ワシントン山火事の影響

アメリカやカナダ西部では、夏になると干ばつがひどいことから、あちこちで山火事が発生します。山火事の原因の多くは煙草の投げ捨てやキャンプ場の火の始末が悪かったことから発生しているようですが、時には雷などが原因で山火事が発生することが多いようです。大抵の山火事は2日から3日で消化することができるのですが、2015年8月に始まったワシントンの山火事は状況が非常に悪く、現在も燃え続けています。
その状況は非常に悪く、8月21日にはオバマ大統領が、「非常事態宣言」を発令しています。近隣の国に助けを呼びかけると共に、カナダやニュージーランド、オーストラリアなどからも消防隊が応援に行っています。現在は29000人の消防士が消火活動を行っているとのことですが、残念なことに、これまでに3人の消防士が犠牲になったというニュースも入ってきています。
消火活動が続く中、消防隊員だけでなく、アメリカ軍も消火活動に加わるとのことです。アメリカ軍が山火事の消火活動に加わるのは2006年以来で、今回のワシントン山火事の大きさが計り知れます。
山火事は、山が燃えてしまうだけでなく、近隣の家が燃えてしまうこともあります。すでに住宅街にも火がうつり、犠牲になった家もあるとの報告が出ています。ワシントン市内の住人や観光客は現在避難中で、状況が落ち着くのを祈るばかりです。
この山火事の影響は、アメリカのワシントンだけでなく、北部のカナダにも影響が出ています。風の動きが北に向かっていることから、厚い煙がカナダに移り、バンクーバーやオカナガン周辺に日曜日から煙が入ってきています。その煙は、カナダ住人を驚かすほどで、煙が入ってきた日の朝には、煙の臭いや景色で、近所で山火事が起きたのかと消防署に電話をしてしまった人もいるようです。
また、空気の状態はカナダ西部でも非常に悪く、煙がなくなるまではできるだけ室内で過ごすことや、喘息もちの人や気管支が弱い人は特に注意するように言われています。
既に大参事のワシントン山火事ですが、少しでも早く落ち着いてくれることを願います。
 
    
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