フィンランド移住データ
データ
人口(人) | 面積(㎢) | 年間平均気温(℃) |
---|---|---|
5,520,000 | 338,435 | 6.0(ヘルシンキ) |
年間降水量(mm) | 主要言語 | 日本との時差 |
655(ヘルシンキ) | フィンランド語、スウェーデン語、サーメ語、英語など | マイナス7時間、サマータイム中はマイナス6時間 |
データ
長期滞在向けビザ | ビザなし滞在 |
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就労ビザなど | 観光目的での滞在の場合、あらゆる180日の期間内で最大90日間(シェンゲン協定加盟国) |
データ
日系企業数 | 日本食飲食店数 | 日本人学校(補習校含む) |
---|---|---|
19034位/50 | 8036位/50 | 135位/50 |
データ
GDP(10億USドル) | 1人あたりのGDP(USドル) | 2017年失業率(%) |
---|---|---|
238.60 | 43,482.41 | 8.79 |
※順位は海外移住.com掲載国50ヶ国の順位から算出しています。
経済発展を遂げるフィンランド
北ヨーロッパに位置する共和制国家のフィンランド。西はスウェーデン、北はノルウェー、東はロシアに隣接し、南はフィンランド湾を挟んでエストニアが位置し、その地政学的な重要性から、外交・安全保障やエネルギー政策を巡り遥か昔より東西の綱引きが行われています。1人あたりのGDPを見ると約4万3,483 USドルで、邦人移住者ランキング50位中12位。北欧ではノルウェーに次ぐ豊かな国として知られ、世界幸福度ランキング2017では、堂々の5位にランキングしました。
若者向けのフィンランド移住!?
学生は教育費に関して恩恵が受けられるため、フィンランドは留学先として適していると言われています。国籍関係なく全学生を対象にした支援も充実しており、公共交通機関や学生アパートがほぼ半額になるケースもあります。一方、冬の厳しい気候や長い納税経緯に基づいて福祉制度の恩恵が受けられるなど、複数の理由から老後の移住地としては、あまりオススメできません。仕事に関しても、手続き上比較的容易に起業ができ、汚職などが少なく世界で最もクリーンなビジネス環境と言われているため、新しいチャレンジを海外でしてみたいという方には良いでしょう。日本人移住者は約2,000人で、その半数にあたる約1,000人は永住者です。
在留邦人に関するデータ
フィンランドの気候
フィンランドは四季が比較的はっきりしており、国土の3分の1が北極圏にあるため冬(11~3月)は長く寒い時期が続きますが、ノルウェー沿岸を通る暖流の影響もあって、同緯度の他の地域と比べるとやや穏やかです。夏の白夜と冬のオーロラは、フィンランドで最も魅力的な自然現象で、フィンランドの最北部ラップランドでは、夜の太陽が光り輝く6月と7月に太陽が沈まない日が70日以上も続きます。また、絶え間なく日差しが注ぐ夏が終わり、冬がやってくると、まるで魔法のようにオーロラが出現し、1年に200晩ほど空を照らす神秘的な現象が見られます。
ヘルシンキの気温と降水量
ヘルシンキの年間気温と降水量は以下の通りです。
平均最高気温(℃) | 平均最低気温(℃) | 降水量(㎜) | 降水日数(日) | |
---|---|---|---|---|
1月 | -2.6 | -8.5 | 43.9 | 10 |
2月 | -2.9 | -9.3 | 34.0 | 8 |
3月 | 1.1 | -5.6 | 35.3 | 8 |
4月 | 7.5 | -0.7 | 35.7 | 7 |
5月 | 15.5 | 4.4 | 35.1 | 6 |
6月 | 19.8 | 9.3 | 49.2 | 8 |
7月 | 21.8 | 11.8 | 68.8 | 9 |
8月 | 19.9 | 10.7 | 77.7 | 11 |
9月 | 14.0 | 6.1 | 69.4 | 11 |
10月 | 8.1 | 2.2 | 74.5 | 11 |
11月 | 2.5 | -2.4 | 69.2 | 12 |
12月 | -0.8 | -6.6 | 57.0 | 12 |
トゥルクの気温と降水量
トゥルクの年間気温と降水量は以下の通りです。
平均最高気温(℃) | 平均最低気温(℃) | 降水量(㎜) | 降水日数(日) | |
---|---|---|---|---|
1月 | -1.9 | -7.5 | 54.9 | 11 |
2月 | -2.2 | -8.5 | 39.7 | 8 |
3月 | 1.7 | -5.0 | 43.0 | 9 |
4月 | 7.9 | -0.6 | 36.6 | 7 |
5月 | 15.4 | 4.5 | 35.2 | 6 |
6月 | 19.9 | 9.6 | 51.9 | 8 |
7月 | 21.7 | 12.2 | 75.8 | 9 |
8月 | 20.1 | 11.2 | 78.7 | 10 |
9月 | 14.3 | 6.7 | 68.1 | 11 |
10月 | 8.5 | 2.7 | 73.5 | 12 |
11月 | 3.1 | -1.8 | 74.4 | 12 |
12月 | -0.3 | -5.8 | 66.3 | 12 |
フィンランドの治安
まずは、グラフをご覧下さい。国連の統計局によるフィンランド国内の犯罪データです。イメージを掴みやすくするために日本のデータも併記します。
年 | 殺人件数 | 暴行件数 | 誘拐件数 | 窃盗件数 | 強盗件数 | 性的暴行件数 | |
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フィンランド | 2014 | 1.6 | 600.7 | 0.0 | 2142.0 | 30.8 | 54.8 |
日本 | 2014 | 0.3 | 21.0 | 0.2 | 356.2 | 2.4 | 6.8 |
※単位は10万人あたりの人数
データ参照元:国際連合世界統計年鑑 NR=報告・データなし
比較的治安が良く、犯罪に巻き込まれる可能性は少ないフィンランド。しかし、近年は都市部を中心に悪質な窃盗やトラブルが多発しており、危険は身近なところに潜んでいます。アルコール中毒が社会問題になっているため、酒類の販売時間を厳しく制限し取り締まりを強化しているものの、酔っぱらい同士が喧嘩をするなど、通りすがりの市民に迷惑をかける事例が日々報告されています。また、12~2月にかけての厳寒期に長時間外出するときは、服装を重装備にするだけでなく、こまめに室内で暖をとって身体を緩め、凍傷や体力低下で倒れることがないようにしましょう。
フィンランドと日本を比べてみよう!
日本 | フィンランド | ||
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人口(人) | 126,750,000 | 5,520,000 | 日本のほうが23倍多い |
面積(㎢) | 378,000 | 338,435 | 日本のほうが1.1倍広い |
平均気温(℃) | 16.1(東京) | 6.00 | 日本のほうが10.1℃高い |
年間降水量(㎜) | 1,467(東京) | 655 | 日本のほうが812㎜多い |
GDP(10億USドル) | 4,934.54 | 238.60 | 日本のほうが20.7倍多い |
1人あたりのGDP(ドル) | 38882.64 | 43,482.41 | フィンランドのほうが1.1倍多い |
失業率(%) | 2.89 | 8.79 | フィンランドのほうが5.9%多い |