人種間の摩擦がなく住みやすい

ハワイの風景

世界一の経済大国で、多くの日本人が生活をしているアメリカ。州や地域によって、気候や習慣、税金から道路交通法まで大きく異なるため、文化や景色も全く異なります。そのなかで、日本から絶大な人気を集めているハワイは、温暖や気候とゆったりとした雰囲気が魅力です。さらに、温暖な気候にありがちな台風などの自然災害も少なく、雨季でもあまり気にせず生活を送ることができる点もまた、大きなプラスと言えるでしょう。

州の人口の7割が暮らすオアフ島では、日本人観光客が非常に多いため、日本語が通じる施設も多く、一部の病院では全てのやり取りを日本語だけで完結することが可能です。また、多民族が混合している国や地域は世界でも珍しくありませんが、ハワイの場合は多数派が少なく、さらに2民族以上の混合が約4分の1を占めているので、人種間の摩擦が少なく日本人でもハワイの社会に溶け込みやすいと言えます。

しかし、アメリカはビザの取得が厳しく、さらにビザの種類も多いため、英語に自信がある方を除いては、ビザ取得のお手伝いをしてくれる会社にお願いをした方が無難でしょう。

現地でのマナーに気をつけよう

日本人の観光客で溢れているとは言え、そこはアメリカ。ハワイで必要とされるマナーの一つとして、他人との接し方が挙げられます。ハワイを含むアメリカでは、他人に対するマナーを重視する傾向が強く、日本の習慣を持ち込むことで、誤解をされたり、相手がイヤな想いをしてしまうこともあるので、しっかりと意識しましょう。

最も大切だと考えられているマナーは挨拶。日本人は言わない人も多いですが、ショップやレストランに入った際、店員さんに“Hi“や“Hello“を忘れずに伝えましょう。また、道で他人と触れた時も“Excuse me “の一言を。英語が苦手でも、たった一言で構わないので、黙っていないで声に出すことが礼儀です。

喫煙と飲酒には厳しいルール

ハワイの風景

ハワイには開放的な空気が漂っているので、いろいろと規制が緩そうですが、意外(?)にも喫煙や飲酒に関する法律は厳しく決められています。

喫煙は日本以上に厳格で、公共の場やホテルのロビー、レストランなどは全面禁煙とされています。場所をわきまえない喫煙や、歩きタバコ、ポイ捨てなどは慎みましょう。同様に、公共の場での飲酒も法律で禁止されています。ホテルのプライベートビーチなど、ビーチ沿いでも飲酒が可能な場所もありますが、パブリックビーチや公園は違法になるので注意しましょう。

なお、喫煙・飲酒とは異なりますが、アメリカでは12歳以下の子供を一人にしてはいけない法律があります。子供を部屋に残して外出することも厳禁です。

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