【カナダ移住体験談】カナダドルの両替

カナダドルの基礎知識

旅行や留学でカナダに行く準備をする人にとって、悩ましい問題の一つが現地の通貨。

両替方法は幾つもありますが、両替する場所やタイミングによってレートが異なります。2019年(現在)は、日本円からカナダドルに両替すると、レートの関係で少し減ったような感じがします。逆に、カナダドルを日本円にするとレートの関係で少し増えたような感じがします。

どちらにしても、両替をする度に手数料なども取られてしまうので、両替を行う回数は最小限に抑えると良いでしょう。

カナダドルは、5ドル、10ドル、20ドル、50ドル、100ドルのお札があり、コインは1セント、5セント、10セント、25セント、1ドル、2ドルがあります。また、カナダのコインには名前が付けられています。

1セント=ペニ
5セント=ニッケル
10セント=ダイム
25セント=クォーター
1ドル=ルニ
2ドル=トゥニ

カナダ人は、コインを名前で呼ぶため、覚えておくと話を理解しやすいです。

出発前の両替

カナダドルへの両替は、出発前に行うことができます。

旅行期間や現地へ到着してからしばらくの間は両替の心配をすることがないため、特に初めてカナダに行く人や英語が苦手な人にはオススメの方法です。

また、空港や街中などに複数の銀行や両替所がある場合は、それぞれのレートを比較し、お得な場所で両替するようにしましょう。近年はネットでも両替を行うことができるサービスも人気があります。

成田空港での両替

日本の空港の多くでカナダドルへの両替ができます。例えば、成田空港。出国フロアに複数の銀行があるので、そちらで両替を行いますが、時期や時間帯によっては混雑しているので、出発の時間には余裕を持って空港に到着しましょう。

また、大量に両替した場合には、空港内や機内などで、現金の管理には充分注意しましょう。

バンクーバー空港での両替

バンクーバー空港で両替を行うことも可能です。

カナダでは日本よりもカナダドルが流通しているため、カナダドルへの両替はカナダに来てから行った方がレートは良いです。ただし、バンクーバーで乗り継ぎをする場合は、時間に余裕があるように思えても、入国審査やセキュリティチェックに時間が掛かり、次の便までの時間がなくなることも多いので注意が必要です。

カナダの両替所での両替

カナダの空港で両替することができなくても、カナダに到着してから街中の両替所を探して、カナダドルに両替する方法もあります。

また、カナダでは交通機関をはじめ、ほとんどの場所でクレジットカードを使うことができるため、両替できるまでの間は、クレジットカードを使う方法もあります。

PLUSマークのあるATMから引き出す

銀行のキャッシュカードに「PLUS」のマークがついている場合は、現地のATMから日本のキャッシュカードを使って現金を引き出すこともできます。

ただし、銀行によっては海外での引き出しを行っていない場合があるので、「PLUS」がついているカードの場合でも、出発前に確認しておくようにしましょう。

日本からお金を持ってくる方法

カナダでは、ほとんどの場所でクレジットカードを使うことができます。

そのため、カナダドルへの両替は最小限に抑えて、クレジットカードを使って生活することも可能です。

お金を持って来る方法としては、現金の他にトラベラーズチェックを用意する方法もありますが、近年は取り扱いが減っており、使えないお店の方が多いです。

不便を感じることもありますが、トラベラーズチェックは銀行で現金に替えることができ(一部の銀行では取り扱い不可)、さらにトラベラーズチェックにサインをしていれば、サインをした本人しか使うことができないため、盗難防止にも有効です。

その他、気を付けたい点としては、カナダへ入国する際に10,000ドル以上の現金を持ち込む場合は、税関に申告する必要があります。

これはカナダドルのみで10,000ドル(約83万円=2019年7月9日現在)ではなく、日本円や米ドルも合算した所持金です。持ち込めないのではなく、税関へ申告する必要があるだけで、何のための大金なのか?等を聞かれることがあります。

もし、税関へ申告せずに見つかった場合は、没収されることもあります(犯罪に使われる疑いが持たれた場合など)。短期間の旅行では必要ないかもしれませんが、留学などで初期費用として、まとまったお金が必要な場合は、必ず税関へ申告し、留学費用の明細などを見せられるように準備しておきましょう。

 

カナダドル

 

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