【カナダ移住体験談】カナダで犬を飼い始めました!

カナダで犬をお迎えしました!

我が家で遂に!犬を迎えることになりました!!

ずっとペットを飼いたい気持ちはあったのですが、自分のことや子供のことで時間を取られ、なかなか踏み出せませんでしたが、カナダでの生活にも慣れてきたタイミングで、小さなヨークシャーテリアを家族に迎えました。

犬を飼い始めてからというもの、日々の暮らしにたくさんの変化がありました。

今回は、私が感じた変化やカナダでの犬との暮らしについて、お伝えしたいと思います。

毎日の散歩でソーシャルライフが広がる

最も強く感じている変化は、人との接触が増えたことです。

カナダでは犬を飼っている人が多く、朝や夕方の散歩中に他の飼い主さんたちとすれ違うことが多々あり、犬を連れていると話しかけられることが増え「かわいいね」「何歳?」「何の犬種?」などと気軽に会話が始まります。

それが私にはとても嬉しいことで、そこからちょっとした世間話が始まったり、同じルートを歩くうちに顔見知りになったりして、地域とのつながりがぐっと増えました。

犬がいなければ挨拶もしなかったであろう人たちと交流が生まれたのは、思ってもみなかった嬉しい変化でした。

生活リズムが整って健康的に

犬との生活が始まると、毎日決まった時間に起きて、散歩に出かけるという新しいルーティンが生まれました。

それまでは朝が弱くて、休日はついダラダラ寝てしまうことも多かったのですが、犬がいるとそうもいきません。毎朝、犬が元気にしっぽを振って「お散歩行こう!」と起こしてくれるので、自然と朝型の生活にシフトしました。

朝の澄んだ空気の中を散歩するのはとても気持ちがよく、運動不足の解消にもなります。少しずつ歩く距離も伸びて、以前よりも体力がついたように感じています。

犬の健康のために歩いているつもりが、気づけば自分の健康にも良い影響を与えてくれていて、一石二鳥です。

「おかえり」が最高の癒し

仕事や外出から帰ってきたとき、玄関でしっぽを振って待ってくれている犬を見ると、一日の疲れが一気に吹き飛びます。

子供や夫もいますが、玄関まで嬉しそうにお出迎えしてくれるわけでもなく……泣

誰かが自分の帰りを待ってくれているというのは、本当に嬉しくて温かい気持ちになります。

カナダでの生活も20年ちかく経とうとしていますが、なんとなく孤独を感じる瞬間もあったりして、そんな時でも犬がいてくれることで心強く感じ、自宅がますます「帰る場所」になったように感じます。

カナダはペットフレンドリーな国で、犬を連れて入れるカフェや公園が多く、犬との時間を楽しめる環境が整っています。

週末にはドッグパークで思いっきり遊ばせたり、近所の犬友達とお散歩したり、犬を通じて人生がさらに豊かになりました。

トレーニング文化が根付いているカナダ

カナダでは、犬のトレーニングも大切な文化のひとつとして根付いています。

私たちも、犬を迎えた直後にパピークラス(子犬用のグループレッスン)に参加しました。基本的なコマンド(「おすわり」「まて」など)や社会性を育てる内容で、飼い主としてもとても勉強になります。

希望すれば個別レッスンも受けられますし、ポジティブな強化法(ごほうびで良い行動を促す)を重視している点も安心です。

カナダでは「犬のしつけは早いうちから」という考えが一般的なので、公園で出会う多くの犬たちがとても落ち着いていて、きちんと飼い主の声に反応しています。

犬にとっても飼い主にとっても、ストレスの少ない関係を築くための努力を惜しまないのが、カナダならではだと思います。

小型犬にとってはちょっと不便なことも

一点だけ、少し困ったことを挙げるとすれば、カナダでは大型犬を飼っている人が多いので、小型犬用のグッズが少ないです。

たとえば犬の服や首輪、リードなどを探すと、大型犬用のサイズは豊富にあるのに、小型犬用は選択肢が限られていたり、デザインが少なかったりします。

ネットショップを活用すれば選べる幅も広がりますが、実店舗で可愛い小型犬用アイテムを見つけるのはなかなか難しいです。

小型犬を飼う予定の方は、日本である程度のグッズを用意しておくのもおすすめです。

それでも、街中では「小さくてかわいい!」とたくさん声をかけてもらえるので、小型犬を飼う楽しさは十分に感じられます。

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