【カナダ移住体験談:バックパックフェスティバル】

8月も後半になってくると、いよいよバックパックフェスティバルが始まります。

バックパックフェスティバルとは、9月の新学期が始まる前に、小学生以上を対象としたイベントで、イベントに参加することで、学校に使うことができるバックパックと、グーディーズ(お菓子や絵本、ノート、ペンなど)がもらえるというものです。

カナダの中でも街によると思うのですが、私たちの住んでいる田舎町では、予約する必要はなく、当日イベントが開催されている公園に行って、並びます。人気のカラーなどは先になくなってしまうので、出来ることなら早めに現地に到着して並びたいところなのですが、子供を連れて出かけるとなるとなかなかそうもいかないのが現実です。

公園に着くと、まずは行列を見つけて並びます。並んでいると整理券をもらえるので、それを受け取って、順番が回ってくるのを待ちます。整理券は、並んでいる人の人数を数えるためのもので、バックパックの数が足りなくなると、それより後ろの人は整理券がもらえない、ということになります。

無料でもらえるバックパックといっても、なかなかしっかりしたものが多く、1年通して使うことができます。長男はかなりのやんちゃなので、1年使ったら穴が開きましたが。娘のバックパックは1年以上使えています。

このイベントは、子供のいる家庭をサポートするためのイベントで、バックパック以外に、セカンドハンドの子供服や大人の服なんかも無料でもらえます。持ち物は、バッグだけ。バッグをもって行き、自分の子供のサイズにあった服を選んで持ち帰ることができます。

子供たちは、バックパックをもらったら公園で遊びます。公園では、お菓子やちょっとしたおもちゃを配っていたりもするので、これがまた楽しい時間となります。

カナダでは、子供のいる家庭をサポートするグループやシステムが充実しているので、そういった意味では子育てのしやすい国かもしれません。

バックパック