バンクーバーと強風

先週、バンクーバーが強風に見舞われて、スタンレーパークなどで木が倒れるという事態が起きています。

バンクーバーは、基本的には大きなハリケーンなどは来ない地域なのですが、時たまハリケーンに近い強風がやってきて、街をあらしていくことがあります。数年前にもそんな強風がやってきて、その時にはちょっと木が倒れるだけでなく、かなりの数の木が倒れ、けが人もでるほどでした。

バンクーバーのスタンレーパークは、海に近いこともあり、海からやってくる強風の影響を直接受けやすいのかもしれません。

そんなバンクーバーですが、カナダの中でも気候は比較的温暖で、東京あたりとあまり変わらないので、留学だけでなく、日本からカナダに移住する人も、多くの人がバンクーバーにやってきます。

バンクーバーは、カナダの中では湿度がある方だと言われていますが、それでも日本に比べると湿度が低いので、ドライな夏が過ごしやすいのです。雪も降りますが、カナダの他の地域に比べると少なく、大雪に驚くということもありません。ただ、数年に一回は、マイナス10度まで気温が下がることがあるので、冬を越す場合には、防寒着をしっかりと用意しておくのが無難です。

ちなみに、カナダは東海岸の方に行くと、冬はマイナスう40度くらいまで下がるそうです。特に寒さが厳しいケベック州では、寒い気温にさらされなくても移動することができるようにと、地下鉄が発達しています。地下鉄なら、電車を待っている間も凍えずにすみますね。

季節の変わり目はいろいろと自然災害が起こりやすい季節ですが、ワシントンの山火事もかなり落ち着いてきたようで、一安心となりそうです。

スタンレーパーク