【カナダ移住体験談】カナダで日本人が多い3つのエリア

日本人が多く住んでいる3つのエリア
カナダは、世界有数の移民国で、カナダ国内における移民の割合は「5人に1人」と言われており、人口の約2割を移民が占めています。
2016~2021年の新規移民(出生地別)の移民数では、インドが最多の18.6%、次いでフィリピンの11.4%、中国の8.9%となっています。ちなみに、日本は0.3%で49番目でした。
カナダが移民の受け入れに積極的な理由は幾つかあるでしょうが、その一つに少子高齢化問題が挙げられ、経済の活性化を期待して若年層やビジネス移民を受け入れる政策を行っています
2016~2021年の新規移民で、日本は49番目、全体の0.3%しかいませんでしたが、カナダには沢山の日本人が暮らしています。
エリアによっては、日本の食べ物や生活用品を手軽に購入することもできます。
そこで今回は、日本人が多いカナダのエリアを3つ、紹介していきます。
バンクーバー
日本からカナダに飛行機で行く場合、最も近い国際空港が「バンクーバー国際空港」です。
細かく言えば、バンクーバー空港はリッチモンド市にあるのですが、成田空港が千葉県にあるけれど、行き先が「TOKYO」と表示されているのと同じような感じです。
そんなバンクーバーには、多くの日本人が暮らしています。
バンクーバーは留学やワーキングホリデーなどで来る人も多く、国際色豊かな都市ですが、アジアから近いこともあって、アジア人が多いことが特徴として挙げられます。
最近では、インフレーションの影響で家賃をはじめとする生活費が高くなっており、特にバンクーバーのような大都市は家賃などが高いので、バンクーバーを離れて近隣の小さな町に引っ越して行く人も増えています。
バンクーバーはカナダの中では温暖なエリアで、冬でも東京よりやや寒い程度なので、日本人が生活しやすい気候でしょう。
また、日本食のレストランが多く、日本の食材や生活用品を入手しやすい場所でもあります。
仕事の内容や日常生活の行動パターンによっては、英語が話せなくても、ある程度は生活できてしまいます。
トロント
トロントがあるオンタリオ州は、東海岸寄りなので、日本からの距離はありますが、こちらにも日本人が多く生活しています。
バンクーバーの次に、留学先として選ばれやすい地域で、アジアよりもヨーロッパから近いこともあって、本当に様々な国籍の人が生活しています。
トロントは、かなり寒い冬になりますが、公共交通機関はサブウェイが発達しているため、外の空気に長時間触れることなく移動することができます。
カルガリーとエドモントン
バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州の次に、日本から近い州がアルバータ州で、カルガリーとエドモントンを中心に多くの日本人が生活しています。
アルバータ州は、バンクーバーよりも内陸になるので、冬の気温がかなり寒くなります。
例えば、同じ内陸でもブリティッシュコロンビア州では、マイナス20度前後までしか下がりませんが、アルバータ州ではマイナス40度前後まで下がります。
数字を見ると絶対に耐えられない!と思ってしまうでしょうが、寒くなる地域では、設備も整っているので「実際に生活してみると大丈夫だった」と言う人もいます。
短期間の旅行では、それもまた経験として楽しめるでしょうが、留学や移住など、中長期的な滞在を検討している場合は、SNSなどで実際にアルバータ州で暮らしている日本人を探して、冬についてなど感想を聞いてみると良いでしょう。
日本人が多いエリアで暮らすメリットとデメリット
日本人が多い地域で生活すると、どのようなことが起きるのでしょうか。
メリットとしては、日本人が多い=日本製のものを購入したい人が多い=日本食をはじめ、ユニクロや無印、ダイソーなど、日本の生活用品が手軽に購入できる⇒これこそが最大のメリットでしょう。
特に、食べ物は嬉しいです!どんなに洋食派やパン&コーヒーが好きな人でも、海外生活が長引くにつれて、和食や日本クオリティのお菓子などが食べたくなるはずです。
また、日本語を使ったサービスも多く、日系のヘアサロンもあります。
日本人が多いエリアに暮らすデメリットは、英語を話さなくても、ある程度は生活できてしまうので、英語力向上を目的に訪れている場合、やや伸びにくい点が挙げられます。
英語を話す機会があったとしても、日本語を話す機会もあるので、ついついラクな方で話してしまいがちです。他にも、日本人コミュニティーが形成されていると、面倒な人間関係に頭を悩ませる可能性もあります。
総じて言えることは、日本人が多い地域は便利な都市なので、利便性に優れた都心に住みたいか?のんびりとした田舎に住みたいか?なども、移住先を検討する際のポイントにしておくと良いかもしれません。


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