医療レベルは高水準

韓国の病院

韓国の医療レベルは技術、施設ともに高水準なので、安心して治療を受けることができます。また、どうしても日本で治療を受けたい場合でも、韓国なら時間的にも肉体的にも経済的にも、大きな負担を掛けずに日本へ帰国することができます。「医療は日本が一番安心できる」と思う人は多く、そのような人にとって、両国の地理的距離は大きなメリットの一つと言えるでしょう。

韓国は開業医などの個人クリニックが多く、カタコトであれば日本語を話せる医師が沢山います。また、総合病院でも日本語を話せる医師が在籍していることが多く、もし日本語が話せる医師がいなくても、通訳や英語を話せる外国人医師を雇用している病院が多いため、言葉の心配はほとんどありません。

また、医療制度が日本と似ており、諸外国のようなホームドクター制は設けられておらず、自由に病院を選ぶことが可能です。処方された薬に関しても、日本と同様で院外薬局で購入する方法が一般的です。

韓国人は、男女ともに美容意識が非常に高い国民性で、糖尿病や痛風にならなくても太っているだけで内科や美容科へ行ったり(脂肪溶解注射)、薬を処方してもらうケースが見受けられます。また、美容外科が多く、日本よりもリーズナブルなことから、わざわざ美容整形を行うためだけに韓国を訪れる日本人が沢山います。医師の資格を持ち、しっかりとした実績がある病院で行うのなら何の問題ありませんが、なかには医師免許を持たない闇医者や雑な手術を行う病院もあるので、しっかりと病院のサイトや評判をチェックして下さい。

日本語対応の病院も多数!

韓国の風景

韓国には日本語で診察が可能な医療機関が沢山あります。その一例として幾つかの病院を掲載します。ただし、夜間や週末、公休日などは日本語担当者が不在のこともあります。

◆カトリック大学校ソウル聖母病院(ソウル)
日本人専用電話 02-2258-5747(平日8:00~17:00)

◆延世大学校新村セブランス病院 国際医療センター(ソウル)
日本人専用電話 02-2228-5801(無休24時間)

◆建国大学病院 インターナショナルクリニック(ソウル)
日本人専用電話 02-2030-7225(平日8:30~17:30)

◆ソウル峨山病院 国際診療センター(ソウル)
日本人専用電話 02-3010-7944(平日8:30~17:30)

◆ロハス医院(ソウル)
日本人専用電話 02-790-7470(平日9:00~13:00,14:00~18:00、土曜9:00~14:00)

◆亜州大学病院 国際診療センター(京畿道)
日本人専用電話 031-219-5546(平日8:00~17:00)

また、ソウルと釜山の日本メディカルビレッジの提携病院では、日本人看護師、日本人職員、日本人歯科医師がいるため、予約から治療内容の説明、治療費の説明、保険請求方法など、すべて日本語で対応してくれます。

なお、救急車は日本と同じ119番。最初は韓国語での対応になりますが、「ジャパニーズ、プリーズ」などと言うと、日本語通訳者を介して話すことができます。

水道水の飲用は?

韓国の水道水は、基本的に飲用されていません。ソウルでは品質的に「飲んでも大丈夫」との結果が出ており、韓国水資源公社では水道水に対するネガティブなイメージを払拭しようと積極的にキャンペーンを行っていますが、そのまま飲む習慣がなかったこともあって、現在でもほとんど浸透していません。また、残留塩素が日本より多く、塩素臭が抜け切れていないこともあり、浄水器やウォーターサーバーを使用している家庭が大半です。

煮沸してから飲む、飲用は控えるなど、判断は個人によって異なりますが、水質も硬水で日本の水道水とは異なるので、不安な方は浄水器やミネラルウォーターなどを利用した方が良いでしょう。

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