう。
在留邦人に関するデータ
こんな人にオススメ!
ドイツ語だけではなく英語も学べる
ドイツの公用語は言わずと知れたドイツ語ですが、実はオーストリアやルクセンブルク、リヒテンシュタインでもドイツ語が公用語となっており、ほとんどの国民がドイツ語を話します。
また、スイスでも人口の約64%がドイツ語を話すため、公用語の一つとなっています。
さらに公用語ではないものの、イタリア、デンマーク、ハンガリー、ポーランド、ルーマニア、カザフスタン、カメルーン、カナダなど、多くの国でドイツ語が話されており、話者人口は1億3,000万人以上と推測され、世界で10番目に話者が多い言語と言われています。
そのため、ドイツ語が話せると世界で活躍できる場は広がります。
また、ドイツでは英語を話せる人も多いので、ドイツ語だけではなく英語を学ぶこともできます。
英語を学ぶ学校へ通うことにより、同じく英語を学びに来ているドイツ人と授業を通じて自然に親しくなれ、結果としてドイツ語の習得にも繋がります。
一度で2つの言語を学ぶことは非常にハードルが高いことでしょう。
しかし、日本人以外の友人ができると、授業以外の時間でも楽しく語学に触れることができるため、学習意識の面も含めて、より積極的な姿勢で打ち込めるようになるでしょう。
芸術の国を肌で感じよう!
ベートーベンやバッハなど、音楽にあまり興味がない人でも知っているほど、音楽史上に名を残す偉大な音楽家を多数輩出しているドイツ。
芸術大国としても知られており、国内には240以上の劇場や何百とも言われるほどの交響曲オーケストラが存在し、年間およそ20万人がオペラや演劇を、3,600万人以上が交響曲オーケストラを鑑賞しています。
ドイツに住む大きなメリットの一つが、そんな世界的にも評価の高い芸術を日常生活に取り入れられること。
日本では縁のなかった分野かもしれませんが、博物館や美術館も多く、音楽だけではなく、文学、美術、建築、デザイン部門でも世界的な存在感を高めています。
博物館や美術館などは、無料開放日もあるので、その日を狙って出掛けてみては、いかがでしょうか?
ドイツの永住権への道
他国では非常に厳しい条件が課せられている永住権。
一般的な生活を送っている人では、ほぼ不可能な金額の投資を求める国もあれば、学歴や語学力、職歴など幅広い項目をポイントに換算し、永住権の申請を認めている国もあります。
ドイツでは、結婚など特別な状況を除いて、まずは5年以上の長期滞在をしてからではないと永住権は申請できません。
この5年間はビザを取得し、合法的な手段でドイツに滞在していることが条件で、充分な税金を納め続けたことを証明する必要があります。
また、申請をしたからと言って誰でも永住権が与えられるわけではありませんが、現在のところ約11,200人の日本人がドイツの永住者として暮らしており、長期滞在者を含めた在留邦人全体の約25.5%にも該当します。
全ての在留者の合計人数では、世界で日本人が8番目に多い国ですが、永住者に限定すると世界で6番目に日本人が多い国になります。
※永住権のルールは変動します。また、今度は厳しくなることが予想されています
こんなところに要注意!
冬は厳しい寒さが到来
快適な夏を過ごせるドイツですが、冬には厳しい寒さが到来し、その期間も非常に長いため、寒さが苦手な方は別の移住先を検討した方が良いかもしれません。
それほど、ドイツの冬は長く、早ければ秋のシーズンから朝晩は冬のような寒さが不意に訪れます。
また、春になっても、いきなり気温が落ちる日も多く、なかなか安定しません。
ドイツ国内でも北西部の都市なら、やや寒さが回避できますが、東部や中南部の冬は-15℃まで下がる日があり、春になっても、気温の上昇は緩やかです。
さらに、寒さだけではなく、ドイツの冬の空は暗く、すっきりとした冬晴れになることは、ほとんどありません。
ドイツ全体では、山岳地帯や南部を除いては雪があまり積もらないため、10cm程度の積雪でも、鉄道やバスのダイヤは乱れ、道路も渋滞してしまいます。
日本でも東京都心や関西方面の都市部では、雪が積もると交通のダイヤが大幅に乱れるため、なんとなく状況は想像できるでしょうが、路面の凍結によって事故も多発する季節なので、車を運転する際やバス、タクシーなどを利用する際は充分に注意をしましょう。
日曜・祝日はスーパーも!?
ドイツには閉店法の名残があり、現行では以下の時間帯で多くの販売業は閉店をしています。
◆日曜日および公的祝日
◆月曜~土曜の6時前と20時以降
◆12月24日の6時前と14時以降
州によって時間も異なり、薬局、ガソリンスタンド、駅、空港については別の個別規定があります。
近年は見直しがされたこともあって、20時以降でも空いているお店を見かけることもありますが、ほとんどのスーパーやデパート、ショッピングモールは営業時間を20時迄としており、日曜や祝日は営業していません。
キオスクやレストラン、駅構内のスーパーなどは日曜でも営業しているところもあるので、自宅に食べ物の買い置きがなくても心配ありませんが、24時間年中無休のコンビニが至るところにある日本の生活に慣れていると、夜中にトイレットペーパーや洗剤の在庫を切らしてもあまり困らないため、慣れるまでは不便な想いをしてしまうかもしれません。
土曜日にまとめ買いをするなど、少しでも早く生活のリズムを作ることが大切でしょう。
ドイツと日本を比べてみよう!
日本 | ドイツ | ||
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人口(人) | 126,750,000 | 80,680,000 | 日本のほうが1.6倍多い |
面積(㎢) | 378,000 | 357,000 | 日本のほうが1.1倍広い |
平均気温(℃) | 16.1(東京) | 9.60 | 日本のほうが6.5℃高い |
年間降水量(㎜) | 1,467(東京) | 571 | 日本のほうが896㎜多い |
GDP(10億USドル) | 4,934.54 | 3,479.23 | 日本のほうが1.4倍多い |
1人あたりのGDP(ドル) | 38882.64 | 42,176.85 | ドイツのほうが1.1倍多い |
失業率(%) | 2.89 | 4.17 | ドイツのほうが1.3%多い |
ドイツ大使館
住所:東京都港区南麻布4-5-10 電話番号:03-5791-7700
URL:http://www.japan.diplo.de/Vertretung/japan/ja/Startseite.html