しょっぴーのフィリピン留学記【まとめ】
しょっぴーのフィリピン短期留学記<まとめ> こんにちは。大学4年生のしょっぴーです! 1週間のフィリピン短期留学から帰国して、日本で生活している……- フィリピン留学
人口(人) | 面積(㎢) | 年間平均気温(℃) |
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102,250,000 | 300,000 | 28.0(マニラ) |
年間降水量(mm) | 主要言語 | 日本との時差 |
2,201(マニラ) | フィリピン語、英語 | マイナス1時間 |
長期滞在向けビザ | ビザなし滞在 |
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リタイアメントビザなど | 30日以内 |
日系企業数 | 日本食飲食店数 | 日本人学校(補習校含む) |
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1,4408位/50 | 44024位/50 | 223位/50 |
GDP(10億USドル) | 1人あたりのGDP(USドル) | 2017年失業率(%) |
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304.91 | 2,926.6 | 5.50 |
※順位は海外移住.com掲載国50ヶ国の順位から算出しています。
国連の『World Population Prospects The 2015 Revision』によると、フィリピンの平均年齢は24.2歳で、東南アジアの中ではラオス、カンボジアに続いて3番目に平均年齢が若い国になります。ちなみに世界の平均年齢は29.6歳で、日本の平均年齢は46.5歳でした。人口も飛躍的に増え続けており、近い将来、日本を抜くことが確実視されています。
若い労働力が多いため、経済成長を押し上げる無限の可能性を秘めており、今後ますますの発展が期待されています。その一方で発展がもたらす新たな課題も浮き彫りになり、特に交通渋滞や大気汚染は深刻だと捉えられています。しかし、首都のマニラでは鉄道が普及するなど、改善へ向けての動きも見られ、利便性や住みやすさの面でも劇的な変化が予想されます。
治安の面で全く不安がないわけではありませんが、ほとんどのフィリピン人は明るく友好的で、高いホスピタリティを持っています。
フィリピンは決して在住日本人が少ない国ではなく、常時17,000~18,000人の長期滞在者がいましたが、その数は緩やかに増え続けており、現在では約17,000人の日本人がフィリピンで生活をしています。また、それ以外にも短~中期で語学留学のためにフィリピンを訪れる日本人が多く、現在では留学先の定番としてセブが認知されるようになりました。
リゾート地として多くの観光客が訪れるセブのマクタン島に校舎を構える学校もありますが、大半は現地の人が日常の生活を送っているセブシティに校舎を構え、日本や韓国、台湾から訪れる留学生たちも、そこで暮らしながら学んでいます。人気のある学校は数ヵ月前から予約で埋まってしまうほど、多くの人が殺到している理由は費用の安さとカリキュラムの良さ、そしてフィリピン人講師の性格によるものでしょう。
英語が母国語ではないからこそ、フィリピン人講師たちも必死で英語を習得した経緯があります。そのため、どうして理解できないのか?何がネックになっているのか?を見極めることができ、分からない気持ちに寄り添って考えるため、ネイティブスピーカーよりも行き届いた指導が期待できます。さらに、人件費が安いからこそ実現できるマンツーマン授業も、フィリピン留学の大きな魅力と言われています。
学生だけではなく社会人の間でも、留学先として大人気のフィリピン。特にセブは語学スクールが100校以上あると言われており、日本や韓国、台湾などから多くの留学生が集まっています。フィリピンは英語を話す人口が世界第3位で、アジアの中では最多。日本からの飛行時間が5時間と短く、時差も1時間しかないので、親や会社と連絡が取りやすいなど、利便性に優れています。さらに、留学費用は欧米の約1/3程度で済み、それでいてグループレッスンよりもマンツーマンレッスンの方が多いので、コストパフォーマンスの面でもバッチリです。ほとんどの学校では食事付きの寮やホテルが用意されているので、生活費だって抑えることができます。
リーズナブルな価格で実現できるフィリピン留学は、英語圏への移住やワーキングホリデー前の語学習得を目的としても利用されています。欧米で語学を習得しようとすると学費が高く、授業もグループレッスンが主体になるので、話す時間が限られてしまいます。そのため、先にフィリピンで英語に対する苦手意識を克服し、基礎を磨いてから他国へ向かう人が多く、2ヵ国留学の登竜門としても定番になりつつあります。
留学費用は学校や選択するコース(授業数やネイティブ講師の有無など)によっても異なるため、一概には言えませんが、1ヶ月で20万円前後の学校が多く、一般的には授業料の中に滞在費(寮費・食事・洗濯・掃除)も含まれています。
また、コストを重視するなら寮の相部屋、プライバシーを重視するならホテルまたはコンドミニアムの個室など、何に重きを置きたいか?によって、費用は変わります。授業料の他に、入学金・航空券代・保険代・ビザ代などは別途必要で、ビザの手続きは入国後に学校側が申請をするので、個人で行う必要はありません。
移住希望者にとって最大の壁となっているビザ。多くの国で厳しい条件が設けられており、国によっては一般人が提示するには不可能に近い資産残高を必要とすることもあります。長期滞在向けビザのハードルが高く、海外移住を懸念している方にオススメできるビザが、フィリピンのリタイアメント向けビザです。
他国のリタイアメントビザと大きく異なるポイントは年齢制限。35歳から取得が認められており、資産条件こそ設けられているものの、他国と比べて緩く、取得しやすい金額になっています。
フィリピンには日本企業が数多く進出しているため、駐在員やその家族も暮らしており、住みやすい国の一つと言えます。しかし、日本人が増えるに従って、日本人が凶悪犯罪に巻き込まれるケースも増えています。
海外生活ともなると、たとえ見ず知らずの人でも相手が日本人と言うだけで、気を許してしまいがち。ところが、日本人が巻き込まれた事件に日本人が関与していることも多いため、油断は禁物です。金銭絡みの事件が多いと言われているので、日本で生活していた以上に気を引き締め、よほどの信頼関係を築くことができている人以外には、金銭に関する話をしないようにしましょう。
本来はフィリピンの古き良き雰囲気を持っているミンダナオ島ですが、継続的に武装勢力による襲撃やテロ事件が発生しています。近年ではダバオを中心に治安の改善が見られ旅行者も増えていますが、2017年現在も外務省の海外安全情報では「ミンダナオ地域に対する戒厳令の発出に伴う注意喚起」が掲載されるなど、依然として警戒は必要です。
また、ミンダナオ地域の一部では、身代金目的の外国人誘拐が多発しており、様々な武装勢力が活動を行っているため、『レベル3(渡航は止めて下さい=渡航中止勧告)』が発出され、目的の如何を問わず渡航を止めるように呼びかけられています。
他にもスリや置き引き、詐欺や恐喝など様々なタイプの不安がつきまとってしまうフィリピン。トラブルを防ぐためには日頃からの注意と防犯に対する意識が必要です。
まずは、見知らぬ人からの誘いには乗らないこと。特に日本語で話しかけてくる人には警戒しましょう。また、美人局の要素を併せ持つ詐欺や恐喝も多く、まったく身に覚えのない罪に問わられるケースが報告されています。ホテルから客室内でのマッサージを勧められた結果、それが売春行為とみなされ逮捕されたケースや個室で女性と二人きりになった瞬間があっただけなのに、乱暴されたと訴えられるケースなど、警察もグルになっていることがあるので、そのようなシチュエーションを作らないように注意が必要です。
さらに比較的安全なセブであっても、夜間に一人で外出することは避け、日中もなるべく高価なものを身につけないようにするなど、標的にならない工夫をし、大金も持ち歩かないようにしましょう。
日本 | フィリピン | ||
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人口(人) | 126,750,000 | 102,250,000 | 日本のほうが1.2倍多い |
面積(㎢) | 378,000 | 300,000 | 日本のほうが1.3倍広い |
平均気温(℃) | 16.1(東京) | 28.00 | フィリピンのほうが11.9℃高い |
年間降水量(㎜) | 1,467(東京) | 2,201 | フィリピンのほうが734㎜多い |
GDP(10億USドル) | 4,934.54 | 304.91 | 日本のほうが16.2倍多い |
1人あたりのGDP(ドル) | 38882.64 | 2,926.60 | 日本のほうが13.3倍多い |
失業率(%) | 2.89 | 5.50 | フィリピンのほうが2.6%多い |