スーツケースひとつから始まるカナダ移住

カナダに来てからかれこれ10年。今はこうしてカナダに住んで子育てもしていますが、思い返してみれば、このカナダ移住もスーツケースひとつから始まりました。スーツケースに入っていたものは、お気に入りで自分が当時よく来ていた服、スキンケア類1年分、パソコン、充電器、カメラ、カップラーメンなど、ちょっとした旅行に行くようなもちものでやってきました。この頃には、スキンケアやシャンプーには日本のものにこだわっていました。歯磨き粉も、こちらで買うこともできますが、カナダに来たばかりの時には、カナダの歯磨き粉の味になれず、どうしても日本のものにこだわっていました。
それが10年もたった今は、日本からのものはほとんど使わずに、スキンケアも食べ物も、すべてこちらで調達するようになりました。歯磨き粉の味にもさすがに慣れました笑。
考えてみれば、カナダと言っても、日本と同じく多くの人が住んでいます。私たちが住んでいる街は田舎町なので不便なところもありますが、それでも生活に必要なものは近くのお店で揃うようになっているのです。
スキンケアは、こちらの人はいわゆる化粧水を使う人がすくないのか、化粧水は見かけず、乳液がスキンローションとして販売されています。そんなことから、日本から化粧水を注文していたころもあるのですが、最近はグリセリンを使って自分で化粧水を作っています。そのほうが経済的というのもありますが、特別な成分が入っていなくても、グリセリンと水だけでもお肌を潤すことができるのです。
カナダに来る前にアパートを引き払い、いらないものは片づけて、大事なものは実家にしまってきたので、家具なんかは全てこちらで揃えました。日本から送ることもできますが、送料を考えたらよほどの代物でない限りはこちらで買うほうが断然便利で安いです。
今でも日本のものにこだわって使っているものと言えば、炊飯器です。炊飯器はこちらでは良いものが見つからず、結局前回日本に帰った時に買ってきました。日本で買った炊飯器は当然のことながらスイッチのボタンが全て日本語で表示されているので、日本語の読めない旦那に、「ちょっとスイッチ切ってくれる?」と頼んでも、どこが切るボタンで、とこが保温ボタンだかさっぱりわからないという難点もありますが、それでも日本の炊飯器はおいしいご飯を炊いてくれます。
スーツケースひとつにまとまる荷物から始まったカナダ生活ですが、10年もたつと家いっぱいの荷物に膨れ上がっています。時々大掃除をしていらないものを処分しなくてはいけませんね。

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