【カナダ移住体験談:カナダでルームシェア】

カナダに来たばかりの頃、当時は独身だったこともあり、幾つかルームシェアをしていました。カナダでルームシェアと言ってもいろいろあり、日本人同士が集まったルームシェアもあれば、カナダ人とのルームシェア、2ひとでひとつの場所をシェアする場合と複数の人とシェアする場合と様々です。
カナダに来て最初にルームシェアをしたのは、1人暮らしのカナダ人が家にある部屋ひとつひとつをシェアようにリノベーションした場所でした。ルームシェアと言っても、ひとりひとりに小さいけれど一人部屋があり、部屋にはベッド、机、テレビ、電話、簡単なキッチン道具がありました。部屋は小さくて、ベッドとキッチンカウンターの間は一人歩ける程度だったのですが、ここでのルームシェアはとても楽しいものでした。他のルームメイトとシェアをしたのは、冷蔵庫、バスルーム、ランドリー、そして玄関でした。
ルームメイトとは最初は顔を合わせる程度だったのですが、何度も顔を合わせるうちに少しずつ話をするようになり、最後には一緒に出掛けたり、ルームメイトが返ってきたところで夕焼けが綺麗だから一緒に見に行こうといってカメラをもって出かけたり、夜遅くまで語り合ったり、とても楽しい場所でした。
部屋はとても小さかったのですが、かわいらしいデザインだったので、部屋にも満足でした。
しかし、仕事の場所が変わったこともあり、途中で引っ越しをしました。
次に引っ越したのはまた、カナダ人がベースメントを使ってルームシェアをしていたところで、ここも同じく一人部屋で、リビングと冷蔵庫、キッチン、バスルームをシェアしていました。ただ、ここはベースメントだったので、寒かった思い出があります。
当時の友達の中には、コンドを日本人の学生たちとシェアしている人もいました。シェアルームの中には、一人部屋のところもあれば、中の一人はリビングにカーテンを仕切って空間を作り、シェアをするといった場所もあるようでした。
それでも、どんなところでも、ルームメイトと友達になり、一緒に過ごした時間は一生の宝物です。