ペルー移住データ
データ
人口(人) | 面積(㎢) | 年間平均気温(℃) |
---|---|---|
31,770,000 | 1,285,216 | 19.4(リマ) |
年間降水量(mm) | 主要言語 | 日本との時差 |
13(リマ) | スペイン語、ケチュア語、アイマラ語 | マイナス14時間 |
データ
長期滞在向けビザ | ビザなし滞在 |
---|---|
就労ビザなど | 最大183日以内(滞在許可日数は入国管理官の判断による) |
データ
日系企業数 | 日本食飲食店数 | 日本人学校(補習校含む) |
---|---|---|
7047位/50 | 6041位/50 | 135位/50 |
データ
GDP(10億USドル) | 1人あたりのGDP(USドル) | 2017年失業率(%) |
---|---|---|
195.3 | 6,203.66 | 6.71 |
※順位は海外移住.com掲載国50ヶ国の順位から算出しています。
古代文明のロマンが凝縮された国
ペルーは南アメリカ西部に位置する共和制国家で、北にコロンビア、北西にエクアドル、東にブラジル、南東にボリビア、南にチリと国境を接し、西は太平洋に面します。紀元前から多くの古代文明が栄えており、16世紀までは世界最大級の帝国だったインカ帝国の中心地でもありました。現在もマチュ・ピチュ遺跡やナスカの地上絵、クスコ市街など数多くの世界遺産が観光客を魅了しています。また、1990年より10年間にわたり南米初の日系大統領となるアルベルト・フジモリが第91代大統領として在職し、経済・治安で大きな役割を果たし、現在も地方を中心に大きな支持を受けています。
在留邦人は減少傾向
ペルーの在留邦人数は世界21位の約3,400人で、前年比1.6%の微増となりましたが、2014年は前年比9.2%減、2015年は前年比6.5%減と近年は減少傾向にあります。移住者の多くは首都リマに集中し、旅行代理業やガイド、日本人駐在員の子どもや日系企業に勤めるペルー人向けに日本語学校を運営する人が大半を占めます。一方で近年はスペイン語が人気を集め、スペイン語とケチュア語の2つの公用語をもつペルーへの留学が注目されています。
在留邦人に関するデータ
ペルーの気候
ペルーは南半球にあるため、季節は日本と正反対で10~4月が夏になります。南回帰線の内側にあり地図上では熱帯圏に含まれますが、年間を通じてほとんど雨が降らないコスタ(海岸地帯)、標高が高く気温は平均して低いシエラ(山岳地帯)、国土の約60%を占めるアマゾン(熱帯密林地帯)、7~11月の乾期の日中の気温は40℃を超えるセルバ(森林地帯)と都市によって全く異なる気候を持っています。
リマの気温と降水量
リマの年間気温と降水量は以下の通りです。
平均最高気温(℃) | 平均最低気温(℃) | 降水量(㎜) | |
---|---|---|---|
1月 | 25.8 | 19.1 | 0.9 |
2月 | 26.5 | 19.4 | 0.3 |
3月 | 26.0 | 19.2 | 4.9 |
4月 | 24.3 | 17.6 | 0.0 |
5月 | 21.7 | 16.1 | 0.1 |
6月 | 19.7 | 15.3 | 0.3 |
7月 | 18.7 | 15.0 | 0.3 |
8月 | 18.4 | 14.6 | 0.3 |
9月 | 18.7 | 14.6 | 5.4 |
10月 | 19.9 | 15.2 | 0.2 |
11月 | 21.9 | 16.4 | 0.0 |
12月 | 23.9 | 17.7 | 0.3 |
クスコの気温と降水量
クスコの年間気温と降水量は以下の通りです。
平均最高気温(℃) | 平均最低気温(℃) | 降水量(㎜) | |
---|---|---|---|
1月 | 18.9 | 6.6 | 145.3 |
2月 | 18.8 | 6.5 | 133.7 |
3月 | 19.1 | 6.2 | 107.0 |
4月 | 19.7 | 4.9 | 43.2 |
5月 | 19.8 | 2.5 | 8.7 |
6月 | 19.5 | 0.3 | 1.5 |
7月 | 19.1 | 0.1 | 4.0 |
8月 | 19.8 | 1.6 | 8.6 |
9月 | 19.8 | 3.9 | 21.8 |
10月 | 20.9 | 5.5 | 39.4 |
11月 | 20.7 | 6.1 | 71.9 |
12月 | 19.4 | 6.4 | 122.7 |
ペルーの治安
まずは、グラフをご覧下さい。国連の統計局によるペルー国内の犯罪データです。イメージを掴みやすくするために日本のデータも併記します。
年 | 殺人件数 | 暴行件数 | 誘拐件数 | 窃盗件数 | 強盗件数 | 性的暴行件数 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ペルー | 2014 | 6.7 | 211.1 | 2.3 | 289.3 | 250.5 | 18.1 |
日本 | 2014 | 0.3 | 21.0 | 0.2 | 356.2 | 2.4 | 6.8 |
※単位は10万人あたりの人数
データ参照元:国際連合世界統計年鑑 NR=報告・データなし
近年、アプリマック・エネ・マンタロ川渓谷地域の一部地域に限らず、非常事態宣言発令区域が拡大されるなど、予断を許さないペルーの治安。リマやカヤオなどの主要都市では、外国人旅行者を対象とした強盗、スリ、ひったくり等の犯罪が昼夜を問わず頻発しています。バスで移動を行った際に乗務員から最後尾の席に座るように勧められ、足元に荷物を置いていたところ現金を抜き取られる被害や、重品等が入っている荷物をタクシーに置いたまま忘れ物をホテルへ取りに行った際、タクシーが荷物を持っていなくなっていたなど、事前に気を付けていれば防げる被害報告も多いので、貴重品の管理には充分に気を付けましょう。
ペルーと日本を比べてみよう!
日本 | ペルー | ||
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人口(人) | 126,750,000 | 31,770,000 | 日本のほうが4倍多い |
面積(㎢) | 378,000 | 1,285,216 | ペルーのほうが3.4倍広い |
平均気温(℃) | 16.1(東京) | 19.40 | ペルーのほうが3.3℃高い |
年間降水量(㎜) | 1,467(東京) | 13 | 日本のほうが1454㎜多い |
GDP(10億USドル) | 4,934.54 | 195.30 | 日本のほうが25.3倍多い |
1人あたりのGDP(ドル) | 38882.64 | 6,203.66 | 日本のほうが6.3倍多い |
失業率(%) | 2.89 | 6.71 | ペルーのほうが3.8%多い |