オーストリア移住データ
データ
人口(人) | 面積(㎢) | 年間平均気温(℃) |
---|---|---|
8,570,000 | 83,900 | 11.9(ウィーン) |
年間降水量(mm) | 主要言語 | 日本との時差 |
548(ウィーン) | ドイツ語 | マイナス8時間、サマータイム中はマイナス7時間 |
データ
長期滞在向けビザ | ビザなし滞在 |
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就労ビザなど | 1年間(1/1~12/31)の内6か月間 |
データ
日系企業数 | 日本食飲食店数 | 日本人学校(補習校含む) |
---|---|---|
11039位/50 | 16031位/50 | 135位/50 |
データ
GDP(10億USドル) | 1人あたりのGDP(USドル) | 2017年失業率(%) |
---|---|---|
386.59 | 44,232.94 | 6.01 |
※順位は海外移住.com掲載国50ヶ国の順位から算出しています。
芸術と音楽の都 ウィーン
オーストリアはヨーロッパの連邦共和制国家で、中部ヨーロッパの内陸に位置し、西側はリヒテンシュタインとスイス、南はイタリアとスロベニア、東はハンガリーとスロバキア、北はドイツとチェコと隣接しています。名門オーケストラや国立歌劇場、音楽学校を擁する首都ウィーンは「音楽の都」と呼ばれ、モーツァルトやシューベルトなど多くの作曲家・演奏家を輩出しました。また、ヨーロッパ三大美術館と称され、ハプスブルク家が収集した数十万点の美術品や世界屈指のコレクションを誇るウィーン美術史美術館が有名で「芸術の都」とも称されています。
移住者にやさしいオーストリア
日本からの移住者が年間100人ペースで増加し、海外移住先としてじわじわと人気が高まっているオーストリア。日本との2国間協定により、1年のうち最大6ヶ月間の無査証の滞在が許可されており、さらに更新申請をすることも可能です。また2016年より6ヶ月以内の多目的滞在と就労許可が得られるワーキングホリデー査証が新たに制定されるなど、様々な目的・期間に応じた滞在許可制度が充実しています。なお、ドイツ語を母国語としない移住者が多いため、レストランやスーパーマーケット、役所関係の手続きの際でも英語が通用し、子供のいる世帯には外国人であっても国の財源より毎月家族手当てが支給されるなど、子育て制度や環境も充実しています。世界経済フォーラムが2016年に発表した、「仕事における幸福度を感じるヨーロッパの都市」ランキングで、小都市グラーツがパリなどの大都市を抑えて1位を獲得し、ウィーンも4位にランクインするなど、近年は仕事環境の良さもオーストリア移住の魅力として急浮上しています。
在留邦人に関するデータ
オーストリアの気候
オーストリアは暑くて陽気な夏と長く厳しい冬の間に、2~3週間程度の短い春、秋があります。春は3月下旬から5月頃ですが、年によって時期が異なります。このシーズンの天候や気温は読めないことが多いうえ、朝夕は常に冷え込みます。万緑の映える夏は日差しが強く強烈な暑さが続きます。秋は日本より一足早く、8月中旬から気温が下がり始め、風が強いため実際の気温よりも体感温度が低く感じられます。冬は膝まで積雪する厳冬の年もあれば、ほとんど雪の降らない温暖な年もあり、およそ11月から3月までの半年弱にも及びます。
ウィーンの気温と降水量
ウィーンの年間気温と降水量は以下の通りです。
平均最高気温(℃) | 平均最低気温(℃) | 降水量(㎜) | 降水日数(日) | |
---|---|---|---|---|
1月 | 2.9 | -2.0 | 37.2 | 7 |
2月 | 5.1 | -0.9 | 39.4 | 8 |
3月 | 10.3 | 2.4 | 46.1 | 8 |
4月 | 15.2 | 5.8 | 51.7 | 8 |
5月 | 20.5 | 10.5 | 61.8 | 9 |
6月 | 23.4 | 13.5 | 70.2 | 9 |
7月 | 25.6 | 15.4 | 68.2 | 9 |
8月 | 25.4 | 15.3 | 57.8 | 8 |
9月 | 20.3 | 11.7 | 53.5 | 7 |
10月 | 14.2 | 7.0 | 40.0 | 6 |
11月 | 7.5 | 2.4 | 50.0 | 8 |
12月 | 4.0 | -0.5 | 44.4 | 8 |
インスブルックの気温と降水量
インスブルックの年間気温と降水量は以下の通りです。
平均最高気温(℃) | 平均最低気温(℃) | 降水量(㎜) | 降水日数(日) | |
---|---|---|---|---|
1月 | 3.5 | -5.2 | 43.9 | 7 |
2月 | 6.3 | -3.7 | 41.4 | 7 |
3月 | 11.3 | 0.2 | 55.9 | 9 |
4月 | 14.8 | 3.4 | 57.7 | 10 |
5月 | 20.3 | 7.8 | 87.1 | 11 |
6月 | 22.6 | 10.8 | 110.3 | 13 |
7月 | 24.7 | 12.8 | 137.2 | 14 |
8月 | 24.4 | 12.7 | 111.3 | 13 |
9月 | 20.8 | 9.3 | 78.1 | 9 |
10月 | 15.8 | 4.8 | 57.3 | 8 |
11月 | 8.2 | -0.5 | 63.2 | 9 |
12月 | 3.7 | -4.2 | 53.1 | 9 |
オーストリアの治安
まずは、グラフをご覧下さい。国連の統計局によるオーストリア国内の犯罪データです。イメージを掴みやすくするために日本のデータも併記します。
年 | 殺人件数 | 暴行件数 | 誘拐件数 | 窃盗件数 | 強盗件数 | 性的暴行件数 | |
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オーストリア | 2014 | 0.5 | 42.7 | 0.0 | 1691.6 | 40.9 | 32.8 |
日本 | 2014 | 0.3 | 21.0 | 0.2 | 356.2 | 2.4 | 6.8 |
※単位は10万人あたりの人数
データ参照元:国際連合世界統計年鑑 NR=報告・データなし
ヨーロッパでは治安が良いと言われているオーストリアですが、軽犯罪は常に発生しているので油断は禁物です。最も注意すべき犯罪はスリと置き引きで、カフェのオープンテラス席でのスリやレストランでの置き引き、ウィーンからブダペストやプラハ、ベネチア行きなどの夜行列車での個室侵入および盗難などが多く報告されています。また、偽警官による所持品検査を装った紙幣の抜き取りなど、詐欺犯罪も横行しています。特に観光地や鉄道のターミナル、地下鉄駅構内、マーケットやイベント会場など人が集まる場所では注意をしましょう。
オーストリアと日本を比べてみよう!
日本 | オーストリア | ||
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人口(人) | 126,750,000 | 8,570,000 | 日本のほうが14.8倍多い |
面積(㎢) | 378,000 | 83,900 | 日本のほうが4.5倍広い |
平均気温(℃) | 16.1(東京) | 11.90 | 日本のほうが4.2℃高い |
年間降水量(㎜) | 1,467(東京) | 548 | 日本のほうが919㎜多い |
GDP(10億USドル) | 4,934.54 | 386.59 | 日本のほうが12.8倍多い |
1人あたりのGDP(ドル) | 38882.64 | 44,232.94 | オーストリアのほうが1.1倍多い |
失業率(%) | 2.89 | 6.01 | オーストリアのほうが3.1%多い |
オーストリア大使館
住所:東京都港区元麻布1-1-20 電話番号:03-3451-8281