【カナダ移住体験談】カナダのお正月

お正月のカナダは嵐の後の静けさ
あけましておめでとうございます。
本日はカナダのお正月について、お伝えします。
カナダのお正月は、まさに「嵐の後の静けさ」で、日本とは異なり静かな雰囲気です。
カナダでは11月末から12月上旬にかけて『ブラックフライデー』という大セールが行われ、ショッピングモールが賑わいます。そのブラックフライデーのセールが終わると、クリスマスショッピングの季節に入ります。
12月に入ってからクリスマスまでは、クリスマスセールが行われるだけでなく、クリスマスプレゼントやツリーの準備、会社のクリスマスパーティーなど、とにかく買い物をする人が増えます。そのため、いつもは問題なく駐車できるショッピングモールの駐車場も混雑し、なかなか車を停められないことも多々あります。
買い物をした後も、駐車場を歩く人が多いので、なかなか駐車場から出られません。
賑わいを見せたクリスマスが終わった12月26日。今度は『ボクシングデー』と呼ばれる1年の中でも最も大きなセールが開催されます。この日はブラックフライデー以上に街は混雑し、ショッピングモールも人でごった返します。
ボクシングデーは26日のみですが、それから1週間ほどは『ボクシングウィーク』と呼ばれるセールが続きます。
ほとんどの人がクリスマスやボクシングデーでお金を使い果たしてしまい、年が明けると、あれだけ賑わっていたショッピングモールがガラガラになり、買い物客も極端に少なくなります。逆に言えば、年が明けるとセールはほとんど終わっていますが、混雑に巻き込まれることなく、ゆったりと自分のペースで快適に買い物を楽しむことができます。
カウントダウン
カナダの年末年始は日本ほど特別感はありません。
カウントダウンをせず、いつも通りの時間に就寝する人もいれば、家族や友達と一緒に夜を過ごしカウントダウンを行う人もいます。
大きな都市では、年明けと同時に花火が打ち上げられることもあります。また、市内で花火のイベントがなくても、家によっては、小さな家庭用の打ち上げ花火を準備して、年明けと同時に花火を楽しむ人もいます。
カウントダウンのテレビ中継は、カナダの場合、東部が3時間ほど先に新年を迎えるため、BC州の生のカウントダウンではなく、ナイアガラやトロント、ニューヨークなどのカウントダウンの再放送を見ながら新年を迎えます。
静かな年明けで落ち着いた時間を過ごすことができますが、私は日本の年明けに聞く除夜の鐘が恋しくなることもあります。
年明けは「至って普通」
年が明けた新年ですが、カナダでは、あまり新年の感覚がありません。
日本では年末には「良いお年を」と言葉を掛け合い、年が明けてからも「あけましておめでとうございます」と挨拶をしますが、カナダでは年末も年明けもどちらも「Happy New Year」で済ませるため、年が明ける前と明けた後が同じため、特別「新年気分」が盛り上がりません。
また、日本では大晦日には年越しそば、新年にはおせち、と年末年始の気分を高める食文化がありますが、カナダでは、年末や新年に特別な食べ物がなく、元旦からフレンチフライやホットドックを食べることもよくあります。
年明けはぐったり…
カナダではクリスマスが1年の中でも最も大きな行事です。
約1ヶ月間の時間を費やし、クリスマスの準備をして、家族や友達と交流を持ちます。
クリスマスに向けて気持ちが盛り上がったため、エネルギーを使い果たしてしまった人も多く、元旦は「新しい気持ちで新年を迎える」と言うよりも「疲れ果てて新年を迎える」ことも稀ではありません。
日本では、クリスマスが過ぎると、クリスマスツリーやクリスマスの飾りは全て片付けられてしまいますが、カナダではクリスマスが終わっても、すぐにクリスマスツリーを片付ける人は少なく、新年の休みを利用して、ゆっくりクリスマスの片付けをする人が大半です。
そのため、街中や住宅街では、新年を迎えてからも、まだまだクリスマス風の明かりを楽しむことができます。


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