【カナダ移住体験談】マスク着用の義務化と罰金

遂に!!罰金制度が導入
カナダBC州では、新型コロナウイルスの感染者増加にあたり、様々な対策を行っています。
新型コロナウイルスが流行し始めたばかりの頃は、個人での集まりは認められていたものの、多くのビジネスがロックダウン状態になっていました。
現在は逆に、多くのビジネスは稼働していますが、個人での集まりなどは規制されており、公共の場所に外出する際はマスクの着用が義務付けられています。
また、ビジネスの稼働にあたっては、ソーシャル・ディスタンスを取ることやマスクを着用するなどの規制が設けられています。
個人の行動に関しては、マスクの着用やパーティーの禁止などが主に規制されています。
しかし、このような規制が義務化されても、感染者が増え続けているため、遂に「違反した際の罰金を公的に請求する」と発表されました。
マスク着用の義務化と罰金
日本では、新型コロナウイルスが流行する以前から、冬になると風邪やインフルエンザ予防のために、公共の場所でマスクを着用する人が多くいました。また、春になると花粉予防のために、マスクを着用する人もいて、マスクに対しての抵抗は、ほとんどなかったと思います。
しかし、マスク文化がなかったカナダでは、マスク着用に反対する人や戸惑う人が多く、当初は公共の場所でマスクを着用している人を、あまり見掛けませんでした。
しかし、現在は公共の場所でのマスク着用が義務化され、違反した場合は230ドルの罰金が請求されると発表されています。
実際に、マスク着用についてトラブルや口論があったなどの話は耳にしませんが、罰金の発表によって、マスクの着用を実行するカナダ人も増えるのではないかと思います。
それでもまだ、お店に出かけて行くと、マスクを着用していない人を見かけますが、これから先、どのように変化していくのか?は、個人的にも気になるところです。
マスク着用が義務付けられている場所
マスクの着用は以下の場所で義務付けられています。
- ショッピングモールやカフェ、スーパーパーケットなどのお店
- リカーストアと薬局
- 空港、役所、図書館、コミュニティーセンター、レクレーションセンター
- レストラン、パブ、バー
- 公共の集会が行われる場所
- 公共の交通機関(タクシーなど)
- 裁判所、ビジネスオフィスの建物内、病院、スポーツジム(運動中は除く)
- 高校以上の学校施設
マスク着用が免除される場合
現在、公共の場所でのマスク着用が義務付けられていますが、以下のケースでは免除されます。
- 12歳以下の子供
- 身体的理由でマスクを着用することができない人
- レストランなどでの飲食中
- 身分証明のためにマスクを外す場合
- スポーツジムでの運動中
- 病院で診察を受けるとき など
たとえば、身体的理由でマスクを着用できない人などは、トラブルを避けるために、診断書など証明できるものを準備しておくこと良いでしょう。必要でしょう。
パーティーを施行したら23万円の罰金
カナダBC州では現在、6人以上のパーティーも禁止されています。
万が一、パーティーを計画・実行した場合は、パーティーの主催者に2,300ドル(約23万円)の罰金が請求されます。
家族以外の人との付き合いも規制されているので、うつ予防などのために、意識的に友人や知人と連絡を取り合い、人とのコミュニケーションを絶やさない必要があるでしょう。
カナダ政府は、友人との付き合いは、できる限りオンラインで行うようにアドバイスしています。
カナダでは現在の緊急宣言を1月8日まで延長するとしており、予防接種の準備と計画が整うまでは、このような状況がしばらく続くのではないか?と予測されています。
カナダにも新型コロナウイルスのワクチンが少しずつ到着しており、まもなく予防接種が開始されます。2021年末までには、ほぼ全員の予防接種が完了される予定です。
いつになるかは分かりませんが、一日も早く状況が回復して、安心して人と交流できるようになることを願っています。


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