【カナダ移住体験談】カナダの選挙~選挙権と投票について~

カナダ連邦下院議会選挙
2021年9月20日に、連邦下院議会選挙が行われました。
コロナの影響もあり、郵送での投票も受け付けていたことから、開票作業に時間が掛かると思われていましたが、結果は即日開票され、ジャスティン・トルドー首相がリードしている自由党が勝利したと報道されています。
自由党を率いるトルドー首相に対しては、賛否両論の意見がありましたが、カナダでは新型コロナウイルスによる死亡率やワクチン接種率など、様々な結果を良い方向で出していることが大きく影響し、引き続き自由党が選ばれたと分析されています。
トルドー首相は「今こそ新型コロナウイルスとの戦いを終わらせる時だ」とツイッターで発言しています。
新型コロナに対する対策は、これまでに数多く行われており、なかには不満を感じている人もいますが、世界の中でもカナダは、比較的良い結果を出していると思います。
カナダの選挙権
カナダの選挙に投票するためには、以下の条件が必要です。
・カナダ市民権(国籍)を所持していること
・18歳以上
・過去6ヶ月間カナダに在住していること
・投票資格を失っていないこと
選挙に投票するためには、国籍を持っているだけではなく、選挙人を登録する必要があります。登録方法はオンライン、電話、もしくは ElectionsBC の窓口で行うことができます。
登録申請書は、窓口での入手の他、オンラインでダウンロードすることも可能です。住所などの個人情報に変更があった場合は、変更手続きを行う必要もあるので、忘れないようにしましょう。
郵送による投票について
郵送で選挙に参加する場合は、既に選挙人登録が済んでいれば、身分証明書を用意しなくても投票することができます。ただし、投票と同時に選挙人登録も行う場合は、投票パッケージを送る際に、身分証明書として認められている書類のコピーを一緒に送る必要があります。
万が一、認められている書類を用意することができない場合は、保証人が必要になります。
保証人は、選挙管理委員、弁護士、または宣誓供述書の作成権限を持つ宣誓管理官で、立ち会いの必要があります。保証人になる人は、身分証明書として認められている書類の写しを投票パッケージに同封して送ります。
あると便利な身分証明書
選挙の参加に関係なく、カナダで生活していくうえで「あると便利な身分証明書」はドライバーライセンス(自動車運転免許証)です。運転する時に必ず持ち歩く必要があるので、常に財布の中に入っている人も多いでしょう。
身分証明書の提示には、様々な指定がありますが、運転免許証さえあれば大丈夫なことが多いです。
まれに、身分証明書を2種類用意しなくてはいけないこともありますが、その場合は運転免許証とクレジットカード等でも対応することができます。2種類の身分証明書が必要な場合の多くは、1つは写真付きのもの、そしてもう1つは名前を確認できるものが必要とされます。
その他に、住所を証明する身分証明書として、光熱費などの請求書や領収書などを使うこともできます。
BC州運転免許証の取得方法
カナダに永住権などを持って居住しており、日本の運転免許証を所持している場合は、書類手続きのみでBC州の運転免許証を取得することができます。ただし、日本の運転免許証の期限が切れていないことが条件です。
また、BC州では1つ以上の免許証を保持することが禁止されているので、免許証を書き換える際に、日本の運転免許証は没収されてしまうことも覚えておきましょう。
免許の書き換えは、ICBCオフィスで手続きを行うことができます。選挙の参加に限らず、カナダの運転免許証を取得しておくと何かと便利です。
なお、免許の更新をするためには、BC州に在住している必要があり、必ずICBCに出向くことになります。過去の更新では、予約などは不要で、更新のお知らせが来たら書類を持ってICBCに出向いていましたが、現在は予約をすることができるので、事前に確認しておくと安心でしょう。
更新手続きは、有効期限が切れる6ヶ月前から行うことが可能です。


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