日本人が申請しやすいニュージーランド永住権とは?
日本人が申請しやすいニュージーランドの永住権は? 多くの観光客や留学生などが訪れるニュージーランド。独特の風景や文化や魅了され、移住を検討する人も多い国と言わ……- ニュージーランド
- リタイアメントビザ
- ロングステイビザ
- 永住権
目次
日本からニュージーランドへの直行便は、東京(羽田・成田)と大阪から就航しています。航空会社は全てニュージーランド航空で、フライトによっては全日空やアシアナ航空が共同運航便になっています。羽田空港と関西国際空港からは週3便、成田からは毎日、共に行き先はオークランドです。
飛行時間は10時間40分~10時間50分程度。日本国内の他の都市からニュージーランドへ行く場合は、国内もしくは第三国を経由して行きます。
第三国の経由便では、オークランドの他にウェリントンやクライストチャーチ、クイーンズタウンなどへ行くことができ、マレーシア航空や香港航空、キャセイパシフィック航空などは1回の乗り継ぎで済み、時期によっては日本からの直行便より数万円ほど安いことが多くリーズナブルな渡航が可能です。
日本から出発するニュージーランドへの直行便は、現時点で全てオークランド行き。成田空港から毎日就航しているだけではなく、羽田空港と関西国際空港からも週3便就航しているため、日本からは行きやすい都市の一つと言えるでしょう。
中国やマレーシアを経由する方法では、航空券が安いことが多く、コストを抑えることが可能ですが、飛行時間に加えて乗り継ぎでの待機時間も発生するため、所要時間は長くなってしまいます。その他の都市へ行く場合は、オークランドからニュージーランド国内で国内線または長距離バスを利用するか、第三国経由で向かいます。
航空券を購入する時、価格で選んでしまいがちですが、到着時間を忘れずにチェックしましょう。特に気をつけたいのは、空港への到着が深夜になってしまう場合です。オークランドなどの大きな都市では深夜の到着でもタクシーを利用すれば中心部まで向かうことが可能で、市内へ向かうバスも24時間運行しているため、大きな心配はありませんが、国内線で乗り継ぎを行う場合は、国際線ターミナルと国内線ターミナルを結ぶシャトルバスが22時30分で終わってしまいます。しかし、歩いても10分程度の距離なので、荷物があまり多くなければ問題ありません。
空港によっては24時間空いている(国内線ターミナルは最終便の発着後には閉鎖されるなど空港によって異なる)こともあるので、深夜の移動を避けたい人は空港で朝まで過ごすこともできます。その際は、貴重品の管理に気を付けましょう。
※各航空会社のフライト本数などは2017年7月現在のスケジュールです。変更することがありますので、各社のホームページで最新状況をご確認下さい。
国内の主要都市は国内線が就航しているため、時間を掛けずに移動をする際は飛行機が良いでしょう。しかし、決して安くはない料金なので、一般的には長距離バスが利用されています。長距離バスはニュージーランド国内を幅広くカバーしており、ほとんどの都市や地域に行くことができます。飛行機や鉄道より本数も多く経済的ですが、完全予約制の便が多いため、遅くても乗車の2~3日前には予約をしておきましょう。
鉄道は、オークランドーウェリントン、ピクトンークライストチャーチ、クライストチャーグレイマウス、ダニーデンーワナカを結ぶ路線などがありますが、基本的に1日1便と本数が少なく、運賃も安くないため、交通手段としてはあまり利用されていません。しかし、壮大な景色を眺めながらの移動は、ニュージーランドならではの醍醐味を感じられ、観光客から風情を楽しめると人気があります。
北島と南島を行き来するためには国内線かフェリーになります。フェリーでの所要時間は約3時間。季節によっては高速フェリーが運航される時期もあり、時間がだいぶ短縮されます。フェリーターミナルでも当日のチケットを購入することはできますが、混雑時には希望の時間に乗れないこともあるため、事前に購入しておいた方が良いでしょう。インターネットで予約が可能です。
ニュージーランドは日本で発行された国際免許証での運転が可能です。レンタカーを利用したい場合は、国内主要都市や空港にレンタカーのオフィスがあり、日本と同様で左側通行、右ハンドルなので運転がしやすく、交通量もそれほど多くありません。ただし、右折車優先など日本とは異なるルールが幾つか存在するので、あらかじめニュージーランドの道路交通法を覚えておく必要があります。
ニュージーランドは各都市によって交通手段が異なりますが、ほとんどの都市では主に路線バスが利用されています。
ニュージーランドの全人口の約3分の1が集中する大都市、オークランドでは交通手段が発達しており、バスだけでも中心部を巡回するシティリンク、シティ中心部とその周辺エリアを巡回するインナーリンク、市バスなど、さまざまな種類が揃っています。また、フェリーや電車、タクシーなども利用できるので、移動に悩むことはあまりないでしょう。
南島最大の都市、クライストチャーチは1995年に観光用として復活した路面電車(トラム)があり、シティ中心部の全長2.5kmを約25分かけて走っています。
2014年から2015年にかけて、ディーゼルから新型車両に全て入れ替えたオークランドの電車。振動や騒音は非常に少なく、現地の人からも好評です。しかし、運行本数は日本の大都市に比べると少なく、バスの方が発達しています。
運賃については、オークランド市内をゾーン1からゾーン8までの8つの区域に分けており、移動するゾーンに応じて料金が異なるゾーン制度を適用しています。また、運賃を安くしたい方には、AT HOP CARD(プリペイド電子カード)がオススメ。通常運賃の20%オフで乗車をすることが可能です。基本的には時間通りに運行しており、日本のような通勤ラッシュもほとんどありません。マウンテンバイクやベビーカー用に広いスペースを用意している車両もあり、電車の中には2名程度のスタッフが乗務し、ドアの開閉や安全確認を行っています。
注意点としては、出発時刻やホーム番号などの運行状況が頻繁に変わること。度々変更があるので、常に確認をするようにしましょう。
1956年に廃止された路面電車が、主に観光客向けに復活。ワインヤード地区を通っており、オークランド動物園と交通博物館を結んでいます。運賃は片道2ニュージーランドドル(約166円)で、乗車券は電車の中で車掌から購入します。なお、運転間隔は12分~15分程度なので、ワインヤード地区に行かれる方にとっては、使いやすい交通手段と言えるでしょう。
オークランドの公共交通として中心的な役割を果たしているバス。オークランド全域に複数の路線が走っています。
シティ内にはシティリンク、インナーリンク、アウターリンクの3つの循環バスが随時運行しており、料金も安く、非常に便利です。運賃の支払いには、AT HOP CARD(プリペイド電子カード)を利用すると通常運賃の20%オフで乗車することができ、このAT HOP CARDは、駅やフェリー乗り場、観光案内所、オンラインなどで作ることが可能です。
バス乗車時は、必ず手を挙げて乗車する意思を伝え、バス乗降時にAT HOP CARDをバスの扉付近にあるカードリーダーにかざします。カードはチャージ式で(現地ではTop upと言う)、コンビニなどでもチャージをすることができます。また、現金で支払う際は乗車時に支払いますが、行き先によって運賃が異なるので注意しましょう。
オークランド発のフェリーはワイヘキ島、モトゥタプ島、モトゥイヘ島、ランギトト島、グレートバリア島など、周辺の島々を1日42便の運航で結んでいます(2017年7月現在)。全てのフェリーは、ダウンタウンのメインストリート、イーンストリートの先にあるフェリーターミナルを拠点としており、観光だけではなく毎日の通勤・通学にも利用されています。
チケットの購入は、チケット売り場で目的地と往復あるいは片道などチケットの種類を伝えて購入します。現金、EFTPOS(デビットカードのようなもの)、クレジットカードなどで購入できる他、AT HOP CARD(プリペイド電子カード)も利用可能です。
なお、オークランドから南島へ向かうフェリーはなく、一度ウェリントンまで行く必要があります。
タクシーは最も費用の高い交通手段です。ニュージーランドでは、タクシーが自由化されているため、料金は各社によって違いがあります。目安としては、初乗り料金が3ニュージーランドドル(約249円)で、以降1kmごとに3ニュージーランドドルが加算されます。ほとんどのタクシーでは、深夜料金などの割増料金がない一方で、車種によって金額は変わり、流しで走っていることはあまりありません。
よって、タクシーは電話で呼ぶか、タクシースタンドから乗る方法が一般的です。チップは必要なく、支払いは現金の他に、クレジットカードやEFTPOS(デビットカードのようなもの)が使えることもあるので、乗車前に確認しましょう。
※こちらの記事の日本円の表記は2017年7月のレートで参考として表記しています。為替相場によって現在の金額は変動している可能性がありますので、ご了承下さい。