日本人学校はないが補習校は3校

ニュージーランドの学校

ニュージーランドには、日本人学校こそありませんが、補習校が3校あります。

日本人学校がないため、日本人だけで日本の学校教育をそのまま受けることは不可能ですが、ウェリントン、オークランド、カンタベリーの3都市に補習授業校があり、どの学校にも多くの日本人が通い、現地校やインターナショナルスクールでは学ぶことのできない、日本のカリキュラムに沿った授業を受けることができます。

学年によって異なりますが、登校日は週に2~3日、1日の授業数は45分×2コマもしくは3コマです。オークランドの補習授業校は遠方に住むお子さんのために、土曜日の午後だけ授業を行うサタデースクール部も用意されているので、補習授業校がない近隣の都市で生活を送っている方でも利用することができます。また、幼児から高校生までの幅広い年齢層に対して授業を行っているので、小学校に入る前でも、しっかりと日本語を覚えることができるでしょう。

現地の学校へ入学

ニュージーランドの教育概念は以下の通りです。

義務教育期間 6歳の誕生日から16歳の誕生日(ただし5歳の誕生日から入学可)
就学年齢 通常、満5歳の誕生日の翌日よりYear1に入学
年度 1月下旬〜12月中下旬
学期 4学期制
小学校 6年間または8年間
中学校 2年間(小学が8年の場合は0)
高校 5年間
大学 3〜6年間

ニュージーランドの学校教育は、就学前教育、初等教育、中等教育、高等教育の4段階に分かれていますが、学校によっては初等教育と中等教育が一貫して行われているなど、微妙にシステムが異なります。

インターナショナルスクールへ入学

インターナショナルスクール

国際感覚を身に付けることができると日本でも人気の高いインターナショナルスクール。ニュージーランドにも、数多くのインターナショナルスクールが存在します。

現時点で確認できるだけでも、ウェリントンに6校、オークランドに5校、クライストチャーチに4校の計15校あり、ほとんどが共学校ですが、オークランドには男子校と女子校が1校ずつ、クライストチャーチには男子校が1校あります。カリキュラム等は学校によって大きく異なるので、検討の際は細かい点までチェックしましょう。

インターナショナルスクールを検討している方への注意点

多くの国では現地校とインターナショナルスクールはシステムが全く異なり、年度の開始や学期制も違います。しかし、ニュージーランドでは、年度の開始が現地校とほぼ変わらず、1月下旬もしくは2月上旬から始まり、現地校同様に4学期制を用いています。

ウェイティング(人数などの制限により、空きを待つ制度)の有無や授業開始時刻など、学校によって制度が異なり、なかには日本語クラスを全学年に設けている学校もあります。スクールバスの送迎や給食については用意していない学校が多い(学内で昼食を購入できるところもある)ため、送迎やランチについても考えておきましょう。

ニュージーランドへ留学

語学留学先として、またはワーホリの定番国として、安定した人気を誇るニュージーランド。そんなニュージーランドで学ぶメリットの一つは、大自然を活かしたアクティビティを楽しみながら勉強に集中できるスローライフな環境。日本での忙しさから解放され、自然を身近に感じられる場所でリフレッシュをすることができます。また、ニュージーランドは教育に力を入れており、その質は世界でもトップクラスと評価されています。さまざまな国籍の人たちと時間と価値観を共有することで、グローバルな考え方が身に付くでしょう。

語学留学やワーホリだけではなく、ダイビングや乗馬、スキーなど、スポーツの習い事で訪れる人も多く、さらに介護医療の分野では世界最先端の国だけあって福祉や介護に関する勉強を行うことも可能です。特に現場での研修や実習方法は日本と異なるので、新たな視点での「気付き」が得られ、実りのある看護留学になると高く評価されています。

ニュージーランド留学の前にやっておきたいこと

「留学には度胸が大切」と言われていますが、英語力がゼロの状態で海外へ出ても会話が成立せず、もったいない時間が発生してしまいます。限られた時間を無駄にしないためにも、ある程度の予習をして行くと良いでしょう。

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