【タイ移住555日目~タイ移住561日目】タイのHOTPOT

サワディーカップ。
タイ在住のサワディーカプ雄です。
今週は無駄話を挟まずに、さっさと始めたいと思います(毎週、そうしろよってな)。
<タイ移住555日目>
あれはたしか夜10時過ぎ。
何の前触れももなく、いきなり男の怒鳴り声がアパート内に響き渡り、その直後に怒鳴り声は、野太さと恐ろしさを増して錯乱状態になりました。
アブネェ奴が来たんじゃねーの?
得体の知れないキケンな奴がアパートに侵入したのだと思い、慌てて鍵を掛けました(普段から、そうしろよってな)。
日本で暮らしていても、それは海外と変わりませんが、平穏な生活が続く保証なんて、どこにもありません。
ビジネスホテルで立てこもり事件が起きたり、ATMで18億円が引き出されたり、駅前の道路が陥没したり。あらやだ、全て福岡県。
錯乱している主がアブナイ奴なのかは分かりませんが、下にいる警備員ほど頼りにならない人もいません。
いつだってスマホのゲームに夢中だし、時々、強烈なアルコール臭を放って酩酊しているし。それ相当の覚悟を持った危険人物なら、瞬殺で仕留めることができる程度の警備です。
とは言え、私も「ここは任せろ」と率先して戦うタイプでもありません。ついでに言いますが、たとえ部屋の扉が破壊され、室内に侵入されたとしても、絶対に戦わない自信さえあります。腕力ゼロ。小学生の甥に腕相撲で負けるレベルだもの。しかも左利きの子と右で勝負して、あっさり敗退する弱さ。戦うだけ無駄でしょう。それに加えて丸腰です。包丁も置いていなければ、金属バッドも物干し竿もなく、常時ある物と言えば、新鮮なマンゴー2個。犯人にマンゴーを突き出しても、ただの「おもてなし」でございます。
よって、可能な対策と言えば鍵を閉めることくらい。鍵穴から覗いたところで結末は変わらないだろうし、逃げようと5階から飛び降りたら、複雑骨折をするか無縁仏になるのが関の山。やれるだけのことはやったので、宿題の続きに勤しみました。
ところが、雄叫びは終わるどころか凄みを伴い、こうも長々と続くことで、これは不審者の侵入ではなく、どこかの部屋で起きている喧嘩だと確定させることができました。
日本語だったら、どんなに過激な声色でも、言葉が理解できるため「ああ、喧嘩か」と推測できますが、早口のタイ語になると、その内容が理解できず、無駄に怯えてしまいます。途中から、皿の割れる音や何かを壁にぶつける音など、音に彩りが加わったことで、逆に安堵し、さらに30分を経過しても罵倒が終わらなかった時には「何を食ったら30分も大声を出し続けられるのだろう」と、興味や感心さえ芽生えました。虚弱な私は5分と大声で叫べません。
最初の奇声から1時間が経過し、ようやく少し静かになったので、コンビニへ行こうと1階まで降りると、案の定、警備員は酩酊状態でスマホのゲームをしていました。しかもイヤホンまでしちゃってさ!!
今回は、ただの喧嘩でしたが、何かあった時に、全く頼りにならないことを改めて感じた夜でした。
<タイ移住556日目>
学校の授業は、だいたい「昨日は何をしましたか?」の質疑応答から始まります。
これには私に限らず、ほとんどの人がいつも困っています。そうそう、発表するほどのことなんてしないじゃん?
「ご飯を作った」
誰かが答えると、何を作ったのか、誰と食べたのか、それは美味しかったのか?そうやって会話を広げられます。
「テレビを観た」
誰かが答えると、何を観たのか、何時から観たのか、それは楽しかったのか?と続きます。
「アパートで誰かが喧嘩をしていた」
私がタイ語で答えると、先生もタイ語で尋ねます。
「恋人同士?」
「違う。男と男だった」
先生がタイ語で続けます。
「タイ人は怒ると怖いですよ。特に恋人同士の喧嘩は危険です」
どうやら私のタイ語が正しく通じていなかったようなので、もう一度ゆっくり訂正しました。
「先生、違います。喧嘩をしていたのは、男と男です」
先生は、きっぱりと答えました。
「分かってます。だから、恋人同士です」
奥が深いですね、アメイジング☆タイランド。
<タイ移住557日目>
以前、タイで鍋ばかり食べていることを書いた時に、一枚も写真を載せなかったら「見たかった」と友人から言われたので、スマホを持って、鍋を食べに行きました。
鍋の店は色々ありますが、私が一番好きなのは、HOTPOTです。

なかでもアパートからソンテウで20分くらいの場所にあるシーコンスクエア店がお気に入り(空いているから)。

肉・野菜・魚など何種類もの具材がありますが、私は以前もお伝えしたように、白菜・えのき・豚肉しか入れません。最初だけ少量のベーコンを入れると、スープが美味しくなることを、最近たまたま発見しましたが、とりたてて誰かに伝えるほどの内容ではないので、誰にも言っていません。

具材に火が通るまではビュッフェ台の寿司。ちなみにタイ人はサーモンが好きで争奪戦です。他にも飲茶やサラダ、デザートなどがあり、シーコン店ではガイヤーンやコームーヤーンまで置いています。こちらは争奪戦にはなりませんし、私も取りません。

鍋に火が通った頃、同行した友人が「写真用に」と、ウインナーとブロッコリーを投入しました。

HOTPOTは通常379バーツ(約1,137円)ですが、この日はキャンペーン中で299バーツ(約897円)でした。お得だねー!
ちなみに、この日、HOTPOTに入る直前、シーコンスクエアの体重計で体重を測ってみると、63キロでした。で、鍋や寿司を好きなだけ食べてから、もう一度、測ってみると、65.5キロに上昇。摂取した食料の重量は2.5キロの模様です。赤ん坊が生まれた時の正常出生体重が2,500グラム~なので、計算上では赤子ひとりを丸飲みしたことになります。おいしゅう赤子でございました。
よって、腹は今にもハチ切れそうな膨れっぷり。針で突くとパンッ!!と大きな音を立てて割れそうなほど張っており、特にヘソより上の、胃(かな?)の部分が、いびつな形に膨張していたので、赤い服を着ていたことも相まって、それはまるで歩くTENGA.苦しさゆえにチャップリンのような歩き方で、老いたTENGAは帰路へと着きました。
★──────────────────────────────────
|
| “サワディーカプ雄のタイ移住日記” の一覧はこちら
|
★───────────────────────
EGGタイプじゃなくて、CUPタイプの方ねー。

アメリカ
中国
オーストラリア
タイ
カナダ
イギリス
ブラジル
ドイツ
フランス
韓国
シンガポール
マレーシア
ハワイ
台湾
インドネシア
ニュージーランド
フィリピン
ベトナム
イタリア
スペイン
アルゼンチン
メキシコ
スイス
インド
オランダ
ベルギー
グアム
パラグアイ
アラブ首長国連邦
スウェーデン
ペルー
ボリビア
カンボジア
オーストリア
ロシア
ミャンマー
アイルランド
トルコ
フィンランド
チェコ
チリ
デンマーク
ハンガリー
ポーランド
南アフリカ
サウジアラビア
コロンビア
ノルウェー
ネパール
パキスタン












コメントする