【カナダ移住体験談】カナダでの子育て

目次
カナダの子育て事情
カナダには、日本から子連れで訪れる家族や、カナダで結婚・出産をして育児を行っている日本人もいます。
私自身もカナダで子育てをしている1人ですが、カナダは育児をしやすい環境が整っているように思います。
具体的に、どのような場面で育児のしやすさを感じてるのか?を詳しく紹介していきましょう。
コミュニティが充実している
カナダでは、子育てをするお母さん向けのコミュニティが充実しています。
多くの町では、図書館でストーリータイムがあり、小さな子供を持つお母さんたちが子供を連れて遊びに行くことができます。ストーリータイムでは、ストーリーだけでなく、ちょっとした手遊びなども教えてくれ、子供たちが社会性を身につけるためにも有効な手段に思います。
また、子供を連れているお母さんたちは、ストーリータイムを通して、同じくらいの年齢の子供を持つお母さんたちと交流することができ、自然と仲良くなります。カナダで知人を作る絶好の機会に感じました。
図書館以外でも、親子で参加できるグループが沢山あり、なかにはお母さん向けのグループもあります。
お母さん向けのグループでは、子供たちがプレイルームで遊んでいる間に、別室でコーヒーなどを飲みながら子育ての悩みをシェアしたり、子育てにおける情報やヒントをもらったりすることができます。
お母さんたちが子育ての不安を誰かに話し、みんなでサポートし合えるコミュニティシステムが充実していて、精神的な負担は大きく軽減されました。
子供の医療費は無料
カナダでは、子供の医療保険は無料です。
健康保険システムは州によって異なりますが、BC州では「MSP」と呼ばれる保健システムがあり、子供は無料で加入することができます。
歯科検診も、歯科での検診は有料ですが、役所が提供するシステムでは、ナースが無料で虫歯のチェックや歯磨き指導をしてくれることもあります。
医療費にお金が掛からないこともまた、カナダで安心して子育てができる理由の一つでしょう。
シングルマザーでも安心
カナダにはシングルマザーが沢山います。
シングルで子育てをすることは大変でしょうが、カナダではシングルマザーをサポートするシステムが充実しています。
サポートシステムは州によって異なりますが、BC州ではレンタルアシスタントプログラムがあり、高収入の方を除き、家賃をサポートしてもらえる「レンタルアシスタントシステム」が利用でき、毎月、補助金を受け取ることが可能です。
学費保険のサポート
カナダでは、国が学費保険もサポートしてくれます。
誕生した年によって条件は異なります、該当する場合は条件に合わせて、学費保険を行うことで、国が一定の金額を振り込んでくれます。
学費保険を使わなかった場合は、国から受けたサポートを国に返還しますが、自分で貯蓄した分は、財産として残すことができます。
子育て支援システム
カナダの子育て支援システムは、とても充実しています。
受け取る金額は家庭の収入等によって異なり、所得が低い家庭の方が多くの補助金を受けられます。
そのため、カナダでは低所得の家庭へのサポートが強く、お金持ちは損をする国だとも言われています。
ストローラーを押したままバスに乗ることができる
日本では、電車やバスに乗る際に、ストローラーを畳まなくてはいけませんが、カナダでは子供がストローラーで寝ていても、そのままバスに乗ることができます。
バスに乗る時には、スロープを出してくれるので、乗り降りもスムーズで、バスの中にはストローラーのためのスペースも用意されています。
社会全体が子供や育児中のお母さんに対して寛容的なので、日本で「満員電車にベビーカーはあり?なし?」みたいな記事を目にする度に、少し悲しい気持ちになります。
カナダでは、たとえ人混みの中でも、ストローラーを押したお母さんがやってくると、周りが道を開けてくれ、外に出ることに対してのストレスもありません。


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