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フィリピン-ビザ-

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ビザ

ハードルは決して高くないロングステイ向けビザ

日本からあまり遠くなく、マニラやセブへの直行便もあるため、移動も簡単なフィリピン。移住先としてだけではなく留学先としても人気が高く、今後ますますフィリピンで過ごす日本人は増えると予想されています。1年を通して温暖で物価も安く、まだまだ成長過程の国であるゆえに経済の活気を味わうこともでき、非常に楽しみの多い国ですが、そんなフィリピンで暮らすためには、どのようなビザを取得した方が良いのでしょうか?ここではロングステイ向けのビザを中心に紹介します。

特別居住退職者ビザ(SRRV)

フィリピンのリタイアメントビザが他国と大きく異なる点は、退職者ビザでありながら35歳以上であれば申請ができること。他国では年金生活者向けに発給していることが多いため、このような若い年齢で長期ステイができるビザは珍しいと言えます。また、発給条件として莫大な資産を求める国が多い中、フィリピンでは現実的に可能な金額で申請をすることができ、コスト面での心配も最小限で済みます。

そんな特別居住退職者ビザは、通称SRRV(Special Resident Retirees Visaの略)と呼ばれ、基本的には滞在日数に制限がなく、いわゆる永住権のような扱いです。現時点(2017年6月現在)では、3種類の用意があり、35歳~49歳と50歳以上では必要な資産が異なります。

預金の貯金残高

SRRVクラシック

SRRVクラシックは政府指定の銀行に6ヶ月以上の定期預金を行うことを前提としています。定期預金の金額は年齢によって異なり、35歳~49歳の方は50,000USドル(約562万円=2017年6月現在)、50歳以上で年金受給者ではない方は20,000USドル(約225万円)、50歳以上で年金受給者は10,000USドル(約112万円)となっています。他にも年間360USドル(約4万円)が年会費として必要です。この預金額はマンション購入など投資に転換することが可能です。

SRRVスマイル

クラシックとは異なり、預金額をマンション購入などの投資に転換できないビザとして、SRRVスマイルがあります。預金額は一律で20,000ドル(約225万円)なので、35歳~49歳の方はコチラのビザの方がコスト面では安くなります。一方、50歳以上の年金受給者ではない方はクラシックと同額なので、投資へ転換できるクラシックの方が自由度の面でも良いビザと言えるでしょう。また、50歳以上の年金受給者に関しては、クラシックの方が初期費用も安く、なおかつ投資への転換もできるため、スマイルよりもクラシックを申請する方が一般的です。

SRRVヒューマンタッチ

SRRVヒューマンタッチは介護や療養を目的とした人に向けたビザで、預金額は10,000ドル(約112万円)で、35歳以上であれば申請可能です。こちらも年会費は年360USドル(約4万円)が必要で、投資への転換はできません。

SRRV以外のビザ

特別居住退職者ビザ(SRRV)の他にも、滞在日数に制限のないビザは幾つかあります。それぞれ条件が異なり、なかには概要が不透明で実態がつかみにくいビザも存在しているので、ビザ専門のコンサルタントなどを利用した方が良いでしょう。

クォータービザ(Quota Immigrant Visa)

クォータービザは初回のみ50,000USドル(約562万円)が必要ですが、数カ月間、指定された銀行へ預けた後に、日本へ送金することも可能です。その他、金銭的な条件や滞在・労働に対しては規制がないことから、非常に人気の高いビザですが、各国ごと年間50名にしか発給されず、また長期間にわたって発給を見合わせていた時期もあるなど、情報が錯綜しがちで、リアルタイムでの正確な条件が分かりにくいデメリットがあります。

そのため、多くの申請者は個人での申請ではなく、ビザ専門のコンサルタント経由で申請を行っており、さらに申請後も指定された銀行口座の開設や現地での健康診断、イミグレでのインタビューなど複数回に渡ってフィリピンへ行かなければならないなど、取得までの道のりは決してラクではありません。

特別投資家ビザ(SIRV)

特別投資家ビザはSIRV(Special Investments Residence Visaの略)と呼ばれ、投資が続く限り、滞在することが可能です。21歳以上から申請することができ、申請者の配偶者と21未満の未婚のお子さんであれば同行のビザが適用されます。投資額は現時点で75,000USドル(約844万円)です。

その他のビザ

他にも期限は1年間ながら更新が可能な「条件投資家ビザ」や「特定投資居住ビザ」などの投資系、フィリピン人と結婚することで取得できる「結婚永住ビザ」などがあります。

留学でフィリピンへ滞在する場合は、学生ビザを取得しますが、正式には学生ビザではなく、SSP(Special Study Permitの略)と呼ばれる特別就学許可証を取得します。現地の語学スクールで申請するので、渡航前に各自でSSP取得のために何かをする必要はなく(大学や大学院での就学はSSPではなく学生ビザを申請します)、手続きも簡単です。しかし、近年は語学スクールが急増している関係で、政府未認可の学校も増えて来ました。未認可の学校ではSSPの取得はできないので、留学先を決める際には認可校であるか?(SSPの代行申請をしてくれるか?)をしっかりとチェックしましょう。

ビザに関する注意

ビザのルールは頻繁に変わります。同様に入国に関するルールも予告なく変わることもあるので、渡航をお考えの方は必ず直前に大使館などのページから情報を取得するようにして下さい。また、ビザは申請から発給まで時間を費やすことがあります。さらに、ビザに必要な書類を揃えるだけでも、想定以上の時間を要することが多いため、スケジュールはなるべく前倒し気味に進めることを意識しましょう。

※こちらの記事の日本円の表記は2017年5月のレートで参考として表記しています。為替相場によって現在の金額は変動している可能性がありますので、ご了承下さい。

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