日本人学校は5校!補習校も多数

ドイツの学校

ドイツではドイツ語の知識がない外国人の生徒に対して、歓迎クラスと呼ばれるグループが用意されており、また特別な言語教育のプログラムを実施するなど、現地校であっても多大な配慮をしてくれています。しかし、ドイツには複数の都市に日本人学校があるので、言葉の面が心配なら日本語で教育が受けられる日本人学校も検討してみると良いでしょう。

以下、現時点で確認できる日本人学校です。

◆ベルリン日本人学校
◆デュッセルドルフ日本人学校
◆ハンブルグ日本人学校
◆ミュンヘン日本人学校
◆フランクフルト日本人学校

また、週末や平日の放課後に通える補習授業校も複数の都市に存在しています。主に日本語を学ぶため、現地校に通いながらも日本語力を高めることが期待できます。以下、現時点で確認できる補習授業学校です。

◆ケルン授業授業校
◆シュツットガルト補習授業校
◆デュッセルドルフ補習授業校
◆ドレスデン補習授業校
◆ニュルンベルグ補習授業校
◆ハイデルベルク補習授業校
◆ハンブルグ補習授業校
◆フランクフルト補習授業校
◆ブレーメン補習授業校
◆ボン補習授業校
◆ミュンヘン補習授業校
◆カールスルーエ補習授業校
◆ベルリン補習授業校
◆ベルリン中央学園補習授業校

現地の学校へ入学

ドイツの教育概念は州によって異なるため、一例として首都ベルリンの教育概念を紹介します。

義務教育期間 6~16歳
就学年齢 9月30日までに満6歳になる者は、その年の8月1日に義務教育の1学年に入学
年度 8月1日~7月31日
学期 3学期制
小学校 6年間
中学校
高校
大学 学校によって異なるが4年間が多い

他の州では小学校は4年間のところが多いなど、各州の教育担当庁が管轄をしているため、各州によって教育概念は大きく異なります。ベルリンでは小学校を終えると、4年間の総合制学校かギナジウム(大学進学を目指すコース)、あるいは職業専門学校、職業学校へ通います。また、小学校での成績が悪いとギナジウムへは進学できないこともあります。

インターナショナルスクールへ入学

国際感覚を身に付けることができるため、日本でも人気の高いインターナショナルスクール。ドイツにも、数多くのインターナショナルスクールが存在します。

現時点で確認できるインターナショナルスクールは以下の通りです。

◇ベルリン 3校
◇ボン 1校
◇ブレーメン 1校
◇フランクフルト 2校
◇ハンブルグ 1校
◇ハノーバー 1校
◇ハイムハウゼン 1校
◇ハイデルベルク 1校
◇ノイス 1校
◇デュッセルドルフ 1校
◇デュースブルク 1校
◇シュトゥットガルト 1校
◇シュタルンベルク 1校
◇ケルン 1校
◇エアランゲン 1校
◇ヴィースバーデン 1校
◇アウグスブルグ 1校

インターナショナルスクールを検討している方への注意点

ドイツのインターナショナルスクールでは日本在学中の成績証明証が必要な場合もあります。また、学校によっては幼稚園や保育園の先生からの推薦状なども求められるので、必ず日本滞在中に必要書類を確認しておきましょう。なお、学年の開始日やスクールバスの有無、給食(食堂)の有無なども学校によって大きく異なります。

ドイツへ留学

ドイツの新聞

ドイツ語を学ぶなら、やはり本場のドイツで学んだ方が圧倒的に効率的です。もちろん、ドイツ語を学びに行く以上、ドイツ語のコースを選択するのは当然ですが、ドイツ語コースはドイツ人以外のクラスメイトしかいないため、ドイツ語を話す相手が講師だけになってしまいます。

そこで人気を集めているコースがドイツ語+英語のコース。英語コースはドイツ人の生徒も多いため、授業を通じて自然にドイツ人の友人ができ、日常生活でもドイツ語を話す機会が増えます。現地の人との交流は、授業を受けることと同等、もしくはそれ以上に語学習得に役立ち、フランクな日常会話やネイティブが使う略語などを知ることができます。

また、ドイツでは語学に組み合わせた音楽プログラムが用意されていることもあります。メインとなる授業はドイツ語ですが、ピアノやバイオリンのレッスンも受けられるなど、音楽の国・ドイツならではの魅力溢れるカリキュラムと言えるでしょう。

なお、ドイツ留学はエージェントを利用することで、留学費用を抑えることはできますが、留学時期や学校、加入する保険などは各自で下調べを行っておきましょう。全てをお任せにしてしまうと、余分なレッスンや補償が多すぎる保険を勧められてしまうこともあります。

ドイツ語留学でも英語力は必要!

ドイツ語を学ぶ語学スクールでの授業は、主にドイツ語や英語で進められます。ドイツ語を全く理解できない状態で留学へ行くと、授業内容を理解することが難しく、講師に質問をして理解できない点を補足してもらうことになりますが、その際に使われる言語は世界共通言語の英語。日本語での説明は期待できません。

英語圏の生徒が多い・少ないに関わらず、ドイツ語が理解できない以上、英語で説明されるのは当然のこと。よって、ドイツ語だけではなく英語まで超初心者レベルでは、講師が何を説明しているのか?他の生徒が何を質問しているのか?授業の進行が全く理解できずに、ただ戸惑うだけで時間が過ぎてしまいます。そうなってしまうと授業が面白くなく、学校へ行くことが苦痛にもなりかねません。

また、滞在先が学生寮の場合、世界各国から来ている外国人と話す機会に恵まれます。そこでも、やはり使用される言語は英語です。世界の文化や習慣を学び、さらなる交流を図るうえで英語力は不可欠。たとえドイツ語を学びに行くのであっても、ある程度の英語でコミュニケーションを図れるようにしておきましょう。

★留学前の準備に最適!格安のマンツーマンレッスン!

NEWS ドイツ移住ニュース & 最新記事

ニュース一覧へ