世界を代表する日系人都市

ブラジルの風景

ブラジルは移民が多く、なかでも日系人は世界最多と言われるほど、サンパウロを中心として多くの日系人が生活をしています。そのため、サンパウロでは日本食レストランだけではなく、小売業や医療、弁護士、会計士など様々な分野で日系人が活躍しており、日本語での対応が可能なサービスもあるので、日本人にとって暮らしやすい環境が整っています。

また、サンパウロでは日本人向けに日本語で書かれた情報誌が幾つか発行されています。求人や賃貸、習い事などのスクール情報だけではなく、生活情報やレストランの情報も掲載されており、個人のブログも含めると、沢山の有益な情報を入手することができるでしょう。

国際交流基金の図書館やブラジル日本文化福祉協会の図書館では、日本の本や雑誌が用意されているので、日本語の本が読みたい時にも困りません。さらに、日本のお祭りや各国の移民社会のお祭り、ブラジルのカーニバルなどにも実際に参加をして楽しむことが可能です。時間や生活スタイルに合わせた楽しみ方ができることもまた、ブラジルがロングステイ先としてオススメできる理由と言えるでしょう。

ロングステイ向きのビザは申請しやすい

90日以上の滞在はビザが必要なブラジル。申請手続きも行わなければならないので煩わしく感じますが、長期滞在を希望している人にとってブラジルのロングステイ向けビザは、申請条件があまり厳しくなく、さらに滞在期限も他国と比べて長めに設定されているので、非常にありがたいポイントでしょう。

特に、就業目的以外で海外移住を考えている人にとって、ビザのハードルは非常に高く、最大の懸念事項になりますが、ブラジルは学生ビザでも1年は滞在することができ、リタイアメントビザに限っては無期限での滞在が可能です。

学生ビザは、留学の目的によってビザの種類が異なり、大学や語学スクールへの留学なのか?サッカーなどのスポーツ留学なのか?ホームステイ留学なのか?によって、異なる申請条件や必要書類が設けられています。なお、書類に不備があると申請を受け付けてもらえないので、どのような目的で留学をするのであっても、エージェントを通した方が安心です。

語学スクールの選び方

ブラジルの風景

初めて語学スクールに通う方は、学校の選び方で悩むことも多いことでしょう。そこでブラジルの語学スクールをタイプ別に紹介します。

駐在員やその家族が語学スクールに通う際、最も一般的な学校は日本人向けのポルトガル語教室。週1~2回のペースで、主にマンツーマンレッスンもしくは少人数でのグループレッスンを受講します。このタイプの学校では、講師が日本語を話せることが多いため、質問もしやすく、日常生活やビジネスシーンなど、必要な場面でのポルトガル語を学ぶことができます。講師が自宅へ来てくれる「家庭教師型」のスクールもあり、通学の手間が省け、天気や治安を心配しなくても良いなど、メリットは多いですが、やや割高です。

学生ビザを取得して語学留学を行う場合は、大学や語学スクールが開講している外国人向けコースを受講します。ほとんどの学校ではクラス制で、世界各国から生徒が集まっているため、授業はポルトガル語またはポルトガル語と英語を用いて行われます。1週間の総授業数として15時間以上と決められているため、週4あるいは週5の学校が多く、コースは数ヵ月単位から半年コースなどに分かれています。多くの学校で体験入学を受け付けているので、旅行中に幾つかの学校で体験レッスンを受講してみると良いでしょう。

NEWS ブラジル移住ニュース & 最新記事

ニュース一覧へ