【カナダ移住体験談】私が暮らして感じたカナダの七不思議

目次
日本とカナダの常識は違う!?
日本で生活していると「常識」と言うか、暗黙の了解と言うか、誰もが知っているマナーが存在しており、常識から外れたことをする人がいれば、周りから白い目で見られたり、注目を集めてしまいます。
しかし、日本で暮らしている時に「当たり前」だと思っていたことも、カナダで暮らしてみると、それは当たり前ではなく、「嘘でしょ!?」と感じることが多々あります。
今回は、私が暮らしてみて驚いたことを7つピックアップしてお伝えします。
お湯を使いすぎると水風呂になる
カナダはお湯のシステムが日本とは異なります。
日本では、ガスや電気をオンにして蛇口をひねれば必要なだけお湯が出てきます。ガス代、電気代、水道代は掛かりますが、ほぼ無限に使うことができます。
一方、カナダでは各家にお湯を貯めておくタンクがあり、タンクのお湯が減ると自動的にガスが作動して新しいお湯を作ります。つまり、このタンクのお湯がなくなってしまうと、お湯の蛇口をひねっても、しばらくの間は水しか出て来ません。
そのため、日本ではシャワーを浴びてからゆっくりお風呂に入ることができますが、カナダではシャワーを浴びて体をキレイにした後にお湯を貯めようとすると、お風呂のお湯がぬるくなる or 下手すれば水風呂になりかねません。
シャワーだけでも長い時間使っていると、タンクのお湯がなくなってしまうので「使っていない時は止める」など、工夫をしなくてはなりません。
自転車やスクーターがあちこちに
カナダでは、公共の交通手段として電車やバスだけでなく、電動自転車やスクーターなどを利用することができます。同じデザインの自転車やスクーターが道端に乗り捨てられている光景を見かけたら、公共の自転車やスクーターだと思って良いでしょう。
街によって提供されているものが異なる場合もありますが、このような乗り物はアプリをダウンロード後、課金して使うことができます。
大都市ではバスや電車が便利ですが、田舎に行くと電車がなく、バスも予定時刻通りに到着しないことが多いので、このような公共の乗り物を利用すると便利です。
日本でも都市によっては、レンタル自転車が普及していますが、さすがにスクーターはないでしょう…。
車が来てるのにゆっくり歩いて渡る
カナダ人の特徴と言えば、「のんびり」していることですが、日本人の目から見ると、のんびりし過ぎていると感じることがあります。
例えば、道を渡る時に車が来ていれば、小走りで道路を渡り、車に轢かれないように気をつけるのが当然だと思っていましたが、カナダで道を渡る時に、車が来ていたので小走りをしたら、一緒にいたカナダ人の友達から「走ることないよ」と笑われたことがあります。
車にぶつかったらどうするの?と私が聞いても、ぶつかる前に車が止まるはずだから大丈夫、と言われました。何の根拠もない自信に驚きつつも、日本で育った私としては「車が来ているのに、のんびり歩いて渡るなんて…」と、どうしても事故の心配をしてしまいます。
カナダ人の服装は自由過ぎる
たとえば、まだ少し寒い時期なのに、ビーサンで半パン、だけど上はダウンジャケットとニット帽など、統一性のないファッションの人を街中で見かけたら、その人は正真正銘のカナダ人です。
カナダは移民の国なので、見た目では移民者なのか、カナダで生まれ育ったカナダ人なのか分からないことがあります。しかし、このファッションができるのは、カナダ生まれのカナダ人です。
寒くて長い冬は嫌で、軽装でいられる夏が終わって欲しくないという願望もあるのでしょうか。
電車やバスの中でも平気で通話
日本では、小さい頃から電車やバスの中では静かにするように教えられており、携帯電話の通話も乗り物の中では「しない」ことが常識です。
年配の方で守っていない人もいますが、車内アナウンスでも「通話はご遠慮下さい」「お控え下さい」と注意喚起がされています。
ところが、カナダではこのルールが全く存在しません。バスの中でも大きな声で通話している人がいて、その話を聞いて笑っている人までいます。
カナダに来たら、電車やバスの中で通話をしている人を見かけても、白い目で見ないようにしましょう。ただし、公共の場所でゲップをすると、白い目で見られるので要注意です(日本でも同様ですが…)。
言葉が分からなければバス代が無料?
これは常識というか、ラッキーなケースですが、カナダに来たばかりの頃、言葉も分からない、バスの乗り方も分からない、右も左も分からず困った状況でバスに乗ったことがあり、その際、バスの運転手さんは説明を面倒くさがって「お金はいらない」と言われることがありました。
申し訳ないな…と当時は思ったものですが、その後、同じような光景を何度か見ました。
だからと言って、言葉が分からないフリをしてはいけません!たまたま、運転手さんの性格だったり、状況によって、そのように対応しただけで、通常はきちんと払うように言われるでしょう。
また、お釣りが欲しいけど細かいお金を持っていない場合や、とにかく言葉が通じなくて困っている場合など、他の乗客がサポートしてくれたり、バス代を払ってくれることもあります。
牛乳パックはプラスチック
カナダの牛乳はプラスチックの容器に入っています。
小さいサイズだと日本と同じような紙パックもありますが、日本の容器のように簡単に開けられるとは思わない方が良いでしょう。紙タイプの容器でも、開けやすい仕様になっていないので、注ぎ口がボロボロになることも少なくありません。
ちなみに、カナダ人の家庭は1週間分の買い物をする人が多いため、ほとんどの人は4リットルのプラスチック容器入りの牛乳を購入しています。オーガニック系なら、ガラス瓶に入った牛乳も売られています。


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