【カナダ移住体験談】移住後に懐かしくなる日本のもの

やっぱり恋しい日本の食べ物

私がカナダに移住してから20年が経ちました。

もうカナダでの生活に慣れたつもりですが、思いがけず恋しくなる日本のものがたくさんあります。

それらは日本にいる時、当たり前すぎて特に意識していなかったのに、海外で暮らしていると急に欲してしまう瞬間があります。

私の場合、その代表格と言えるものが食べ物です。

最初に欲したのは納豆!

納豆

最初に恋しくなったのは、納豆でした。

日本では安くてどこでも売っている食べ物で、正直そこまで頻繁に食べていたわけではありませんでした。ところが、カナダで暮らしていると、なぜか無性に食べたくなるのです。

カナダでもアジア系のスーパーで納豆を売っていますが、値段は日本の何倍もして、当然ながら種類も限られています。

「納豆ってこんなに貴重なものだったんだ」としみじみ感じ、一時帰国のタイミングで必ず食べるようにしています。

次に恋しくなったのは、ラーメンでした。

カナダにもラーメン屋さんは増えており、現地の人たちからも人気があります。でも日本のラーメン屋さんのように、気軽にふらっと入れて深夜でも食べられるお店はなかなかありません。

焼肉も同じです。

カナダで焼肉を食べようと思うと、価格が高くて特別な外食になります。日本のように「今日は焼肉行こうか」みたいな気軽に行ける感覚が懐かしくなります。

コンビニや温泉/銭湯も!

食べ物以外にも恋しくなるものは、少し前にも書いた「コンビニ」です。

これは、カナダに限らず海外へ移住した人は必ず思うことかもしれません。

24時間営業、取り扱い商品の幅広さ、食べ物のクオリティ、サービスの質…などなど。カナダにもコンビニはありますが、日本のコンビニほど品ぞろえが良くなく、日本みたく「近くにコンビニがあるから安心」とは思えません。

そして、日本の温かいお風呂文化も恋しくなります。

カナダは基本的にシャワー生活で、浴槽がなかったり、あっても浅かったり…など、入浴の習慣があまりありません。

寒い冬の日に湯船にゆっくり浸かることが、日本では当たり前だったのに、今ではそれをすごく贅沢に感じます。

自宅のお風呂だけではなく、日帰り温泉やスーパー銭湯などの温浴施設にも無性に行きたくなります。

日本の四季や日本語も

日本の四季も恋しくなるものの一つです。

カナダにも美しい自然がありますが、日本の桜や梅雨、紅葉、そして季節ごとの行事はやはり特別です。春になれば桜を見に行き、秋になれば紅葉を楽しむー。季節と共に暮らしている感覚が、日本にはあります。

また、日本語が自然に耳に入ってくる環境も恋しくなります。

カナダでは英語(地域によってはフランス語も)が公用語なので、当たり前のことですが、ふとした時に自分の母語で安心して会話するできることが懐かしくなるのです。

海外へ移住すると、日本が遠くなる分、日本の当たり前がどれだけ豊かだったかを実感します。日本にいた時は気づかなかった便利さや美味しさが、どんどん浮かび上がってきます。

もちろん、カナダにはカナダの良さがあります。

壮大な自然、人のフレンドリーさ、ゆったりした時間の流れなど、多くの国からたくさんの人がカナダを訪れる理由は、暮らしていてもよくわかります。

当たり前のようにあった日本の文化

他に、意外と恋しくなるのが日本の細やかな気配りです。

例えば電車やバスが時間通りに来ること、街が清潔に保たれていること、サービスが丁寧であることなど、日本では普通だったことが海外では特別に感じます。

また、日本のスーパーに並ぶ商品の豊富さも恋しくなります。

季節限定のお菓子や新商品、きれいに並んだお惣菜コーナーを見るだけでも楽しかったのだと気づきます。カナダではシンプルで大容量の商品が多いので、日本の繊細さや選ぶ楽しさが懐かしくなるのです。

こうして恋しくなるものが増えるたびに、日本で過ごした日々が自分の中で宝物だったのだと実感しています。カナダでの生活を続けながらも、時々日本の味や文化に触れることで、自分の心のバランスを保っていきたいです。

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