【カナダ留学】コロナ禍でもカナダに留学できる?

目次
コロナ禍でもカナダ留学できる!?
新型コロナウイルスの影響によって、海外に行くことが困難な日が続いています。
国ごとに異なる入国制限などがあるため、留学などで海外に行く予定だったけれど、やむを得ず変更・中止をした人も少なくないのではないでしょうか。
しかし、このような状況でも、国によっては留学が可能です。
今回はコロナ禍でのカナダ留学について、現在のカナダで指定されている規制なども含めて情報を提供していきます。
現在カナダに入国できる人(2021年4月28日現在)
カナダでは、2020年3月18日に発令された入国規制により、旅行を目的とする外国人の入国を拒否しています。この規制は延長され続けており、2021年5月21日まで続く見込みです(2021年4月28日現在の時点での情報です)。
個人的には、すぐに改善される様子もないので、しばらくの期間は、この規制が延長され続けるのではないかと思います。
2021年4月28日現在、カナダへの入国が許可されている人は以下の通りです。
・カナダ国籍と永住権保持者、その近親者
・学生ビザ保持者(ただしカナダ政府認定の学校のみ)
・ワーキングホリデーまたはワークビザの保持者
カナダに家族がいない人の観光ビザは、現時点では認められていません。
ビザの発行状況
カナダに入国するためのビザは観光ビザ、学生ビザ、終了ビザ、そしてワーキングホリデービザがあります。
ビザの発行状況などはコロナ禍以前と比べると異なるので、事前に確認しておきましょう。
観光ビザ
カナダに家族がいない人は、残念ながら原則入国不可となっています。娯楽目的でカナダ旅行ができる日が来るのは、もう少し先になりそうです。
学生ビザ
留学生のための学生ビザは2020年10月より発行が再開されています。
現在の情報では、順調にビザが発行されているようで、早い場合は1週間程度で発行されています。ただし、いつ状況が変わってもおかしくないので、常に新しい情報の入手に努めましょう。
ワーキングホリデービザ
ワーキングホリデービザは、これまでとは状況が異なるため、注意が必要です。
以前は、年齢などの条件さえあえば発行されていましたが、コロナ禍になってから、一時期、ワーキングホリデービザの発行が停止されていました。
2021年3月より、再びワーキングホリデービザの発行が再開されましたが、現在の段階ではジョブオファーがないと、ビザをもらえない状況になっています。
そのため、以前は「カナダに来てから仕事を探す」ことができましたが、現在は、カナダに来る前にカナダでの仕事を決めて、ジョブオファーをもらう必要があります。
対面式クラスも再開予定
カナダでは、2020年に語学スクールや大学などの授業が全てオンラインになるなど、厳しい規制が設けれましたが、徐々に解除される予定で、ブリティッシュ・コロンビア州では2021年9月から、ほとんどのカレッジや大学で、対面式クラスが再開される予定です。
同時に、多くの語学スクールでも対面式のクラスが再開する予定なので、9月以降に留学する人は、しっかりと学校に通って授業を受けることができる見込みです。
ただし、こちらもコロナの感染状況などによって変更される可能性があります。最新の動向を常にチェックしておきましょう。
日本からでもカナダの仕事探しはできる?
現在、カナダのワーキングホリデービザを申請するためには、ジョブオファーが渡航前に必要です。
しかし、日本で暮らしながら、カナダの仕事を見つけるなんて難し過ぎる…、と思ってしまう方も多いでしょう。
もちろん、日本でカナダの仕事を見つけることは簡単ではありません。カナダに来てから見つける方が難易度で言えば容易でしょう。
ただし、ワークビザのケースに比べると、ワーキングホリデービザのジョブオファーは、雇用主への負担が軽く、ワークビザよりはジョブオファーが取りやすい傾向にあります。
新型コロナが流行するようになってからは、カナダ国内の就職・転職でもオンラインでの面接が増えており、日本にいるからと言って、面接等で決して不利とは言えません(とは言え「見つける」の面では、実際に街などを歩いて見つけることができないので不利です)。
不可能ではありませんが、仕事の状況が得にくくなったこと、オンラインでの面接なので、より英語力が必要なことを理解しておきましょう。


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