【カナダ移住体験談:カナダで安全に生活するには?】
カナダに移住して、かれこれ10年が過ぎようとしていますが、これまでの10年間のカナダ生活を振り返っても、カナダはとても治安が良く、暮らしやすい国だと感じています。
しかし、そんな治安の良いカナダでも、ちょっとしたことを知らなかったがためにトラブルに巻き込まれてしまうこともあります。安全にカナダ生活を楽しむためには、次のことに注意しましょう。
●危険区域がどこなのか確認しておく
カナダ留学やワーキングホリデーなどに出発する前に、現地の「危険区域」がどのあたりなのか、前もって確認するようにしましょう。どの街にも、ドラッグをしている人が集まりやすい、治安の悪い地域があります。こういった地域がどのあたりなのか前もって把握しておくことで、不要なトラブルから身を守ることができます。
また、把握している危険区域でなくても、足を踏み入れたものの、道端でドラッグをしている人を見かけたり、ちょっと雰囲気が悪い、と感じるところもあるかもしれません。万が一足を踏み入れてしまったら、下手にUターンして戻るよりも、ただひたすら前だけを見て、早足でそのエリアを通過してしまうのが無難でしょう。話しかけられても、あまり話しはせず、ぱぱっと済ませて通り過ぎるのが無難です。
●知らない人をすぐに信用しない
カナダで街を歩いていると、日本や日本語に興味があると言って近づいてくる人もいるかもしれません。カナダでは、知らない人だろうと、フレンドリーに会話をする人が多いので、その場で会話をするだけなら良いのですが、別の場所に移動したり、二人きりの場所などには絶対に行かないようにしましょう。
●万が一襲われたら?
カナダに限らず、誰かに襲われたら、まずは死ぬ気で抵抗して、人のいるところに逃げることです。昔、カナダに来たばかりの頃に、ルームシェアをしていたカナダ人が教えてくれたのは、”Don’t go to the second place” ということでした。襲われた場所ではなく、次の場所に連れていかれてしまったら、犯人の思うつぼになってしまいます。Second Placeに行かないために、大きな声を出したり、抵抗したりなどして逃げることが大事なのだそうです。