【カナダ移住体験談】カナダの日本の気候の違い~夏と冬~

目次
カナダと日本の気候
カナダの気候と日本の気候、どちらが過ごしやすいと思いますか?
同じ日本国内でも北海道と沖縄では気候が全く異なるように、カナダも地域によって気候は異なります。そのため、ここではカナダのBC州と東京の気候を比較していきます。
夏の気候
まずは夏の気候から比較して行きましょう。
カナダの夏と日本の夏で、最も異なる点は湿度です。
「カナダは寒い国」と思っている人も多いでしょうが、夏になると40度前後まで気温が上がります。しかし、日本と比べて湿度が少ないため、肌がベタつくことなく、暑いながらもすっきりと過ごすことができます。
ただし、日本と比べて紫外線は強く感じます。
カナダの夏 メリットとデメリット
カナダの夏は乾燥しています。
つい先日の天気予報を例に挙げると、最高気温は31度、最低気温は16度、湿度は28%でした。このように暑くても乾燥しているため、ボディローションは欠かすことができません。シャワーが終わったら、ほぼ毎日ボディローションをつけないと、肌が乾燥して痒くなります。
また、カナダは日本に比べて紫外線が強く感じるので、太陽が出ている時間は日焼け対策が必要です。直射日光に当たると肌が痛く感じる日もあるほどで、場合によっては湿疹が出てしまいます。
アームカバーなどをして肌を直射日光から守る方法もおすすめです。
このように、カナダの夏のメリットはドライサマーで、日本のようなベタつき(不快感)がないので、暑い日でもメイクが流れ落ちることがほとんどありません。汗の量も日本で暮らしていた時とは異なります。
一方、デメリットとして挙げられる点は、紫外線が強すぎることです。
日本の夏 メリットとデメリット
日本の夏については説明が不要でしょうが、カナダのドライサマーに慣れてしまった状態で日本に帰国すると、日に何度もシャワーを浴びたくなるほど、ベタつきを感じます。
先日、一時帰国をしたのですが、その際に天気予報を見たら、湿度は80%~95%と表示されていて驚きました。
冬の気候
カナダは冬になると湿度が上がり、雪が降っている日は外の湿度が80%程度まで上がることがあります。
ただし、常に暖房が入っている室内では湿度が30%前後まで下がっています。
外の湿度は、日本の夏とカナダの冬が同じくらいですが、冬は空気が冷えているので、たとえ湿度が高くても外でベタつきを感じるようなことはありません。
カナダの冬 メリットとデメリット
カナダの冬は想像通り、とても寒いです。
BC州でも内陸部に行くと、冬の気温はマイナス25度前後まで下がります。パイプなどが凍ってしまう可能性があるので、冬は外出する時でも常に暖房をつけっぱなしにしておきます。たとえ旅行に行く場合でも、凍結から家を守るために暖房はつけっぱなしです。
雪の量も多く、雪かきは欠かすことができない作業ですが、北海道や東北地方の豪雪地帯に比べると雪の量は少ないようです。また、カナダの雪はドライスノーなので、春先の雪を除いては、軽くて雪かきもしやすいです。
早い年では11月から雪が降り始めます。
日本の冬 メリットとデメリット
日本の冬はカナダほど気温が下がらず、寒いとは言っても東京は最低気温が0度前後で、凍結によって家が破壊される心配はありません。
とは言え、暖房を切ると一気に家の中は冷えるので、冬は室内でもできるだけ暖かい格好をしていた記憶があります(カナダでは冬でも家の中では半袖です)。
過ごしやすいのはどっち?
私がカナダに移住して16年が経ちました。
カナダでの生活に慣れてから気づいたことは、体質が変わったということです。日本にいた時は寒がりだった私が、カナダに来てからは、いつの頃からか暑がりになり、寒さには耐えられるけれど、暑さには耐えられない体になったような気がします。
また、人種は関係なく、長くその土地に住むことにより、体温調節をするために毛穴が変わると聞きました(諸説あります)。
例えば、春先に日本から友達が遊びに来た時、カナダに長く住んでいる人は日本人だろうとカナダ人だろうと暖かく感じて半袖になりますが、日本から来たばかりの人は、毛穴がその土地に対応していないので、寒いと感じ、長袖やジャケットを着る傾向があります(もちろん、個人差もあります)。
日本とカナダ、どちらが過ごしやすいか?と言うよりは、その土地に長く住むことで、身体が順応し、そちらの方が過ごしやすく感じるのかもしれません。

    
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