マレーシアでリタイア生活

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リタイア後の移住先として人気のマレーシア

年間を通して暖かい気候のマレーシアは、観光地としてだけではなく、リタイア後の移住先としても人気のある国です。リタイアした後に海外移住をしたい方の中には、よほどの貯金がない限りは難しいのでは?と思われている方もいますが、移住先によっては定年後を日本で過ごすよりも、お金が掛からないケースもあります。

しかし、観光旅行の際に肌で感じた金銭感覚よりも、実際に住んでみると当初の感覚よりもお金が掛かることもあるので、計画的に移住を検討した方が良いでしょう。例えば、リタイア後にマレーシア移住を実現させた人の中には、日本で暮らしていた不動産物件(分譲マンションや一軒家)を賃貸物件として貸し出し、家賃収入を得ながら暮らしている人もいます。また公的年金や個人年金など、リタイア後の収入を現地での生活費に充てている人もいます。

近年は物価も上昇しており、以前のように日本の3分の1程度の生活費で暮らすことは、暮らし方によっては難しくなりましたが、それでも日本に比べると、まだまだ物価は安い面が多く、マレーシアに移住することで生活費を抑えることができます。

マレーシアでロングステイを送るためのビザ

マレーシアでは、ビザなし滞在が90日間まで認められています。裏を返せば、何のビザも持たない状態だと90日しか滞在することができず、長期滞在と言うよりは、短期~中期滞在で、これではなかなかロングステイの醍醐味を感じることはできません。

しかし、本格的な移住を開始する前に、「自分が生活する場所として本当に向いているか?」を見極めるには90日間もあれば充分でしょう。4~5日程度の旅行では見えてこなかった側面や、旅行とは違い、何の予定も入れない日々を送ることで感じることも出て来ると思います。

こうして短期~中期の滞在をしてみて、「やっぱりマレーシアに住みたい!」と思ったら、90日以上滞在できるビザを取得します。

ロングステイに適したMM2H

日本人を含む外国人がロングステイをする際に適したビザは「MM2H」(マレーシア・マイ・セカンド・ホーム)で、最長10年間の滞在が認められ、出入国も自由なマルチプルビザとなっています。

取得には幾つかの条件があり、他国の長期滞在ビザに比べると難易度はそれほど高くありませんが、それでも用意する書類も多く、手間と時間は掛かります。

まずはMM2Hの概要と必要書類をチェックしてみましょう。

◆滞在可能日数=最長10年間(更新可)
※ビザはパスポートの有効期限と同期間発行され、ビザ期間が10年に満たない場合はパスポートの更新後に延長手続きを行います。

◆必要書類=カバーレター、経歴書、申請用紙、IM12フォーム、証明写真、パスポートのコピー(全ページ)、健康に関する自己申告書、結婚・出生証明書、財務に関する書類、財務書類に関する開示承諾書、チェックリスト、無犯罪証明書

MM2Hの財産証明で必要な金額

経済的証明で必要になる金額は、年齢によって異なります。その境となる年齢は50歳。50歳以上と50歳未満では、最初に必要とされる金額が違います。

50歳以上の方が必要な金額

50歳以上の方は最低35万RM(約875万円)以上の財産証明と月額1万RM(約25万円)以上の収入証明または年金証明が必要とされています。仮承認をされた後、15万RM(約375万円)をマレーシアの金融機関に定期預金をするか、毎月1万RM(約25万円)以上の年金を受領している証明を行うか、申請時に選択することが可能です。この定期預金は、2年目以降になると医療費などを目的に5万RM(約125万円)を引き出すことができ、決して費用として渡すものではなく、あくまで「預けるもの」です。

50歳未満の方が必要な金額

一方、50歳未満の方は最低50万RM(約1,250万円)以上の財産証明と月額1万RM(約25万円)以上の収入証明が必要とされています。仮承認をされた後、30万RM(約750万円)をマレーシアの金融機関に定期預金をします。50歳以上の方と同様に、2年目以降は引き出すことが可能ですが、50際以上の方より最初の預金額が多いので、引き出せる金額も15万RM(約375万円)までと高めに設定されています。

その他、学生ビザなどでも長期滞在は可能です。

マレーシアランカウイ島

※なお、ビザのルールは頻繁に変わります。同様に入国に関するルールも予告なく変わることもあるので、渡航をお考えの方は必ず直前に大使館などのページから情報を取得するようにして下さい。また、ビザは申請から仮承認または発給まで時間を費やします。さらに、ビザに必要な書類を揃えるだけでも、想定以上の時間を要することが多いため、スケジュールはなるべく前倒し気味に進めることを意識しましょう。

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