ハワイへの移住を考える
ハワイへの移住を考える 『常夏の楽園』と呼ばれるハワイ。世界中から多くの観光客が訪れているだけではなく、年間を通して温暖な気候、そして癒しを感じられる雰囲気に……- ハワイ
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人口(人) | 面積(㎢) | 年間平均気温(℃) |
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1,430,000 | 16,635 | 25.0(ホノルル) |
年間降水量(mm) | 主要言語 | 日本との時差 |
434(ホノルル) | 英語、ハワイ語 | マイナス19時間 |
長期滞在向けビザ | ビザなし滞在 |
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B-1/B-2ビザなど | 90日以内(ESTA必須) |
日系企業数 | 日本食飲食店数 | 日本人学校(補習校含む) |
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21032位/50 | 45023位/50 | 135位/50 |
GDP(10億USドル) | 1人あたりのGDP(USドル) | 2017年失業率(%) |
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61.53 | 50,788.00 | 2.70 |
※順位は海外移住.com掲載国50ヶ国の順位から算出しています。
太平洋に浮かぶ楽園として、日本人から愛され続けているハワイでは、マリンスポーツやゴルフなどアウトドアのレジャーが豊富です。特にオアフ島ではショッピングセンターやブランドショップが建ち並び、ハワイでしか買えない限定商品も多いため、年間を通して観光客で賑わっており、その圧倒的な人気は衰えることがありません。主に8つの島から構成されるハワイの中で、リゾートエリアとして最も人気が高い島は州都・ホノルルがあるオアフ島ですが、ビッグアイランドと呼ばれ大自然に囲まれているハワイ島や美しい渓谷が自慢のカウアイ島など、島によって全く違う景観を楽しむことができることも、ハワイならではの特徴です。
ハワイでは島によって気候が異なり、都市部と郊外では住環境も違うため、どのような生活を送りたいのか?何を楽しみたいのか?を踏まえて、移住先を検討する必要があります。日本人が過ごしやすいと言われているのは、ハワイに暮らす全人口の7割以上が集まっているオアフ島。ロングステイヤーも同様に、ほとんどの人がオアフ島で暮らしています。
オアフ島は世界屈指のリゾート地として有名ですが、病院やスーパーなど利便性の面でも優れています。ワイキキなどの観光地周辺やショッピングエリアとしても人気のアラモアナには、ホテルやショップが多く好奇心をくすぐられるスポット集約されており、一方、少しはずれるだけで大自然を堪能することができ、様々な角度から心を満たしてくれる魅力に溢れています。
日本人から圧倒的な人気を誇るハワイは、年間を通じて多くの観光客が訪れる世界有数のリゾート地です。ゆったりとした街の雰囲気や美しいビーチ、さらには独自の文化がバカンス気分を盛り上げ、旅行直後からハワイ移住を夢見る方が大勢います。温暖で心地よい気候、開放的なムードなど、五感の全てで癒しを感じられる生活ができます。
雨の多い時期もありますが、オアフ島なら大雨や台風の影響は受けにくく、雨上りに青空を彩る美しい虹が見られるなど、雨ならではの楽しみ方も見つけることができるでしょう。
言葉の不安のある方にもハワイはオススメです。どこでも日本語が通じるわけではありませんが、日本人観光客や在住日本人が多いため、レストランやショップなど、日本語が通じる場所も珍しくなく、ホノルルの一部の病院では、受付から診察、そして会計までの全てを日本語で対応してもらうことが可能です。観光客向けのクリニックもあるので、ロングステイの懸念材料になっている要素が言葉の壁であるならば、少しは不安が軽減されるでしょう。
しかし、ハワイの中でも日本語が通じやすいエリアは限定されており、オアフ島のホノルル市(ワイキキ周辺など)以外では、あまり通じません。
どこか窮屈にも感じる日本の環境を飛び出して、心身ともにリラックスのできる空間で勉強をしたい方にもハワイはオススメできます。また、治安や衛生面で他の国よりもストレスが少なく、学びたいことに集中できる環境が整っています。留学の際、学生ビザ(F-1ビザ)が必要ですが、90日未満の滞在かつ1週間の授業時間が18時間未満の場合は、原則としてビザを取得する必要はありません(別途、ESTAは必要)。
「留学」と聞くと、若者が語学を学びに行くイメージを抱きがちですが、ハワイでは老若男女、幅広い世代の人が様々なスキルを磨いています。
ハワイ留学のラインナップは非常に豊富で、英語学校や大学の他に、ハワイ式マッサージ、ウクレレ、フラ、キルトなどハワイならではの文化に根付いたものから、ウェディングスクールやアロマスクールなどもあります。その他にも、在住者や観光客が1日から受けられるサーフィンレッスンやフォトレッスンなど、趣味や仕事に活かせるものが多く、親子で短期留学をする人もいます。
比較的安全だと思われているハワイですが、凶悪犯罪の件数こそ多くないものの、窃盗件数は50州のうち、2番目に多く、スリや置き引き、ひったくりには気をつけなくてはなりません。なかでも、日本よりも多いとされている犯罪が、車上荒らしです。貴重品を車内に置かない、または外から荷物が見えないようにするなど、日本とは違う国であることを意識しましょう。
なお、ハワイではレンタカーを借りる人も多いですが、特定の車種を使うことが多いため、すぐにレンタカーだと分かってしまいます。よって、例えレンタカーの利用者が在住者であっても、旅行者が借りた車だと思われ、「多額の現金を置いているだろう」「防犯意識が低いはず」と犯行グループ(犯人)が判断し、窓ガラスを割って荒らされることもあります。長時間の駐車をする場合は、人目に付かない場所を避けるなど、対策が必要です。
ハワイではドラッグが社会問題になっています。日本でも、以前は一部の危険な社会でだけ流通にしているものだと思われていましたが、最近は学生や主婦など一般層にまで広がっており、深刻さを増しています。そのきっかけとして「海外で初めて使用した」と言う人も多く、ハワイではバーやナイトクラブ、さらにはショッピングモールや路上でもドラッグの誘いを受けることがあります。
オアフ島だけではなく、ハワイ島やマウイ島でも、マリファナなどのドラッグが流通していると言われています。興味本位や軽い気持ちで試す行為は絶対にやめましょう。
リゾートアイランドであることに加え、ハワイで生産されているものが極端に少ないことから、物価は総じて高めです。ほとんどの商品がアメリカ本土からハワイへ運ばれるため、輸送コストが上乗せされており、日本の食材や医薬品も当然ながら割高で、さらにチップの習慣もあるので、出費は多くなりがちです。
また、アメリカ本土から運ばれて来る商品は、一度ホノルルのあるオアフ島に到着し、そこから周辺の島へ運ぶので、ハワイ島やマウイ島の物価はさらに高くなります。
日本 | ハワイ | ||
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人口(人) | 126,750,000 | 1,430,000 | 日本のほうが88.6倍多い |
面積(㎢) | 378,000 | 16,635 | 日本のほうが22.7倍広い |
平均気温(℃) | 16.1(東京) | 25.00 | ハワイのほうが8.9℃高い |
年間降水量(㎜) | 1,467(東京) | 434 | 日本のほうが1033㎜多い |
GDP(10億USドル) | 4,934.54 | 61.53 | 日本のほうが80.2倍多い |
1人あたりのGDP(ドル) | 38882.64 | 50,788.00 | ハワイのほうが1.3倍多い |
失業率(%) | 2.89 | 2.70 | 日本のほうが0.2%多い |