地域で育てる子供たち

先日、日本のニュースで、マンションで別室の子供のいる家庭から子供の声がうるさいという苦情が来たことについての記事を読みました。
カナダでは、日本に比べると子連れでの外出がスムーズに行きます。バスも日本よりも中が広々としているので、ストローラーに子供を乗せたままバスに乗ることができます。ショッピングモールに行けば、Parenting roomという、授乳室を兼ねた子供向けの部屋があります。ここには、ゆったり腰かけて授乳できる椅子と、ハイチェア、幼児用のテーブルと椅子、キッズサイズの椅子、そしておもちゃがあります。このParenting roomがあるからこそ、私も子供たちが小さかった頃はここで授乳をして、買い物を実現することができました。二人目の授乳の時も、おもちゃがあるので、上の子が退屈することなく、のんびりと授乳をすることができたのです。授乳の必要がなくなってからも、フードコートで食べ物を買って、Parenting roomにもっていって、キッズ用の椅子とテーブルで子供たちを食べさせて、そこでトイレも行くことができたので、子連れでの買い物が本当にスムーズに行きます。
外出先で子供が泣いても、この辺りでは嫌な顔をする人はおらず、あらまあまあといった感じで微笑んでくれたり、時には泣いてる子供に対して、”Life is so hard ehh” 「人生は辛いことばかりね」と、冗談まじりに優しい言葉をかけてくれる人がいます。ただし、これは日本とカナダの違いではなく、都会と田舎の違いかもしれないですね。私の住んでいる街はとにかく小さな街で、のんびりと暮らしている人が多くいます。
子供の泣き声は、時にはうるさく感じることもあるかもしれませんが、そんな私たちも小さかった頃には泣いたり叫んだりして、周りに受け入れてもらいながら今まで育ってきているんですよね。そう思うと、自分の子供だけでなく、外出先で泣いている子供がいても、母親を責めるのではなく、周囲がそんな状況も受け入れて暖かく見守ってあげることが大切なんじゃないかと思います。


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