【カナダ移住体験談】バンクーバーに行く前に知っておきたいこと

知っておくと安心!バンクーバーの情報

バンクーバーには、留学や観光、ワーキングホリデー、仕事など様々な目的で毎年多くの人が訪れます。日本人からも人気の都市なので、バンクーバーに行ったことがある人も少なくないのではないでしょうか。

今日は、そんなバンクーバーについて、出発前に知っておくと安心な情報を紹介します。

バンクーバーの交通機関

バンクーバーはカナダの中でも大きな都市で、公共の交通機関が発達しています。

バス、スカイトレイン、シーバス、タクシーなどを使って移動が可能で、料金は移動する距離によって異なりますが、およそ月1万円ほどでバンクーバー市内を自由に移動できる定期券を購入することもできます。

また、バンクーバーはバイクフレンドリーとしても有名な都市であり、道路の横に自転車が安全に通行できる道が数多くあります。

短期留学や観光旅行など、自転車を所持していない人でも、市内のあちこちにレンタル自転車があるので、バスなどを待たずにレンタルバイクを利用して市内を移動することが可能です。

バンクーバーの気候

バンクーバーは、雨が多いことで有名な都市です。

Vancouver(バンクーバー)ではなく、Raincouver(レインクーバー)と呼ぶ人もいるほど、雨の日が多く、雨の日と晴れの日の割合は、雨、雨、雨、晴れ、雨…と雨の合間に晴れの日があるような感じです。

特に冬は雨の日が多く、夏になると晴れる日が比較的増えます。バンクーバーはカナダの他の地域に比べると暖かいですが、冬には雪が積もることもあります。

知っておきたい家賃情報

バンクーバーは、カナダの中で最も家賃が高い都市として知られています。

バンクーバーで1ベッドルームの部屋を借りるとすると、1ヶ月に支払う家賃はおよそ1,950ドル(約20万円)が相場です。

バンクーバーは賃貸料金が非常に高いため、ルームシェアをする人が多くいます。

友達は作りやすい?

バンクーバーには、世界各国から様々な人が集まっています。留学生も多い都市で、ルームシェアをするため、人との出会いが多い街でしょう。

ただし、バンクーバーに住んでいる人の中には留学や駐在など、期間限定の滞在になる人もいるため、長く付き合える友達を見つけることは難しいかもしれません。

せっかく出会った友達がバンクーバーから離れてしまい、寂しい思いをするとよく耳にします。

危険区域

バンクーバーに行く前に必ず知っておきたいことが、バンクーバーの危険区域です。

カナダは安全な国だと言われていますが、エリアによってはかなり治安が悪くなります。

バンクーバーでは、ダウンタウンにあるHasting Street、チャイナタウン、East Vancouverでの犯罪率が高く、むやみに足を運ばない方が良いでしょう。

これらの地域には、路上で暮らしているホームレスも多く、犯罪に巻き込まれる危険性があります。特に、治安が悪い地域では、ドラッグを使用している人もいて、正常な精神状態ではありません。

どうしてもこのようなエリアを通過する必要がある場合は、誰かと一緒に・日中に・できるだけ素早く通り過ぎる・など、工夫をしましょう。

また、慣れて来た頃に犯罪に巻き込まれてしまうことが多いので、どんなにカナダ生活に慣れてきても、油断はしないようにしましょう。

自動車の保険

バンクーバーに住む人の中には、交通手段として自動車を使います。

自動車保険は州によって定められた保険に加入する必要があり、ブリティッシュ・コロンビアの車両保険はカナダの中でも最も高いと言われています。

例えば、トヨタのアクアのような小型自動車を運転する場合、新車の場合は毎月2万~3万、2年以上が経過したモデルの場合は15,000円前後の保険料が掛かります。これ以外にも、冬にはスノータイヤに付け替えたり、6ヶ月ごとに定期チェックを行う必要があります。

車があると便利ですが、バンクーバーでは道路が渋滞することも多いので、必要でなければ公共の交通機関を利用する方が無難でしょう。

バンクーバーではレンタカーのサービスも多いので、必要な時だけレンタカーを利用する方法もあります。ただし、ガソリンや駐車場の料金も非常に高いので事前に予算の確認が必要です。

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