スタートは引っ越し準備から!

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スムーズな引っ越しが大切!

引っ越し風景

海外移住を始める際、その先にある海外生活ばかりに想いを馳せてしまいがちですが、まずは国内から海外への引っ越しを円滑に済まさなければなりません。日本国内での引っ越しと異なり、荷物を業者へ委託してから現地に到着するまでの時間が非常に掛かります。


船便と航空便

日本国内で引っ越しをする場合、どんなに遠くても翌日または翌々日には荷物を引っ越し先まで到着させることが可能ですが、海外では想定している以上に時間を要し、その間は日本から送った荷物が手元にない状態で過ごさなければならず、その間の過ごし方も予め決めておかなければなりません。

引っ越し業者でも海外への荷物の運搬に対応していますが、一部の国や地域に限られているケースが多く、一般的には国際郵便を利用します。所要日数は船便より航空便の方が早く届く一方、価格的には船便の方が安いため、早めに受け取りたい物を航空便にしておくと、引っ越し先での生活がスムーズに始められるでしょう。

国際スピード便:EMS

EMSと呼ばれる国際スピード便は、国際郵便の中で最優先に取り扱われるため、早ければ2日~4日程度で各国まで届きます。世界120以上の国や地域を対象としており、1個につき30キロ以内の荷物を送ることができ、荷物の追跡サービスや損害賠償制度も充実しています。また、中国(北京・上海)、韓国、台湾、香港、シンガポール宛てのEMSは追加料金で、翌日の指定された時間までに配達することも可能です。

航空便

飛行機を利用した運送です。料金は船便より高めですが、早ければ3日~6日程度で到着します。EMSの対象地域外の場合は航空便の利用が最速となります。

エコノミー航空便:SAL

SALと呼ばれるエコノミー航空便は、日本国内と到着国内では船便として扱われ、両国間は航空機の空きスペースを利用して輸送されるため、船便より早く(EMSや航空便よりは遅く)、EMSや航空便より安く(船便よりは高く)、荷物を送ることができます。6日~13日程度が目安とされていますが、到着国の取り扱いによっては、さらに日数を費やすこともあります。

船便

輸送方法が船なので、料金は安いですが、所要日数の目安は1ヶ月~3ヶ月とされています。そのため、数ヵ月程度のロングステイを考えている方には向いておらず、荷物とご自身が行き違いになる懸念もあります。

一例で比較をしてみよう!~マレーシア~

東京から移住人気先・第1位のマレーシアへ国際郵便を送った場合の、料金と所要日数を比較してみましょう。荷物の重量は30キロとします。

◇EMS: 26,500円(所要日数:3日)
◇航空便:26,500円(所要日数:7日)
◇SAL:16,000円(所要日数:2週間前後)
◇船便:11,300円(所要日数:2ヶ月前後)

他の国や地域に関しましても、日本郵便のHPで、確認することができます。


自分で運ぶことも可能

航空便

国や地域または物件によって異なりますが、海外の賃貸物件の多くは、家具や家電が備え付けになっていることが多いため、必要最低限の荷物だけを選別し、各自で運ぶことも可能です。ただし、飛行機に預けられる荷物には個数や重量に制限があるため、追加料金を支払うことになります。

自分で持ち込むメリット

国際郵便の送料と飛行機への追加料金を比較すると、利用する航空会社によって異なるものの、自分で持ち込む方が安く済む場合が多く、また、国際郵便を利用するなら、日本出国前に滞在国での住所が決まっていないと、家族や友人など第三者へ荷物の発送を依頼しなくてはなりませんが、自分で運ぶ場合は、その必要がありません。

さらに、到着した日から、全ての荷物が手元にあるので、不自由をすることもなく、日本とは異なる配達事情によって、衣類や靴、本や電化製品などが濡れたり、故障してしまう懸念も回避できます。

自分で持ち込むデメリット

一方、スーツケースなど大きな荷物が複数ある場合は、滞在国の空港に到着してからの移動が大変です。公共の交通機関では難しく、タクシーやホテルの送迎を使うことになり、また、物件を探している最中はホテルなどの室内に置いていけますが、いざ決定した物件へ移動をする際にもタクシー利用が欠かせなくなるなど、その国や地域のタクシー料金や交通事情によっては、逆に高くなってしまうことも考えられます。

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