オーストラリアの永住権を取得する5つの方法
オーストラリアで永住権を取得する方法 世界的な都市と広大な自然が融合したオーストラリアは、フレンドリーな国民性や安定した経済、のんびりとした雰囲気など数々の魅……- オーストラリア
- オーストラリアのビザ
- 永住権
人口(人) | 面積(㎢) | 年間平均気温(℃) |
---|---|---|
24,310,000 | 7,682,300 | 18.2(シドニー) |
年間降水量(mm) | 主要言語 | 日本との時差 |
1,032(シドニー) | 英語 | マイナス1時間~プラス2時間(都市、サマータイムにより異なる) |
長期滞在向けビザ | ビザなし滞在 |
---|---|
永住権など | 3ヶ月以内(ETAS必須) |
日系企業数 | 日本食飲食店数 | 日本人学校(補習校含む) |
---|---|---|
70015位/50 | 1,6301位/50 | 199位/50 |
GDP(10億USドル) | 1人あたりのGDP(USドル) | 2017年失業率(%) |
---|---|---|
1,261.65 | 51,737.23 | 5.73 |
※順位は海外移住.com掲載国50ヶ国の順位から算出しています。
国土が日本の約21倍と非常に広大なオーストラリア。首都はキャンベラですが、最も大きい都市は430万人以上の人口を抱えるシドニー。近代的なビルのなかに、緑豊かな公園が広がる調和の取れた美しい景観は、都市としての魅力を十分に放っており、また世界自然遺産に登録されているブルーマウンテンズやイルカ、クジラなどを見ることができるポートスティーブンスなど大自然も楽しめます。さらに、世界最大のサンゴ礁で有名なグレートバリアリーフや世界最古の熱帯雨林であるウエットトロピックスなど、2つの世界遺産を保有しているケアンズも高い人気を博しています。
オーストラリアで暮らしている日本人はアメリカ、中国に次いで多い、およそ92,600人。5年以上前から、在住日本人が多い国のトップ3はアメリカ、中国、オーストラリアの順で変動がありませんが、在住者数は中国を除いて増え続ける一方で、オーストラリアに関しては5年前より14,000人以上増えています。
企業のグローバル化が加速するに連れて、語学留学のために滞在する学生が増え、さらにワーホリでの滞在先としもオーストラリアは定番の国となっています。滞在先の都市としては、シドニーやメルボルン、ゴールドコースト、ブリスベン、ケアンズなどが人気です。
移住先として人気が高いマレーシアやタイですが、主要言語がマレーシア語やタイ語なので、話している言葉の意味どころか街の看板でさえも、文字なのか記号なのか判別できず、予測すら難しい場合があります。その点、オーストラリアなどの英語圏なら、たとえ英語が堪能ではなくても、知っている単語もあれば、看板に書かれている文字を調べることも可能です。
また、オーストラリアの学校では第二外国語として日本語を選択している生徒も多く、稀に簡単な日本語なら通じることもあります。主要都市には駐在員家族などの日本人が多いため、日本人学校もあり、小さなお子様連れでも安心して暮らすことができる環境です。医療の面でも問題がなく、シドニーやケアンズでは、日本語が話せる医師やスタッフが常駐している病院もあるので、あらかじめ調べておけば、いざという時に安心です。
オーストラリアの主要都市では、洗練された街並みと豊かな自然の景観美を一度に楽しむことができます。日本での生活が都会暮らしだった方は、便利さを失わずに自然を満喫することができ、日本で自然に囲まれながら生活を送っていた方は、自然を失わずに便利さを得ることができます。
穏やかに変化を遂げる四季の中で、圧倒的なスケールの自然を堪能したい人には理想的な国でしょう。ただし、国土面積が広いゆえ、都市によって気候が大きく異なります。どこに住むのか?によって、気温や雨量、自然美などに違いがあるので事前の情報収集は怠らないようにしましょう。
留学やワーホリ先として、長きに渡って絶大な人気を誇るオーストラリア。人気の理由は様々ありますが、第一に教育環境が発達していることが挙げられます。
移民国家であるオーストラリアには、世界中から多くの学生が留学のために集まっています。よって、質の高い授業を行う大学や語学スクールが多く、学びながら様々な国の人と交流することで、言語だけではなく異文化や海外情勢、習慣など、あらゆる情報を得ることができ、物事の考え方や視野が格段に広がります。
また、日本人観光客も多い国なので、病院や銀行、レストランなどでも日本人スタッフもしくは日本語を話せる現地スタッフが働いており、英語が苦手な方や海外初心者でも安心して暮らすことができます。さらに、ワーホリで滞在する人にとって、最も気掛かりな点である就労先。主要都市には日本食レストランも多いため、日本人でも働けるアルバイト先が多く、飲食店以外にはツアーガイドやホテルスタッフ、さらにファームジョブ(農作業)に人気が集まっています。
日本では深夜でも女性が一人で歩いている光景を見かけますが、オーストラリアでは街中の明るい場所を除いては、常識的に考えられないことだと言われています。深夜ではなくても、特に暗くなってからの公園や街灯もしくは人通りのない道では犯罪に巻き込まれる危険性があり、自己防衛の意識が何よりも大切です。
主に治安に関する24の指数項目で平和度をランク化している「世界平和度指数」によると、オーストラリアの平和度は第9位(日本は8位)ですが、一方で国際連合世界統計年鑑によると、オーストラリアの性的暴行件数は人口10万人あたりで年間82.6件と高め。日本が人口10万人あたりで6.8件なので、12倍以上の数値になります。よって現地の人は、いくら日常が平和であっても、このような危機感を常に持っており、夜間の軽率な行動などを控えています。また、女性に限らず男性も、人通りの少ない場所や路地裏の一人歩きは避けた方が無難でしょう。
日本では全国の時間が統一されているので、感覚を掴むことが難しいかもしれませんが、オーストラリア本土ではエリアによって異なる3つの時間帯(タイムゾーン)があります。
よって、日本との時差を考える時でも、一概にオーストラリアで考えるのではなく、どこの都市にいるのか?を考え、その次に、サマータイム期間中であるのか?を考えます。例えば、シドニーは東部時間に該当し、日本との時差はプラス1時間。日本が午前8時の時、シドニーでは午前9時になります。サマータイム期間中はさらにプラス1時間になるので、日本が午前8時の時に午前10時。注意点としては、日本と四季が真逆のため、サマータイムの適用が10月以降からになります。他にも、中部時間、西部時間のエリアがあり、東部・中部時間を採用しているエリアでも地域によってはサマータイムを導入していない都市もあります。
また、本土以外ではロード・ハウ島が別のタイムゾーンを適用しています。
主に東南アジアの国で発給されている年金生活者や退職者向けのリタイアメントビザ。オースラリアも条件に合致していれば申請をすることができますが、東南アジアのリタイアメントビザに比べて、資産条件が厳しく気軽に検討できるビザとは言い難いところがあります。
例として、資産条件を挙げると、地方都市(あるいは人口増加率の低い地域)での生活を希望する場合に必要な金額は、500,000オーストラリアドル以上(約4,320万円)の資産と年間50,000オーストラリアドル以上(約432万円)の所得証明。さらに500,000オーストラリアドル以上の債券投資。
大都市(あるいは人口増加率の高い地域)での生活を希望する場合は、求められる金額がもっと高くなり、750,000オーストラリアドル以上(約6,480万円)の資産と年間65,000オーストラリアドル(約562万円)の所得証明。さらに750,000オーストラリアドル以上の債券投資。また、いずれの場合でも更新時に費用が掛かり、資産的にかなり余裕のある裕福層向けのビザと言えるでしょう。
※こちらの記事の日本円の表記は2017年7月のレートで参考として表記しています。為替相場によって現在の金額は変動している可能性がありますので、ご了承下さい。
日本 | オーストラリア | ||
---|---|---|---|
人口(人) | 126,750,000 | 24,310,000 | 日本のほうが5.2倍多い |
面積(㎢) | 378,000 | 7,682,300 | オーストラリアのほうが20.3倍広い |
平均気温(℃) | 16.1(東京) | 18.20 | オーストラリアのほうが2.1℃高い |
年間降水量(㎜) | 1,467(東京) | 1,032 | 日本のほうが435㎜多い |
GDP(10億USドル) | 4,934.54 | 1,261.65 | 日本のほうが3.9倍多い |
1人あたりのGDP(ドル) | 38882.64 | 51,737.23 | オーストラリアのほうが1.3倍多い |
失業率(%) | 2.89 | 5.73 | オーストラリアのほうが2.8%多い |