あちこちで山火事

カナダは、冬は寒いですが夏も暑いです。それでも、湿度が少なく、かなりドライな夏なので、日本の夏に比べると汗が少なく、過ごしやすいともいえるかもしれません。ただし、ドライな夏、カナダの夏は乾燥が実は怖いのです。
夏になると、B.C州では特にあちこちで山火事が発生します。山火事の多くの原因は煙草の投げ捨てやキャンプによるもので、人間が原因となっていることがあります。しかし、カナダの夏、とくに西海岸はとても乾燥しているので、雷や太陽の熱で温度が上がって自然に山火事へと発展することもあります。そんなことから、カナダの夏は、なかなか気が抜けません。
今年の夏も、あちこちで山火事が発生し、多くのところで煙がまうことから、お年寄りや子供は外に出るのを控えるように言われることもあります。
山火事が大きくなると、警報がでて、近くの住人は避難をする必要があります。最悪の場合、そのエリアの住宅が焼けてしまうこともあります。そんなことから、カナダで家を買うなら、火災保険は欠かせません。火災保険に加入する時には、普通の火事だけでなく、山火事による損失もカバーされることを前もって確認しておきましょう。
また、万が一自分が住んでいるエリアが山火事になった時に備えて、避難警告が出た時にすぐに必要なものをもって逃げることができるための準備が必要です。前もって持ち物のリストを作り、どこにしまってあるのか把握しておくことも必要です。食料や水は、エリアを離れればお店で買うこともできますが、それでもやはり、3日分の家族の水と食べ物は用意しておきましょう。ちいさな子供がいる場合はおむつなども忘れずに。
避難警告が出ると、まずはラジオやテレビなどで、そのエリアの住人に注意報が出されます。そして、消防隊がドアをノックしてきたら、その時はもう15分以内に荷物をまとめて家を出なくてはいけません。15分で必要なものをすべてまとめられるためにも、やはり緊急時のリストを作っておくことが大事なのです。パスポートなどの書類、現金、銀行などの書類なども忘れずにもって行きましょう。必要なものをまとめて、ひたすら車に積んでしまえばあとは出発するばかり。
多くの場合2日から3日で山火事は落ち着きますが、万が一避難しなくてはいけなくなった時に、泊めてもらえるところも確認しておくと、さらに安心ですね。

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