【カナダ移住体験談】レストランやパブの一時営業停止

新型コロナの感染者の増加

私が暮らすカナダのブリティッシュ・コロンビア州では、春を迎えて暖かくなって来たにも関わらず、新型コロナの新規感染者が再び増加しています。

また、2021年3月には新規感染者の数が警戒レベルまで達したことから、再度、レストランやパブでの営業を一時停止するように、との指令が出されました。この対策は2021年4月19日まで継続する予定です。

暖かくなれば新規感染者は減少するだろうと思っていた人も多い中、感染者が再び増え始め、不安を隠せない人も少なくありません。

レストランやパブの営業状況

2021年4月6日現在、カナダのブリティッシュ・コロンビアにあるレストランやパブでは、屋外での飲食とテイクアウト、デリバリーのみが許可されています。この対策は2021年4月19日までとされています。

私が住む町では、昨年、パンデミックが始まり、最初のロックダウンが行われた時から、レストランの多くが自宅でレストランの料理を楽しむことができる「ミールキット」を販売したり、テイクアウトのサービスを強化しているお店が増えています。

自宅でレストランの味を楽しむことができるミールキットは、感染予防に限らず、育児などで忙しく料理に時間を割くことができない主婦からも好評です。

このような意味では、パンデミックが始まってから「便利になったこともある」と言えるでしょう。

それでも、多くの不便が続いている状態です。

この状況を乗り越えて、より多くのレストランが生き残ってくれることを願っています。

ウィスラー・ブラックコムの休業

ウィンタースポーツを楽しみたい人が集まるウィスラーでも、感染拡大の影響を受けて、2021年3月31日から4月19日までの期間、営業を休止するようにとの指令が出ています。

これによって解雇された人も多く、パンデミックが続く現在では、健康に対する不安だけでなく、失業に対する不安も増えています。

ジムやフィットネスにまつわる規制

2021年3月31日から4月19日までの期間で行われている予防対策の中には、ジムやフィットネスなども含まれています。

2021年4月6日現在では、個人で行う活動はジムでも許可されていますが、ヨガなど、室内でのグループ活動は全て禁止となりました。

ヨガなどは自宅でも行うこともできますが、ヨガクラスなどを経営する経営者は、経済的なダメージが大きいでしょう。

教会でのサービスの規制

2021年3月31日から施工されている規制の中には、教会での集まりも含まれています。

室内での活動が禁止されているため、現在では教会内(屋内)でのサービスが禁止となっています。しかし、気候が暖かくなり始めていることもあって、イースターの週であった先週末は、屋外を利用して礼拝サービスを行っている教会もありました。

規制が増えると不便なこと多いですが、屋外が好きなカナダ人にとっては、このようなサービスもいつもとは異なって、心地良いものだったかもしれません。

自宅からの勤務

「可能であれば自宅からリモートワークをする」というのは、昨年のロックダウンの時から行われていました。

2020年9月には、様々な規制が解除され、セミノーマルな生活へと移行しつつありましたが、新規感染者の増加により、可能であればオフィスではなく、4月19日までの期間は自宅から勤務するようにとの指令も出されています。

これについて、特に罰金などは設けられていないので、あくまでも自己判断、もしくは職場の判断によって実行されている様子です。

新型コロナウイルスの予防接種

新型コロナウイルスの予防接種計画について、カナダでは前進しつつあります。

今月にはフロントラインの労働者、教師、保育士などが予防接種を受け始めると報道されています。

その一方で、予防接種のスピードよりも、新規感染者の広がりの方が早いため、ソーシャル・ディスタンスなどの警戒・対策はまだまだ続ける必要がありそうです。

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