日本語のサービスが充実!!
韓国がオススメできる理由の一つとして、日本語サービスの充実が挙げられます。たとえ韓国語を習っていても、パニックになった際や重大な事柄を伝える時には、日本語の方がより正確な情報を伝えることができるでしょう。
韓国では、警察、救急、消防、医療機関、苦情センターなど、多くの重要な場面で、日本語サービス(通訳サービス)を採用しているため、いざと言う時に日本語で対応してもらうことができます。さらに、レストランやマッサージでも日本語のメニューが用意され、一部のデパートでは日本人向けのサービス担当者(インフォメーションスタッフ)がいるので、買い物の際も困りません。
近年は翻訳アプリが普及しているので、日本語や英語が通じなくても乗り切れることは多いですが、緊急を要する場面では、やはり日本語で説明できた方が迅速かつ確実です。日頃から日本語が通用する場所の連絡先などをメモっておくと良いでしょう。
時差もなく移動時間も短い
たとえ日本国内で暮らしていても、急に実家へ帰らなくてならない出来事が起こった時、居住地が実家から離れていれば離れているほど、帰省は時間もお金も掛かり大変です。それなのに、海外生活ならなおさら。国によっては日本への直行便がなく、乗り継ぎを含めて24時間以上掛かることもあります。
しかし、韓国は日本の各都市に直行便が就航しており、さらに航空会社の数や1日の本数も多いので、夏休み期間中や正月、韓国の旧正月期間中などの混雑時を除けば、突発的に帰国をすることができます。所要時間も短く、最短は福岡~釜山間の約45分。福岡~東京間が約1時間40分なので、都市によっては日本国内より韓国からの方が早く到着できます。
LCCも多いので費用を抑えた帰国ができることや、時差がないために日本の家族や知人へ連絡を取りやすいことも、韓国生活の大きなメリットと言えるでしょう。
気候が似ているから過ごしやすい
海外移住を決断する方のなかには、日本の寒さや蒸し暑さを避けるために、南国または涼しい地域に移り住む方がいます。もちろん人によって異なりますが、そのような願望で移住を始めたのにも関わらず、短期間の旅行とは違って1年中暑い国で暮らしてみた結果、想定以上に激しいスコールや台風、年間を通じて感染症と直面するリスク、似たような気候(景色や食材)が続くことへの飽きなど、さまざまな想いを抱いている人もいます。それは南国だけではなく、涼しい地域に住んだ人も同様で、想像以上の冬の厳しさや日照時間の短さなど、経験してみなければ分からないことは沢山あります。
その点、韓国の気候は日本と似ており、季節の移ろい方もほぼ一緒。海外移住の醍醐味である、驚きや新鮮味には欠けるかもしれませんが、極端な暑さや寒さで身体がバテることも少なく、衣替えのシーズンも同じなので、日本のサイクルをそのまま適用することができます。
季節に応じたファッションや景色、旬の食材など、春夏秋冬の素晴らしさを違う国で楽しむことは、新たな発見や感動に繋がるでしょう。