お子様連れでも安心の日本人学校

マレーシアの学校

マレーシアには現在4校の日本人学校があります。マレーシア最大の都市、首都クアラルンプールにあるクアラルンプール日本人学校には、幼稚部・小学部・中学部とあり、800名以上の日本人生徒が通っています。幼稚部と小・中学部の入園・入学条件は「日本人会の家族会員であること」以外は異なるため、入園や入学を希望している方は、早めにホームページなどで確認をする必要があります。

その他、コタキナバルにはコタキナバル日本人学校(小学部・中学部)、ジョホールバルにはジョホール日本人学校(小学部・中学部)、ペナンにはペナン日本人学校(小学部・中学部)があります。規模は学校によって違いますが、どの日本人学校でも日本の授業や行事を取り入れているだけではなく、地域との文化交流を大切にしており、マレーシア文化が根強く残る地域へのホームステイや日本人墓地の清掃など、幅広い活動を行っています。スクールバスが利用できる学校でも、路線やエリアが決まっているため、お子様を連れてのロングステイを検討している方は、生活拠点となる物件を決める際には要注意です。

現地の学校へ入学

マレーシアの教育概念は以下の通りです。

義務教育期間 小学校(6年間)
就学年齢 7歳になる年に入学
年度 1月上旬から11月下旬まで
学期 2学期制(1月~5月、6月~11月)
小学校 6年間
中学校 5年間
高校 2年間
大学 3年間

マレーシアには私立校と公立校があり、公立に関しては授業料が掛かりません。しかし、原則として公立校はマレーシア国籍を持つお子様のみが入学を認められています。よって、日本国籍のお子様が現地の学校に通う場合は、私立校へ入学することになりますが、クアラルンプールをはじめとする主要都市に日本人学校があることや、インターナショナルスクールが多いことから、現地私立校に通う日本国籍のお子様は、両親のどちらかがマレーシア人であるケースが大半です。

インターナショナルスクールへ入学

インターナショナルスクール

国際感覚を磨くためには最適なインターナショナルスクール。日本では授業料が非常に高いことでも知られていますが、マレーシアでは日本よりリーズナブルに通わせることができます。現在、マレーシアにあるインターナショナルスクールは17校。ここ数年で数が増えています。

最も多い都市は、ペナンの6校。以下、クアラルンプールに5校、コタキナバルに2校、ジョホールバル、イポー、クアンタン、シャーアラムに各1校。日本人学校まで距離的に難しい都市で生活をする場合は、選択肢として考えることもできます。また、インターナショナルスクールには通わせたいけれど、日本の教育も受けさせたい方のために、補習校や学習塾なども揃っており、教育面でそこまで大きな心配はないと言えるでしょう。

インターナショナルスクールを検討している方への注意点

インターナショナルスクールとマレーシアの現地校では、年度の開始や学期制が異なります。上記に挙げた通り、マレーシアの現地校は1月開始で2学期制ですが、インターナショナルスクールは8月または9月開始がほとんどで、学期も3学期制の学校があります。また、スクールバスや給食の有無も学校によって異なります。見学や問い合わせをする際は、上記のような細かい点まで質問しましょう。

学生ビザを取得してマレーシアへ留学

近年、じわじわと注目を集めているマレーシア留学。しかし、学生ビザを取得するための正式な情報は、マレーシア大使館や移民局のサイトでも開示されておらず、非常に分かりにくいものとなっています。さらにビザの取得要件も頻繁も変わるため、現地の学校でさえも、実際に新規学生のビザ申請を行いながら、最新情報を入手している現状です。このような点を踏まえて、現地学校または留学エージェントへの問い合わせや申し込みは、早めにしておきましょう。想定外の書類を求められる可能性もあります。

マレーシア留学で学べること

マレーシアには、英語だけではなく中国語も学べる学校や、オーストラリア系の英語スクール、アメリカ系の英語スクール、さらには日本人経営の語学学校もあり、マレーシア人だけではなく、世界中から学生が集まっています。ただし、気をつけておきたい点は学校によっては、学生ビザに年齢制限を設けていること。18歳~35歳までと定めている学校もあるので、申し込む前に確認をしておきましょう。

また、90日(およそ3ヶ月以内)の短期留学であれば、学生ビザは不要です。ただし、入国審査時に滞在目的を尋ねられたら「観光」と答えるようにしましょう。「勉強」と答えてしまうと、学生ビザを求められ入国拒否を受ける恐れがあります。

マレーシアではネイティブの講師も多数

マレーシア人は英語の習熟度が高く、2014年度の調査ではTOEICの平均スコアが687点でした。これは日本の平均512点を大きく上回っています。しかし、マレーシア人はネイティブスピーカーではなく、また、マレーシア人生徒も数多く英語スクールに通っているため、ほとんどの学校ではネイティブの講師による授業が行われています。

さらに、留学費用も学校によって異なるものの、欧米の半額程度で済み、リーズナブルに英語の習得を目指すことができます。日本人経営の学校以外は、学校の申し込みやお問い合わせを全て英語(もしくはマレーシア語や中国語)で行わなければならないので、初心者クラスを希望する方や語学に自信のない方は、留学エージェントを通して手続きのサポートをしてもらいましょう。

特に初心者の方はリーナブルなオンライン型のマンツーマンレッスンで英語への抵抗を減らし、英語に耳を慣らしてから行くと、留学先での授業内容が聞き取れ、楽しく有意義な留学生に繋がります!

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