【タイ移住226日目~タイ移住232日目】タイでの食事

サワディーカップ。
タイ移住中のサワディーカプ雄です。今日は機嫌が良くなくて、なんでしょうね、ブログで機嫌を顕にするなんて、人として未熟な証でしょうけど、どうしても吐き出さないと悶々としていることがあって、タイ移住には関係のないことですが、少しの間お付き合い下さい。
今から8ヶ月前に、タイのバンコクへ引っ越して来たのですが、それを大学からの友達にLINEで伝えたところ、なんて言うんだろうねー、イヤ~な言い方をされました。別にさ、プールがあるだとかジムがあるだとか、そういうことを自慢したわけでもなく、写真の一枚も貼らないで、ただ引っ越したことを伝えただけなのに、それ以来、何かが癪に障るのか、それともフラフラしているように思えて軽蔑しているのか、彼の心の内までは分かりませんが、分からないなりにも、明らかに見下しているような内容ばかりを送って来ます。
そりゃね、大きな会社に勤めて、役職なんかもあって、結婚をして子供もいて、それはたしかに堅実な幸せで、私は足元にも及びません。いたってダメな自分を自覚しているし、このような生活を正当化するつもりもありません。大きな会社に勤めて、結婚をして子供もいて、だからこそ抱える悩みや葛藤もあるだろうし、その姿や可能性を応援したい気持ちでいます。
理解のできない毎日を送っていることはお互い様で、しかし、それを否定するような考えを持っていることや、わざわざ伝えて来ることに悲しくなりました。学生時代は、そういう人じゃなかったんだけどね…。年々付き合いも薄くなっていたし、立場が違うと考え方や見える景色が変わるのでしょうね…。
私のように見た目や身体だけが中年になって、中身が学生のままだと、周囲との違和感が生じてしまいます。かと言って、今さら仕事のことを「ビジネス」なんて言っちゃう人間にはなれません(なりたくもねーし)。
彼がいたからこそ楽しい学生時代を送れたことも事実で、私はこの先も何かあれば、友達だと言いたい気持ちでいますが、今は、ただただ「あいつ離婚しねーかなー」と思っています。
そんな不機嫌な状況を変えてくれたのは、たった今、別の友人から送られて来た2枚の写真でした。

どうやら北京ダックを食べている模様。
「寝転んだ姿のまま背中の皮からナイフで切るんだよ。形はそのままで皮だけなくなるんて、惨たらしい食事だよね」
そうは言っても、最後はこう結んでありました。
「貪ってやった」
何、この人!しかも、2枚目の写真なんて、アヒルの器がアヒルを食おうとしてんじゃん。しかも、それには「気付かなかった」と答える天然っぷり。
「ビジネス」なんて口が裂けても言わないであろう人からのLINEに、心がほっこりとしました。
ようやく気を取り直して、タイ移住226日目~タイ移住232日目を振り返れます。
<タイ移住226日目>
シェフになるつもりも主婦になるつもりもないのに、気まぐれだけで自炊を始めてみました。
借りる物件にもよりますが、タイでは多くの物件で家具や家電は備え付けられており、私の部屋にも冷蔵庫・テレビ・ソファ・ベッド・テーブル・レンジなどが付いており、せっかくなのでレンジで炊飯ができる容器を買い、2キロで149バーツ(約521円)の米を購入しました。この米は、タイ移住をしている日本人にはお馴染みの「みのり」で、チェンライ産のササニシキ。食感も艶も日本の米と変わりません。ちなみに普通のタイ米なら、もっともっと安く買えます。
市場でバジルとミントとレモングラスとパクチーを、スーパーで挽き肉とナンプラーとライム汁と唐辛子を調達し、いざ調理開始!!タイのイサーン地方やラオスで食べられているラープを作ります。余談ですが、バジルやミントなどのハーブは市場に行けば、それぞれ10バーツ(約35円)で、かなりの量を買えます。
結論から言うと、ラープは簡単に作れる料理とは言え、めったに自炊をしない人間が、いきなりタイ料理を作ること自体、間違っていました。なんだろうね、目分量ってものができなくて、鍋ごと捨ててやろうか!!と思う出来栄えでした。やたらとハーブが余るし、料理って一回やると続けてやらないと食材を使い切れないのね…と、38歳にして知りました。
もう作ることはないでしょう。
さようなら買ったばかりの調理器具。
さようなら買ったばかりの器たち。
二度と姿を見せるなよ!!
<タイ移住227日目>
余ったハーブを捨てるなんて、貧乏性な私には出来ませんでした…。
こんにちは、しまったばかりの調理器具。
こんにちは、しまったばかりの器たち。
二度目まして、持ち主のサワディーカプ雄と申します。
この日もラープに再チャレンジです。ニンニクだね、必要だったのは!!
二度目にしてアレンジを施すあたりが、料理下手の真骨頂です。早速、近くのスーパーまで探しに行きましたが、生のニンニクはあるんです、大・中・小と、さまざまなサイズが。しかし、包丁とまな板を持っていない私が探しているニンニクとは、スライスをした後に乾かしたニンニクチップでした。
ない。血眼になって探しても、ニンニクチップが見当たりません。仕方がないので、チューブに入っているニンニクを探したものの、わさびやカラシはあるのに、ニンニクだけは置いていません。
なんでーなんでーなんでやねんねんねん。なんでーなんでーなんでやねんねんなんでやねん!!!
ニンニクに関する食品だけないなんて、どういうことだろか?
調べたところ、タイではニンニクが国内産業保護などの関係規則により、輸入規制対象品目に指定されていました。
他にも生乳やジャガイモ、玉ねぎ、ココナッツ、コーヒー豆、茶、胡椒、とうもろこし、大豆、米、砂糖などが指定されています。
だからこその「みのり」です。日本人を中心に、日本米の需要は高いため、チェンライで日本の品種であるササニシキが作られています。プロンポンなど日本人が多いエリアのスーパーでは、あきたこまちなどの日本米や日本のニンニクチューブも売られていますが、このようなスーパーが輸入規制対象に指定されている品目を取り扱えるのは、義務付けられている許可証を取得し、課徴金賦課を行っているからでしょう(全て推測)。
したがって割高になります。
わざわざニンニクチューブだけを買うためにプロンポンまで行くのも面倒だし、結局、前日と同じ手順で作ることにしようかねえ…。その結果、何が悪いのか、前日と変わらぬ味。クックパッドを見ながら作ったのに、クックパッドに載せている人が下手なんじゃなかろうか…。
他人のせいにしている時点で、上達する見込みがないので、潔く諦めることにしました。
今度こそ、調理器具に永遠の別れを告げます。
リサイクルをされた後は、料理上手な人に使ってもらえよ!!
ここで、通常通り関係のない話をぶっこみますが、クックパッドで思い出すことがあります。
あれは、そうねー。今から4~5年前、お台場のオフィスで働いている時だったかしらー。
「知らないことはない」と言わんばかりに、何でも得意気に豪語する若者がおり、その日も彼は饒舌に何かを話していました。興味もなければ関わるだけ残念な気分になるので、その会話に混ざることなく、黙々と自分の作業をこなしていると、一人の男性が若者に尋ねました。
「クックパッドって知っている?」
若者は声を弾ませて答えます。
「もちろんです」
今でこそ誰もが知っているサイトですが、4~5年はここまで認知度がなく、知らなくても恥ずかしいことではありません。しかし、彼は知らないことや経験のないことを認める度量が備わっておらず、いつどんなことを聞いても「もちろん知っています」と高らかに答える傾向がありました。
「何かレシピを投稿したことある?」
男性が尋ねます。
(ありますよ、って絶対に言うだろ)
私が思います。
「もちろんありますよ」
若者が再び声を弾ませます。
「何の作り方を載せたの?」
男性が畳み掛けます。
(ないくせに何て言うんだろ?)
私が思います。
「えっと…卵焼き」
若者はそう言った後、声を上げて笑いました。
ハッタリにしろ、ジョークにしろ、どのみち会話のセンスがゼロじゃねーか!!
何一つ面白くねぇのに、よく自分で言って自分で笑えるもんだな!!
「何の作り方を載せたの?」
「赤ちゃんの作り方です」
このくらい即答できるだろ!!
手順1:まずはアソコを洗います。
以降の手順は、各自クックパッドでお調べ下さい。
<タイ移住228日目>
フードコートで夕飯を食べたのですが、米がまずくてまずくて、途中で食べることを断念しました。
「吐くまで食べる」を信条としている私が志半ばで投げ出すなんて、よほどのことです。たまにあるんですよ、米がビックリするくらいマズイ時が。
川越達也みたく、おすまししながらのドヤ顔で「味が分かる子だったんですよ」なんて言う気はサラサラありません。どちらかと言えば味が分からず、がっかりされる子供でした。しかし、私には米を食べ分けることができる能力があります。この、通称コメ占いによると、この時のマズさは米そのものの質ではなく、きちんと研いでいない時に広がる不快感です。他に、保温状態が悪い時ならではの不快感や、水が悪い時の不快感もあります。満月の夜だけに発揮できる、わりと無駄なチカラです。
やっぱり、米飯くらいは自宅で炊かんといけんけんねー。
唯一捨てずに取っておいた、レンジで炊飯ができる容器を再び取り出しました。
隠したり引っ張り出したり気まぐれなシェフでごめんなサイババm(_ _)m
そうは言っても、おかずを作る気は微塵もなく、ご飯のお供を探しに出掛けます。
納豆、佃煮のり、ふりかけ、食べるラー油…。
バンコクには何でも揃っており、海外で食べる習慣のない生卵でさえも「生食用」が売っています。
日本の国内産の卵は通常、厚労省の定める「衛生管理要領」に基づき、殺菌剤で洗浄を行うなど、ウィルスの付着を防ぐ措置が講じられており、流通上の努力によってサルモネラ菌の発生を抑えていますが、海外ではこのような流通体制が整えられていないことが多く、卵を生で食べること自体あまり推奨されていません。
しかし、タイでは在タイ日本人が増えているため、しっかりと殺菌された生食用の卵が販売されており、普通に購入することができます。ただ、どの卵でも良いわけではなく、生食で食べられる卵は限定されています。
私が購入している生食用の卵は10個入って79バーツ(約276円)です。
ホカホカの日本米の上に卵を割って、お醤油チロリ。口に入れた瞬間に「しばらくこれだけで過ごせる!」と確信した、最強のメニューです。
<移住232日目>
4日連続の卵かけご飯に飽き、久しぶりの外食をしました。いずれもクオリティとコスパの高さに脱帽です。
昼は、ソースかつ丼。日本で食べるソースかつ丼と何ら変わらない美味しさで60バーツ(約210円)。

夜は、ねぎ蕎麦。鶏の出汁が濃くて美味しいラーメンでした。80バーツ(約280円)。

一人暮らしだと、苦労してマズくなるものを作るより、手軽で美味しい外食に落ち着きそうです。その方が安い時もあるし、いちいち腹を立てることもありません。とは言え、米だけは自分で炊いた方が美味しいので、これからのタイ移住生活も外食と生卵を武器に乗り越えたいと思います。
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皮を剥がれたアヒルのボディーは、木っ端微塵にされて、こうなるそうです。

「ちゃんと食べないと成仏できないよね。美味しかった」
人間様の都合です。

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ワッディー(﹡ˆ﹀ˆ﹡)花子です
愚痴っても大丈夫ですよ!人間愚痴を言わない人なんていないですもの。私なんてボンヤリ余り人と関わらない生活をしている割には愚痴?文句が多い人間ですから(笑)
どちらかというとカプ雄さんの愚痴に便乗してしまうタイプです。
お友達もカプ雄さんの持っていないモノを持っている
カプ雄さんもお友達が持っていないモノを持っている
それが本当はいい関係ですよね。でもつまらない事でふとした時に羨ましく、悔しく思ったりするんですよね。
大学時代を共に楽しく過ごした人なんてそんじょそこらにはいないですもの。お互いに良い距離を保っていけるといいですね(´ー`)
ひぁーーーΣ(・ω・ノ)ノ!アヒルさん(笑)
惨たらしいですね(´-ω-。` )なぜ故にこの丸々姿で出でくるのでしょうか?顔?頭?が生々しい…せめてターキーみたいに頭を落としてbodyだけで出てきたらマシなのかも^^;
しかしお店の粋な計らいでしょうか?ダックの丸焼きにダックのお皿を使うなんて(笑)しかもお肉を見つめてるし( ¯−¯ )
タイは本当に食事が安いのですね!
その代わり?デザートが少しお高いように私には感じます(* ̄m ̄)プッあーーー、でも日本もラーメンとパフェが同じ位の値段と思えば…そうでもないのかも??
自炊ですか?偉いですね〜(*⌒▽⌒*)しかも変わったメニュー
私は香菜が苦手なので…多分ダメです。ローズマリーとかセロリ、レモングラス、ハーブ、ミント位までならなんとか大丈夫ですけど(笑)ハイカラなのはダメです( ´。pωq。)
自炊も人数が居てこそ始めて食材も無駄なく労力も報われますよね。
保存すれば無駄にはならないですけれど、いちいち小分けにして保存容器にいれて…管理するのって結構面倒ですもの。
私は保存食を作るのが苦手です(笑)自分で作るのは口に合うし保存料とか使用してないから安心です。その反面…消費期限が短いしなんとなく自分で作っても保存食は保管状態で衛生状態が変わりますよね。←面倒くさがりの私(笑)
自炊することはいい事、頑張って自炊メニューの写真でもいつか掲載してくださいね☆待っています!