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ビザの取得は最大の難関

主なビザの種類

外国の事務所風景

ビザとは入国査証、または査証とも言われ、海外渡航者が正当な理由で入国した(入国する)ことを、滞在する国が証明するためにあります。ただし、ビザの取得=入国許可ではなく、入国に関する判断はあくまでも入国審査官に委ねられています。

ビザの種類は目的によって「観光ビザ」「学生ビザ」「就労ビザ」などと分けられており、国によっては、そのカテゴリーの中でも細分化され、その数や種類は国によって異なります。例えばオーストラリアでは、現在ビザの種類が100種類以上もあり、目的に応じたビザを取得しなければなりません。

観光ビザの取得

留学や就労を目的しない方で、なおかつ結婚などの予定がない方の多くは観光ビザを取得します。ビザの有効期間は国や地域によって異なりますが、短期~中期滞在に向いています。国や地域によっては現地の入国管理局で延長をすることもできます。

観光ビザは日本で取得できるケースと、第三国で取得をするケース、または現地で取得するケースがあり、国によってルールが違うので、必ず大使館で確認をしておきましょう。

日本で観光ビザを取得

日本で観光ビザを取得する場合、原則としては日本にある該当国の大使館に書類を提出します。書類は大使館のサイトからダウンロードできる国もあれば、大使館に用紙が置いてある国もあります。

その他の書類や申請用紙に貼る写真、申請費用については各大使館のサイトをチェックし、不明な点があれば問い合わせをしましょう。国によっては日本の大使館でビザを取得する場合、必要とされる書類が多いこともあります。

第三国で観光ビザを取得

また、ビザなしで一定期間の入国が認められている国では、先にビザを取得せずに入国し、滞在有効期限前に隣国などの第三国へ出国、そこで観光ビザを取得するか、あるいは入国前に第三国へ立ち寄り、観光ビザを取得してから入国することも可能です。

この場合、メリットとしては日本でビザを取得するよりも必要書類が少なく、国によってはビザの費用を安く抑えることもできます。一方で、第三国にある大使館の開館時間や休館日などが分かりにくく、さらに必要書類に関する説明が現地の言葉もしくは英語のみで、正しく把握できない懸念もあります。

大きな都市では、現地から第三国へのビザ取得ツアーを企画している会社もあるので、心配な人は利用を検討してみるのも一つの手段と言えるでしょう。

現地で観光ビザを取得

一部の国では現地の空港などで観光ビザを取得します。その場合、滞在期間は短期になることが多いので、長期滞在には向きません。また、ビザなし入国が認められている国によっては、滞在期間の延長手続きをすると、延長された期間内までが観光ビザへと切り替えられることもあります。

学生ビザなど他のビザへ切り替えたい時は、現地で切り替えが可能な国と、日本あるいは第三国でしか切り替えられない国があるので、事前に確認をしておきましょう。

学生ビザの取得

海外の学校への進学や語学留学などをする際には、学生ビザの取得が必要です。国によっては学生ビザの取り扱いそのものがない国や、学生ビザの中でも大学なのか?語学スクールなのか?で、ビザの種類を分けている国もあります。

いずれの場合も、観光ビザよりも多くの書類を必要とし、留学先の学校からも複数の書類を用意してもらわなければならないことがあり、時間を要します。

日本で学生ビザを取得

日本にある大使館で学生ビザを取得する場合に気をつけたいことは、留学先からの提出書類の有無です。学生ビザを申請する際、現地の学校から送られて来た入学許可書を持参することが多く、国によっては学校長のサインが入った原本を求められます。また、入学許可書を発行してもらうために、まずはこちらから現地の学校へ入学申込書を送ることになるので、書類が両国間を往復する時間が生まれ、国によっては、かなりの日数が掛かります。

各国で郵便事情も異なるので、せめて日本から書類を送る際には、追跡ができるようにしておきましょう。

第三国で学生ビザを取得

先にビザなし、または観光ビザなど、他のビザで入国をしていれば、現地の学校から書類をスムーズに受け取ることができます。また、国によっては求められる必要書類が日本にある大使館よりも少なく、ビザ費用そのものも安く済む可能性があります。

デメリットは観光ビザと同様で、第三国にある大使館情報が分かりにくいこと。ホームページの更新が遅く(されず)、なおかつ現地の言語か英語でしか記載されていないことも多いので、正しい情報が掴みにくい傾向があります。

現地で学生ビザを取得

国によっては留学先の学校が、現地で学生ビザを取得してくれることがあります。この場合は、ビザなしで入国した後に、該当国内で学生ビザへ切り替えられます。

就労ビザの取得

開いたパスポート

非常に複雑なビザの一つに就労ビザが挙げられます。国によっては、就労の方法によって、さらに細分化されていることが多く、企業に属する方(属している方)は、企業の担当者がビザ取得のフローを説明してくれることがほとんどです。

取得方法は大きく分けると5つのケースに分かれています。
※なお、全てのビザは頻繁に基準や条件が変わります。必ず大使館などで最新の情報を入手しましょう。

CASE*1

「申請手続きを日本で行い、ビザを取得したうえで海外に行く」
アメリカのEビザやインドの就労ビザが、このケースに該当します。

CASE*2

「海外で労働許可を取った後に、日本でビザを申請し、取得後に現地で働くことが可能になる」
アメリカのLビザやオーストラリア、インドネシアなどがこのケースに該当します。

CASE*3

「申請手続きを日本で行い、ビザを取得したうえで海外に行き、渡航後に労働許可証を取得する」
タイやフィリピンが、このケースに該当します。

CASE*4

「海外に行ってからビザの申請手続きを行い、ビザを取得したうえで、発行された際に渡されるシールをパスポートに貼り、 一度出国。その後、再入国をする」
複雑なフローですが、このケースに該当するのは香港です。