【カナダ移住体験談】8年ぶりのマイナス50度

カナダではクリスマス前に寒波
クリスマスまで、あと数日。カナダでホワイトクリスマスは毎度のことですが、昨年に続き12月末のカナダは寒波と大雪に襲われており、バンクーバー、その他周辺発の飛行機の多くがキャンセルになってしまい、空港で立ち往生している人が多くいるようです。
今週から暖かいメキシコでホリデーを過ごす予定だったのに、飛行機のキャンセルが相次ぎ、極寒のカナダでフライトを待っている友達もいます。
カナダの内陸部にあるアルバータ州では、最低気温がマイナス50度まで下がる可能性があるとして、警告が出されています。
部屋の中に霜!?
私自身の経験ではありませんが、アルバータ州では過去にもマイナス50度以下を記録したことがあり、タイミング悪く暖房が壊れてしまい、朝起きたらアパートの部屋の角に霜ができていた経験をした人もいるそうです。
幸い、すぐに大家さんが対応して暖房を直してくれたので、霜はなくなったそうですが、寒波がやってくる時は少しでも家の中が寒いと感じたら、暖房が正常に稼働しているか?を確認する必要があります。
カナダの最低気温と過去の記録
アルバータ州はBC州よりも内陸に位置しており、冬の寒さはバンクーバー周辺と比べるとかなり厳しくなります。
通常は、マイナス25度前後が平均気温となっていますが、何年かに一度やってくる寒波によって、マイナス50度まで下がることがあります。
マイナス50度以下まで気温が低くなった過去の記録は以下の通りです。
1899年 Norway House マイナス52.8C
1950年 Banff / Prince George マイナス51.2C
1990年 Fort McPherson マイナス50.3C
2004年 Key Lake マイナス52.5C
2013年 Mayo マイナス51.0C
2014年 Eureka マイナス50.4C
バンクーバーの気候
バンクーバーは海に近いこともあって比較的暖かく、12月20日午後2時の時点で気温マイナス4度となっています。最低気温が予測されている日でも、バンクーバーの最低気温はマイナス14度、最高気温はマイナス6度程度です。
寒い国で生まれて育っているカナダ人は、これほど寒くても薄着で出歩く人がいます。日本人の私は(日本では東京在住でした)、移住して16年になるので、マイナス10度くらいでは驚かなくなりましたが、今週の寒波は覚悟しています。
バンクーバーの最低気温は「寒いな」と感じた日でも、マイナス10度前後で、風がない(もしくは風が弱い)日は、ダウンジャケットを着て、帽子と手袋、スノーブーツを履いていれば、意外と大丈夫です。
バンクーバーの年末の予報
クリスマス前の1週間は寒波が訪れているので、ほぼ引きこもり状態ですが、クリスマスが終わると寒さが和らぎ、バンクーバーでは気温が10度まで上がるようです。
私はバンクーバーとアルバータ州のほぼ中間地点で暮らしていますが、今週はマイナス26度まで下がる一方、来週は4度まで上がるようなので、密かに楽しみにしています。
寒さ対策にヒートテック
日本でもお馴染みのユニクロは、ヒートテック素材の商品を出しているため、カナダでも人気でファッション系のビデオを出しているカナダ人のYouTubeでも、ヒートテックが紹介されています。
小さな町では、なかなか手に入りにくいユニクロのヒートテックですが、最近はカナダ国内にユニクロの店舗が増えており、近くにない場合はカナダでもオンライン注文ができるようになりました。
カナダは寒い国なので、防寒機能がしっかりしたジャケットや衣類が数多く販売されていますが、防寒を優先するとオシャレが難しくなってしまいます。
そんな時に便利なのが、薄い生地なのに暖かいヒートテックです。ヒートテックを着て、寒い冬でもオシャレをしているカナダ人もたくさんいます。大きな都市に住んでいれば、気軽にユニクロのお店に足を運ぶこともできるため、ヒートテック製品を愛用しているカナダ人は増えています。


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