パラグアイ移住データ
データ
人口(人) | 面積(㎢) | 年間平均気温(℃) |
---|---|---|
6,730,000 | 406,752 | 23.3(アスンシオン) |
年間降水量(mm) | 主要言語 | 日本との時差 |
1,401(アスンシオン) | スペイン語、グアラニー語 | マイナス13時間、サマータイム中はマイナス12時間 |
データ
長期滞在向けビザ | ビザなし滞在 |
---|---|
就労ビザなど | 90日以内 |
データ
日系企業数 | 日本食飲食店数 | 日本人学校(補習校含む) |
---|---|---|
23029位/50 | 3045位/50 | 135位/50 |
データ
GDP(10億USドル) | 1人あたりのGDP(USドル) | 2017年失業率(%) |
---|---|---|
27.44 | 4,003.28 | 6.00 |
※順位は海外移住.com掲載国50ヶ国の順位から算出しています。
日本との友好関係が続くパラグアイ
南アメリカ中央南部に位置する共和制国家のパラグアイ。東と北東をブラジル、西と北西をボリビア、南と南西をアルゼンチンに囲まれている内陸国です。国土の約20%を森林が占め、主力産業の農業にGDPの80%以上を依存しています。1937年に日系人が初めて移民として入植して以来、日本とパラグアイは伝統的に友好関係が続き、1993年には首都アスンシオンの郊外にパラグアイ人によってNIHON GAKKO(日本学校)が創設されました。また、2011年の東日本大震災では、日本人移民農家を中心に「100万丁豆腐プロジェクト」が発足し、100万丁分の大豆や製造加工費が支援されました。
今でも有効な日本パラグアイ移住協定
現在、パラグアイ全土で暮らす日本人移住者は約4,000名です。1959年に日本政府とパラグアイ政府の間で結ばれた移住協定により、日本からパラグアイに8万5000人の移住者を拠出することになりましたが、未だ定数に満たないため、この協定は現在(2017年)でも有効で、手続きに則って申請すれば現地に移り住むことができます。当初は農業開拓としての移住でしたが、現在は首都アスンシオンなどの都市部を中心に、日本食レストランやゲストハウスなどのサービス業、工業、金融業など幅広い分野で日本人が活躍しています。また、「日本人は勤勉で誠実である」と高い評価を受けており、ピラポやラ・パス移住地では日系人が市長や市会議員に当選しています。
在留邦人に関するデータ
パラグアイの気候
亜熱帯気候に属し、西部のチャコ地方から東部のブラジル国境地帯へ向かって年間降雨量は多くなります。また、内陸性の気候のため、気温の年較差が大きく首都アスンシオンの年間平均気温は約23℃ですが、夏(11月~3月)は40℃近くになる一方で、冬(6月~8月)は場所によって降霜が見られることもあります。気温の日較差も激しく、特に春(9月~10月)および秋(4月~5月)は、早朝と日中の温度差が20℃を超え、1日のうちに四季があると言われます。
アスンシオンの気温と降水量
アスンシオンの年間気温と降水量は以下の通りです。
平均最高気温(℃) | 平均最低気温(℃) | 降水量(㎜) | 降水日数(日) | |
---|---|---|---|---|
1月 | 33.5 | 22.8 | 147.2 | 8 |
2月 | 32.6 | 22.3 | 129.2 | 7 |
3月 | 31.6 | 21.3 | 117.9 | 7 |
4月 | 28.4 | 18.6 | 166.0 | 8 |
5月 | 25.0 | 15.7 | 113.3 | 7 |
6月 | 23.1 | 13.8 | 82.4 | 7 |
7月 | 23.2 | 13.1 | 39.4 | 4 |
8月 | 24.8 | 14.3 | 72.6 | 5 |
9月 | 26.4 | 15.9 | 87.7 | 6 |
10月 | 29.2 | 18.6 | 130.8 | 8 |
11月 | 30.7 | 20.1 | 164.4 | 8 |
12月 | 32.3 | 21.8 | 150.3 | 8 |
シウダー・デル・エステの気温と降水量
シウダー・デル・エステの年間気温と降水量は以下の通りです。
平均最高気温(℃) | 平均最低気温(℃) | 降水量(㎜) | 降水日数(日) | |
---|---|---|---|---|
1月 | 32.0 | 21.7 | 193.1 | 11 |
2月 | 31.6 | 21.5 | 165.7 | 10 |
3月 | 30.9 | 20.4 | 138.9 | 8 |
4月 | 27.8 | 17.3 | 146.5 | 7 |
5月 | 24.5 | 14.0 | 158.6 | 8 |
6月 | 22.3 | 11.9 | 152.1 | 8 |
7月 | 22.9 | 11.5 | 97.8 | 7 |
8月 | 24.6 | 12.9 | 114.5 | 7 |
9月 | 26.1 | 14.6 | 149.2 | 9 |
10月 | 28.5 | 17.3 | 193.7 | 10 |
11月 | 30.2 | 18.8 | 176.6 | 8 |
12月 | 31.4 | 20.8 | 165.4 | 9 |
パラグアイの治安
まずは、グラフをご覧下さい。国連の統計局によるパラグアイ国内の犯罪データです。イメージを掴みやすくするために日本のデータも併記します。
年 | 殺人件数 | 暴行件数 | 誘拐件数 | 窃盗件数 | 強盗件数 | 性的暴行件数 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
パラグアイ | 2014 | 8.8 | 11.8 | 0.0 | 581.3 | 307.1 | 64.0 |
日本 | 2014 | 0.3 | 21.0 | 0.2 | 356.2 | 2.4 | 6.8 |
※単位は10万人あたりの人数
データ参照元:国際連合世界統計年鑑 NR=報告・データなし
近年は民主政治が安定し、内乱・クーデター・暴動等が減少したため、他の南米諸国に比べれば治安は安定していると言えるでしょう。しかし、首都アスンシオンなど人口が密集する都市では、オートバイでの拳銃使用の強盗事件や置き引き、車上荒らし等が頻発しています。貴重品を持ち歩かない、荷物は身体から離さない、昼間でも暗い道への立ち入りは避けるなど、日頃より用心を怠らないことが大切です。また、住居や車両に護身用の銃を所持している場合があるので、不用意に刺激をしないように気を付けましょう。なお、パラグアイは、デング熱の発症が確認されている地域であり、特に夏期は流行しやすくなるため、必要な情報を入手して予防対策を講じるようにして下さい。
パラグアイと日本を比べてみよう!
日本 | パラグアイ | ||
---|---|---|---|
人口(人) | 126,750,000 | 6,730,000 | 日本のほうが18.8倍多い |
面積(㎢) | 378,000 | 406,752 | パラグアイのほうが1.1倍広い |
平均気温(℃) | 16.1(東京) | 23.30 | パラグアイのほうが7.2℃高い |
年間降水量(㎜) | 1,467(東京) | 1,401 | 日本のほうが66㎜多い |
GDP(10億USドル) | 4,934.54 | 27.44 | 日本のほうが179.8倍多い |
1人あたりのGDP(ドル) | 38882.64 | 4,003.28 | 日本のほうが9.7倍多い |
失業率(%) | 2.89 | 6.00 | パラグアイのほうが3.1%多い |
パラグアイ大使館
住所:東京都千代田区一番町2-2 一番町第2TGビル7階 電話番号:03-3265-5271/5272