これだけは持って行こう!

目次
海外に持っていくもの、持ち込めないもの
日本国内で引っ越しをする際、持って行くべきか迷うものがあった時、「とりあえず持って行ってから考える」と言う選択肢もあります。しかし、海外への引っ越しの場合、持ち物が多ければ多いほど輸送費(飛行機での荷物料金や国際郵送の料金)が高くなり、課税対象になってしまうこともあります。
また、日本のような治安とは限らないため、海外に持ち出したものは盗難や紛失(落し物はほとんど返って来ないと思って良いでしょう)の恐れや、輸送中に破損する可能性もあります。いずれ、日本へ帰国をする予定のあるロングステイや移住なら、貴金属など高価なものは家族に預かってもらうか、貸金庫や貸倉庫を利用することも検討してみましょう。
海外に持って行くもの
細かい所に気を遣い過ぎて、うっかりしがちなのがパスポート。さすがに自宅へ忘れる人は少ないでしょうが、よくあるケースがパスポートの残存期間と余白ページ数のチェック漏れ。例えば移住先として人気のフィリピンでは、滞在予定日数に加えて6ヶ月以上の有効期間であるパスポートが必要で、さらに未使用の査証欄(余白ページ)が見開きの状態で2ページ残っていることが入国条件となっています。
また、現地に到着後、すぐにでも使用する予定のあるものは、国際郵送ではなく手荷物として携行しておくと、荷物の到着を待つ必要がありません。また、飛行機のロストバゲージも頭に入れて、どうしても必要なものは、手荷物として機内に持ち込みましょう。なお、搭乗前の手荷物検査では、液体物の持ち込みに制限があるため、化粧品などは小分けにしておく必要があります。
海外移住者がオススメするもの①
家具や家電付きの物件が多いため、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電は日本から送らなくても、ほとんど用意されています。もちろん、住居によっては用意されていなかったり、共有だったりするので、しっかりと確認する必要はありますが、多くの方が不足分を現地で調達しています。その方が、輸送費より安く済み、なおかつ電圧の心配もありません。
そんな中、海外生活を送っている人の多く、とりわけ駐在員の奥様や主婦の方たちが、日本から持って行くことをオススメしているものが、炊飯器です。一部の地域を除いては、炊飯器も現地で購入できますが、日本人好みの製品は、なかなか売られていません。その一因として、多くの国では、もちもちとした食感より、パラパラとした食感の米が好まれていることが挙げられます
割高ですが、日本のお米が入手できる国は多いので、一時帰国をした際に、「おかゆ」や「おこわ」など、炊き方を指定できる日本の炊飯器を購入して来る方は多く、海外でも必需品となっています。
海外移住者がオススメするもの②
日本在住の外国人が、一時的に本国へ帰国をする際に日本のサランラップを買って行くと言います。海外のラップは切れにくく、使い勝手が悪いものが多いからです。このように、日本で暮らしていると当たり前になっているので分かりにくいのですが、海外では食品の袋が開けにくかったり、掃除用品が大きすぎたり、利便性が伴っていないものが多く、日本の細々とした便利グッズが欲しくなります。
たとえ、日本の100円ショップのような店舗があったとしても、日本より価格が高かったり、品質が良くなかったりすることがあるので、持ち物や国際郵送の箱に余裕があるのなら、日頃から使っている日用雑貨などを持って行くと良いでしょう。
海外に持ち込めないもの
また、海外には持ち込めないものがあります。日本でも禁止されている麻薬や武器の類はもちろんですが、アダルト系の商品や偽ブランド品も持ち込み禁止となっており、子供用のオモチャの鉄砲でさえも、X線検査でシルエットが引っかかると、多少、面倒なことになります。調べてもらえれば、オモチャであることは分かるのですが、手間や時間、さらには費用までも掛かる可能性があるので、紛らわしいものは持ち込まない方が無難です。
飛行機に持ち込めないもの【預け入れ・手荷物ともに不可】
以下の物は、機内預け入れ・手荷物ともに持ち込みが不可となります。
◆高圧ガスのスプレー
可燃性の高圧ガスを使用しているものは機内預け入れ、手荷物ともに不可です。具体的には、防水スプレーや携帯用のガスボンベ、塗料などが該当します。
◆火薬に該当するもの
「火薬」と言われると、持ち込む可能性など無さそうですが、花火や誕生会などに使うクラッカーが該当します。発火する恐れのあるものは持ち込めないと思って下さい。
◆アルコール度数、70%以上のお酒
日本酒や焼酎など、日本のお酒は人気ですが、アルコール度数が70%以上のものは持ち込めないため、お土産に購入する場合は、度数をチェックして下さい。日本国内の主要国際空港で販売されているアルコール類は、基本的に度数が70%以下なので大丈夫ですが、海外で売られているお酒の中には、70%を超えているものもあるので、注意が必要です。
◆その他、危険物とみなされるもの
殺虫剤(虫除けスプレーは預け入れ可、機内持ち込みの場合は液体物の制限あり)、農薬、漂白剤、カビ取り剤、ガソリンや練炭などの燃料、接着剤など。
飛行機に持ち込めないもの【預け入れ不可・手荷物は可】
機内持ち込みは許可されているものの(一部、条件付き)、預け入れが不可のものは以下の通りです。チェックイン後に空港内のアナウンスで呼び出されることもあります。
◇ライターやマッチなど
喫煙者にとっては必須アイテムのライターやマッチ。預け入れはできません。機内持ち込みに関しては、国や空港によって判断が異なり、日本の空港なら1つ(マッチの場合は1箱)まで持ち込めますが、経由する空港で再度、手荷物検査がある場合、没収されることもあります。
◇リチウムイオン充電池、リチウム電池
パソコンやスマホなどに初めから装着されているものは対象外なので問題にはなりませんが、モバイルバッテリーなどリチウムイオン充電池単体や、予備電池として持ち込むリチウム電池は手荷物にしましょう。
飛行機に持ち込めないもの【預け入れ可・手荷物は不可】
逆に預け入れ荷物としては認められていますが、機内へ手荷物として持ち込めないものは以下の通りです。
◇凶器とみなされる恐れのあるもの
包丁など刃物類が主に該当します。その他、はさみやカッター、万能ナイフなども持ち込めません。一方、爪切りや産毛剃り、眉毛剃りなど身だしなみを整える安全なカミソリなどは、持ち込めることになっています。
また、ゴルフクラブや野球バットなど、使用目的がスポーツであっても、武器になる可能性のあるものは持ち込めないので、預け入れ荷物にしましょう。
◇液体物の制限
飲み物や化粧品など分かりやすい液体状のものだけではなく、ジャムやバター、歯磨き粉なども液体物に該当します。これらのものを機内に持ち込む際には、それぞれを100ml以下の容器に入れ、容量1リットル以内(目安として縦横の合計が40cm以内)の透明かつ開閉のできるプラスチック袋に入れます。
この状態にしたものを、1人につき1袋までしか持ち込めませんが、薬や離乳食などは液体制限とは別なので持ち込むことが可能です。

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