【カナダ移住体験談】カナダ人からみた日本人の評価

カナダ在住の日本人と日本人に対する評価
カナダには、観光客や留学生だけでなく、ワーキングホリデーや就労ビザで働いている人、永住権を取得してカナダで生活している人など多くの日本人がいます。
カナダ人は基本的に大らかで平和主義、そして、のんびりとした人が多い印象を受けます。そんなカナダ人には、日本人がどのように見えるのでしょうか。
今回は、これまでカナダ人から聞いた日本人に対する評価を紹介していきます。
日本人はよく働く
「よく働く」は、日本とカナダの大きな文化の違いの1つでもあります。
日本では仕事を第一にすることが多いですが、カナダでは家族を優先します。そのため、日本のような残業を美学とする文化はなく、定時きっかりに仕事を切り上げて、帰宅をする人がほとんどです。
日本の勤務時間に慣れている日本人がカナダで働くと、カナダでの仕事がとても楽に感じます。そして、日本人としては当たり前のように働いているだけなのですが、カナダでは日本人が「普通に」働いただけで「あなたはよく働くわね」と言われます。
責任を持って働くことが日本では当たり前なので、多くの職場で日本人は信頼を得やすい状況です。また、ちょっと頑張っただけでも、かなり高く評価を得ることができます。
日本人は清潔
日本では、昔から家に入る時には靴を脱ぐと言う習慣があります。そのため、小さな子供でも、日本では当たり前のように靴を脱いで家に入ります。
カナダでも最近は靴を脱いで室内に入る人が増えていますが、それでもやはり靴のまま家の中に入る人が多く、そのような違いからも「日本人には清潔な人が多い」と思われています。
シャワーやお風呂も同様で、カナダ人の中には「シャワーは時々だけ」の人がいますが、日本人の多くは毎日シャワーやお風呂に入ります。
また、日本人は寝る前にお風呂に入ることで、布団やベッドを汚さないように気を付けますが、カナダ人は夜ではなく朝にシャワーを浴びる人が多いので、たとえパジャマに着替えたとしても、見えない汚れをベッドに持ち込んでしまっています。
日本人はおとなしい
日本には「周りが気づいてくれる」または「周りが分かってくれる」「察してくれる」文化があります。
カナダでも、アメリカに比べると「空気を読む」文化が少しはあるのですが、それでもやはり日本ほどではありません。そのため、「言ったもん勝ち」の側面があり、商品の苦情などは「言わなければ泣き寝入り」「言えばお金が戻ってくる」システムがあります。
思っていることも、はっきりと言葉で伝えることで相手が尊重してくれます。
このような文化に慣れた状態で日本に帰国すると「でしゃばり」や「図々しい」ように見えてしまうこともありますが、カナダで生き抜いていくためには、思ったことや気づいたことは「言葉ではっきりと伝える」ことが大切です。
日本人は若く見える
カナダ人に比べると、日本人はとても若く見えます。
大げさではなく、ざっと10歳くらいは若く見られることが多く、実年齢を言うとカナダ人が目を大きく見開いて驚くことも少なくありません。
日本人は若く見られることが多いので、お酒やタバコを買う時には、必ず写真付きの身分証明書を持っていきましょう。
同様にパブやバーなどでお酒を飲む時にも、身分証明書を求められることが多いので、忘れずに携帯したいものです。
日本人は小柄
カナダ人に比べると、日本人は比較的小柄です。
もちろん体型には個人差がありますが、それでも日本では比較的「大きな人」でも、カナダでは標準程度として見られます。カナダでの「大きな人」は、本当に大きいです。
カナダと日本では食文化が大きく異なるため、カナダ人はどんな体型の人でも骨格の違いを感じます。


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