【カナダ移住体験談】私が体験したカルチャーショック5選

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カナダ移住で驚いたカルチャーショック体験5選
私がカナダで暮らし始めてから、日常の中で「えっ?」と驚くことがたくさんありました。
日本との違いを実感するたびに、笑ってしまうこともあれば、少し困惑することもあります。
今回は、私がカナダに来てびっくりしたカルチャーショックを5つ、体験談形式で紹介します。
犬の糞はちゃんと拾うけれど…馬の糞は放置
カナダでは犬を散歩させるとき、公園や歩道に「犬の糞は必ず拾ってください」と書かれた看板が多くあります。
カナダでは、犬に関してのマナーは比較的良く、飼い主のほとんどがルールを守って、散歩中も小さな袋を持ってきて糞を片付ける姿をよく見かけます。
日本でも犬の散歩時のマナーとして見かけた光景ですが、どこかルーズというか、おおらかというか、あまり気にしないカナダ人が、ここまで徹底しているなんて!と感心しました。
それと同時に、驚いたのは馬の糞です。
郊外やカントリーロードに行くと、馬の糞が道端にそのまま落ちていることがあります。犬の糞は絶対に拾うのに、馬に関しては完全に放置で、地域の人たちも気にしていない様子でした。
最初はびっくりしましたが、慣れるとこれもカナダの自然な光景のひとつだと感じるようになりました。
犬の糞は徹底されているのに、ダウンタウンやビーチなどの公園で、タバコの吸い殻が落ちていることが多く、個人的にはとっても気になるのでポイ捨てをしないための看板もあると良いなと思います。
私の周りの『日本に行ったことがあるカナダ人』は、日本では道端に吸い殻などのゴミが少なくて、とても綺麗な国だった!と驚きながら報告してくれることが多いです。
スーパーでの包装の簡素さ
日本のスーパーでは、商品ごとにきれいに包装され、レジ袋も一部の店では現在でも無料で提供されていますが、カナダではほとんどのスーパーがエコ重視です。
野菜や果物もビニール袋などには包まれず、直で置かれていたり、肉や魚も簡単なパッケージのみで販売されています。
レジ袋は有料なので、自分で袋を持参するのが一般的です。
最初のうちはなかなか慣れず、買い物のたびに「袋どうしよう」と焦りましたが、今ではエコバッグを必ず持ち歩く習慣がつきました。
忘れてしまった時には5セントから2ドル程度でショッピングバッグを買うこともできます。
バス停での整列のゆるさ
日本ではバス停で列を作ることが当たり前ですが、カナダでは都市部でも地方でもバス停での整列はとてもゆる~い感じです。
乗車の順番を守る人もいますが、押し合いになることはほとんどなく、みんな譲り合いながら乗りこみます。
最初は「前に割り込まれるのでは?」と心配しましたが、実際には誰もイライラせず、和やかな雰囲気で乗降しているのが印象的でした。
順番通りに並ばなくてもバスにはちゃんと乗ることができるのがカナダの良さだなと思います。
郵便物や宅配の受け取りの自由さ
カナダでは郵便や宅配の受け取りがとても自由で、日本のように対面がメインではありません。日本で言う「置き配」が浸透しており、玄関前に置かれることが多いです。
最初の頃は盗難や雨に濡れないか心配になりましたが、今では気にならなくなりました。
ただ、配達されるものが高価なものだったり、盗難が気になる人は、郵便局で受け取りをすることもできます。
服装の自由さと気温差
カナダの人たちは服装がとても自由でラフです。
真冬でも半袖の人がいたり、逆に冷房が効いた室内でセーターを着ている人もいます。日本のように「季節に合わせて着る」という感覚があまりなく、個人の快適さを優先している印象です。
最初の頃は、寒くて震えているのに、周りの人は半袖で歩いていてびっくりしましたが、今では私も快適さを最優先して服を選ぶようになりました。
まとめ
カナダに移住して感じたカルチャーショックは、最初こそ戸惑いましたが、慣れてくると「これがカナダらしさなんだ」と受け入れられるようになります。
おそらく、この感覚はカナダに限らず、どの国で暮らしてもそうなんだと思います。こうした違いを体験するのも海外生活の楽しさのひとつでしょう。
これからカナダに移住する方や旅行で訪れる方は、ぜひこうした小さな違いを見つけて楽しんで欲しいと思います!
文化の違いを観察することで、日常が少し新鮮に感じられるはずです。